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湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

松田聖子 「制服」

2012年03月23日 22時44分59秒 | 音楽【80~85年】
今、「報道ステーション」を見ています。

で、天気予報のBGMに聞き覚えのある歌が……。

♪卒業証書抱いた傘の波にまぎれながら
 自然にあなたの横 並ぶように歩いてたの♪


『おお! 松田聖子の「制服」じゃん!!』


「制服」は82年に発売された「赤いスイトピー」のB面。



B面とはいえファンには有名すぎる名曲。
そういえば一昨日放送されたとんねるず司会の歌番組でもこの歌を歌う聖子様の映像が流れていたな
そういえば今週のラジオでも流れていたな
いつの間にかファンだけでなく一般人にも知られる曲になっていたんだね


A面同様作詞は松本隆センセ、作曲がユーミン。


歌詞は卒業がテーマ。
聖子様にしては珍しい舞台。

片思いのクラスメイトに告白するかどうか悩む内容です。
で結局は♪でもこのままでいいの♪と告白せずに終わります。
この頃の聖子様の歌詞は本人の素性とは違って“清純”系が多いから、アメリカ映画のハッピーエンドと同じぐらい結末が分かっちゃいますね


メロディはも~~~アップダウンの激しいいかにもユーミン作品(笑)
派手でもなく地味でもなく……さらりと流れてしまうメロディ……ここがA面ではなくB面になった理由かな

なのでこの曲が世に出た頃、自分はさらりと流していました。
ところが周りが「制服って名曲だよね!」と言い出して……それでも自分には『そうか?』と思っていました
それは今も変わらずいい曲ではあるけど名曲まで行かない存在ですね







河合奈保子 「ストロー・タッチの恋」

2012年03月12日 22時36分03秒 | 音楽【80~85年】
今日の「HEY×3」は2時間スペシャル。

いつものテーマ別ランキングは「春に聴きたい曲(~80年代編)」「春に聴きたい曲(90年代~編)&「元気になる曲」。


自分が気になったのはやはり「~80年代編」
自分の1位予想は松田聖子の「赤いスイトピー」

『鉄板でしょう!!』

4~10位にはキャンディーズの「春一番」や斉藤由貴の「卒業」、この前ハナウタで書いた柏原芳恵の「春なのに」などが登場。

で、2位まで来たところで「赤いスイトピー」がランクイン

『え? じゃあ何が1位???』

1位は……海援隊の「贈る言葉」でした


『ふ~~~~ん………それはさておき、聖子&芳恵がランクイン……奈保子は???』


よくよく考えてみたら河合奈保子に春ってイメージあまりないよね

シングルでも「ストロー・タッチの恋」と「微風のメロディ」ぐらいだし。
しかもどっちもマイナーな存在だし


でもいいか、マイナーだけど今日のハナウタは「ストロー・タッチの恋」にします



と思ったけどよくよく考えたら「ストロー・タッチの恋」は発売が3月1日なだけで、歌詞の内容は海が舞台


………MAICCA byEAST END×YURI


「ストロー・タッチの恋」は83年に発売された曲。

前々作「けんかをやめて」、前作「Invitation」と竹内まりやの作品が2作続いていましたが、今作では来生姉弟が登場。

思うに同年1月に発売されたアルバム「あるばむ」(←ややこしや~ややこしや~)が初のチャート首位を獲得。
このアルバムでA面をまりや、B面を来生姉弟が担当。
単なるこの流れでしょうね


重い&暗いイメージが強い来生姉弟作品ですが、今作は明るく爽やかな曲。
といっても跳ねるようなポップなモノではなく、心が和むスローテンポな曲です

出だしはシンプルなピアノ伴奏。
これが徐々にストリングスが加わり盛り上がってくるアレンジは聴いていて気持ちがいいね


♪帽子を飛ばして 渚へ駈けてく
 後姿を そんなに見つめないんであなた
 熱い視線 感じてると
 砂に足がからみそう♪

初夏ですね~~どっからどう見ても“春”じゃないですね~~

で、サビは……

♪むぎわらの 恋の手ざわり
 やわらかい 季節のDay dream
 気の早いキスなんて
 困るエスカレート♪

麦わら……“春”じゃないことが確定です


彼氏とじゃれ合う内容が2番でも展開。


♪ビールを片手に あなたがかくした
 渚ゲームは いたずらなあなたうす笑い
 白い足を見つめないで
 爪の先もはずかしい♪

あの~~「渚ゲーム」って何?
あの~~何を隠されたの??

♪むぎわらの素朴なタッチ
 そんな恋 はにかみDay dream
 青空が回るほど私を抱き上げて♪

「青空が回るほど抱き上げる」ってドラマでしかみないグルグル回るあれですか?
実際にグルグル回っているカップルをみてみたいですね(笑)

さらにラストでもう一度♪私を抱きしめて♪とせがみます。
このラストのメロディーで盛り上がりもピークに!
奈保子様の伸びのある高音が炸裂します!!!

この曲の聴き所はこのラストと言っていいでしょう



にしても「ストロー・タッチの恋」というタイトル……意味不明……でした……中坊の自分には

“ストロー=ジュースを飲む管”でしたからね

“ストロー=麦わら”と知ったのはだいぶ後になってからでした



曲としては地味ながら結構良くできた作品でしたがオリコンでの結果は最高位9位で売り上げは14.2万枚。
前作の「Invitation」の8位・18.0万枚より激減。
せっかく前年「夏のヒロイン」7位・21.5万枚、「けんかをやめて」5位・21.5万枚といい流れを作っていただけに残念な結果に
「ザ・ベストテン」でも最高位が9位で2週のみのチャートインで終了。


『82年組が台頭してきたし……さよなら奈保子様


と思っていたら、次作で息を吹き返す奈保子様。

ほら! 1番のラストに次作の予告が!!

♪困るエスカレート♪

ピュアな奈保子様が挑発的に生まれ変わります!!!


よかった~~~

柏原芳恵 「春なのに」

2012年02月29日 21時15分02秒 | 音楽【80~85年】
今日の「1番ソングSHOW」は卒業ソング特集。

菊池桃子&尾崎豊の「卒業」や森山直太朗の「さくら(独唱)」、コブクロの「桜」などが紹介されていました。

で、トーク中のBGMで柏原芳恵の「春なのに」が……。


『ウチら世代の鉄板「春なのに」はBGMレベルなんだ……』


ショックだったので今日のハナウタは柏原芳恵の「春なのに」に決定!!!



「春なのに」は83年1月11日に発売されたシングル。

………1月?? 
ついさっきまで春のイメージが強かったので3月発売だと思ってました


前作「花梨」で谷村新司を起用し高評価。
「では次作もニューミュージック系で…」というノリで(個人予想)中島みゆきへ発注。

これが大的中でオリコンでは最高位6位ながら売り上げは33.4万枚と「ハローグッパイ」に次ぐ大ヒットに!!

「ザ・ベストテン」では2位まで上り詰めましたね


確かにこの曲は“柏原芳恵のために作りました!!”って感じで彼女にピッタリでした。

中島みゆきのジメジメ感が合うのは当時のトップアイドルでは彼女しかいなかったでしょう

何度も書いてますけど同期の松田聖子や河合奈保子には中島節は合わないからね



♪卒業だけが 理由でしょうか♪

いきなり疑いからの導入

♪会えなくなるねと 右手を出して♪

これは彼女の台詞ですよね?
握手でサヨナラを……。

♪さみしくなるよ それだけですか♪

「さみしくなるよ」という彼の台詞に更なる追加を要求
 
♪むこうで友だち 呼んでますね♪

“私を置いて友達の所へ行くんでしょ? いいわよ! 行きなさいよ!!”と心の聞こえてきます


この曲が流行った当時は何とも思わなかったけど、今読み返すとこんな感じに捉えちゃう自分



♪流れる季節たちを 微笑みで送りたいけれど♪

みゆき節へのエピローグ。
           
♪春なのに お別れですか
 春なのに 涙がこぼれます
 春なのに 春なのに ため息 またひとつ♪

♪春なのに♪の連呼が怖いです



ところで主役の女の子と彼は付き合っていたんでしょうか?

付き合っていたらこの別れのシーンは軽すぎるので彼女の片思いですよね?
としたら………スゲー怖すぎ!!!



2番では……

♪卒業しても白い喫茶店 
 今までどおりにあえますねと
 君の話はなんだったのと
 きかれるまでは 言う気でした♪

たぶん友達の場所に行かなかった彼が彼女の話を聞いているシーン。

「卒業しても白い喫茶店 今までどおりにあえますね」と彼女。

余談ですが芳恵さん「紅茶のおいしい喫茶店」「いつものキャフェテラス(“カフェ”じゃないのが彼女らしい)」とかやたら茶店(死語)が好きですね

「卒業しても……」という彼女の台詞に「君に話はなんだったの?」と答える彼。
これって「付き合ってもいないのに何で2人で会うの?」という裏の意味が隠されているような……。

白い喫茶店は仲のいいグループで通ったお店で、2人きりでは行ったことが無く……。
で、「卒業しも……」の返答が「そうだね」だったら『脈有り!!』で「好きです」と告白する予定だったが……


幅広く解釈できる歌詞ですが、自分はこのようなストーリーにとっています



でもって最後に……

♪記念にくださいボタンをひとつ青い空に捨てます♪

みゆき節では珍しく爽やかなオチ。
本来ならボタンを後生大事に持ち続け延々愛し続けるんですけど……まあ、アイドルへの提供曲ですからライトにしたのかな(笑)


明日は宮城県内の殆どの高校で卒業式が行われます。

果たしてこのダークな「春なのに」は歌われるのでしょうか?
……歌われないだろうな……今の子の定番は「3月9日」だからな……





中森明菜 「十戒(1984)」

2012年02月01日 20時27分28秒 | 音楽【80~85年】
今日の帰宅時、目の前にチンタラ車が
制限速度以下のスピード&止まれの指示のない交差点で一時停止
シルバーマークが付いていたので仕方がないのだけど

で、その車がいなくなりやっとフツーに走れると思った矢先、目の前を信号無視の自転車が
運転していたのはこれまたお年寄り

『イライライライライラ…………♪イライラするわ~~~♪』


ということで今日のハナウタは中森明菜の「十戒(1840)」




「十戒(1984)」は84年に発売された9枚目のシングル。
“明菜・最後のツッパリソング”とも称される超メジャーな曲です

タイトル名の「十戒」とは「モーゼの十戒」で知られるきるキリスト教における“やっちゃダメな十の約束”。

映画では海が割れるシーンが有名ですよね


♪海が割れるのよ~ 道ができるのよ~♪


これは「十戒」ではなく天童よしみの「珍島物語」です





明菜様の「十戒」は軟弱男に突きつける“現代版(1984年)十戒」。


♪愚図ね カッコつけてるだけで
 何もひとりきりじゃできない♪


のっけから女王様モード全開


♪過保護すぎたようね 優しさは軟弱さの言い訳なのよ♪


明菜様堪忍袋のが切れました


♪発破かけたげる さあカタつけてよ
 軟な生き方を 変えられない限り限界なんだわ 坊や♪


でもってトドメの名台詞が登場!!

♪イライラするわ~~~♪

まさに今日の自分の気持ちです



作詞は「少女A」や「1/2の神話」でおなじみの売野雅勇氏、作曲は世界的ギターリスト・高中正義氏。
スゲー珍しい組み合わせ
高中氏がアイドルに曲を提供するなんて超珍しい事でちょっとした事件なようなモノ

松田聖子の「夏服のイヴ」における松本隆センセ&日野皓正氏みたいな感じ(笑)

そういえばどちらも84年発売の曲(「夏服のイヴ」は「時間の国のアリス」と両A面)。
「夏服のイヴ」が5月発売、「十戒(1840)」が7月発売……明菜陣営の「負けてられるか!!」感があったりして

しかし曲的には「十戒(1984)」の圧勝でしょう
インパクトが違いすぎるし、「夏服のイヴ」は両A面扱いでもB面的な扱いだし


で、「十戒(1980)」はオリコンでもちろん1位を獲得し売り上げ枚数も61.1万枚

この年の明菜様は完全に聖子嬢を抜き去りましたね。

84年に発売したシングル「北ウィング」「サザン・ウィンド」「十戒(1984)」「飾りじゃないのよ涙は」全て50万枚超え。
しかも「サザン・ウィンド」以外は60万枚超え!!

方や聖子嬢は「Rock'n Rouge」が67.4万枚と大ヒットしたけど「時間の国のアリス」「ピンクのモーツァルト」「ハートのイヤリング」は40万台……
終いに髪型まで超変になっちゃったし(笑)



「十戒(1984)」((1984)…ウザイぞ!)は曲も良かったけど黒いフワフワのドレスで胸元に十字架のアクセの衣装も良かったな

当時は聖子派だったけど「かわいい……」と白旗を揚げちゃいました

のけぞる振りも最高でしたね


ココまでやられたらさすがの聖子嬢もかなわないか……







高部知子 「サングラスと少女」

2012年01月05日 21時40分07秒 | 音楽【80~85年】
つい先日放送された「中居正広の怪しい噂の集まる図書館」は欽ちゃんスペシャル。

「欽どこ」の懐かし映像盛りだくさん!!

タレントが食べる料理の順番を当てる「推理ドラマ」スゲー懐かしかったぞ~~


「欽どこ」といえば“わらべ”。

もちろん“わらべ”の映像もてんこ盛り!!

さらに禁断の「のぞみ」の謹慎映像も解禁!!!


「のぞみ」=高部知子=「ニャンニャン事件」……あれは衝撃だった……


とことん楽しませてもらいました



この欽ちゃんスペシャルを見た影響か、今日ふと浮かんだ曲が……

♪サングラスをはずし 駈けだす私をみてて♪

高部知子の「サングラスと少女」でした



酒井法子に似てません????
確かにかわいくてアイドルの素質十分だったのにね……


「サングラスと少女」は「ニャンニャン事件」の謹慎が解けた後に発売されたセカンドシングル。
発売は85年の4月。

チェリオ「スィートキッス」というジュースのCM曲で本人も出演。
しかし彼女をCMに起用するとはスゲー度胸だな

海をバックに彼女がはしゃいでいた……いやプールが舞台だったかな????

この「スィートキッス」のCM、土曜日の夕方にしょっちゅう見かけていたのに曖昧な記憶だ


曲調は“ニャンニャン”とは真逆な超爽やかな夏ソング。
なんか浅倉亜季の「南の風・夏少女」に雰囲気が似ているぞ

歌詞は失恋から立ち直る女の子の気持ちを歌い上げています。
かわいらしい少女な歌詞だけど……本性がわかっちゃっているのでただ虚しいだけの歌詞に……

サビの後では「スィートキッス」を連呼し、さりげなく商品のPRもしちゃっていますよ(笑)



で、お約束通り、個人的には超好きな曲でしたが全く売れませんでした

「ニャンニャン事件」がなく「のぞみ」のイメージでデビューしていたらこの曲もある程度市民権を得たと思うんだけど……残念無念

たぶんこの曲を知っている人少ないと思いますが、You Tubeに落ちてますのご確認あれ

斉藤由貴 「情熱」

2011年12月27日 15時41分24秒 | 音楽【80~85年】
予告通り今日のハナウタは斉藤由貴の「情熱」です。



昨日の帰り道、仙台では雪が降っていました。
その雪を見て口ずさんだのが……♪さよならねって言い出したのは 私の方が先だったのに♪

たぶん「情熱」が斉藤由貴初主演映画「雪の断章」の主題歌だったから“降っている雪→雪→雪の断章”という流れで浮かんだのでしょうね。

「情熱」は85年11月に発売された彼女の4枚目のシングル。

デビュー曲の「卒業」がメジャー系、続く「白い炎」がマイナー系で「初戀」がメジャー系、で「情熱」がマイナー系……わかりやすい展開です(笑)

個人的には『メジャー系の斉藤さん』が好きなんですけど……「情熱」は結構気に入ってます

では歌詞の世界を分析……

♪屋根に哀しみ乗せた列車の デッキに立ってあなたVサイン
 時計の影の下で泣き笑いする 私を元気づけるように♪

わかれうた by中島みゆき
舞台は駅ですね。
作詞は松本隆センセなので「木綿のハンカチーフ」パターンか?

♪決して好きになってはいけない 自分に嘘をついて生きてたの
 別れの切符 胸に押し付けた手を 冷たいねってあたためたでしょう♪

いえいえ、そこに爽やかさが微塵もない感じのわかれうた……
『決して好きになってはいけない』……その後の斉藤さんはこの言葉に反旗を翻して魔性の女に

♪さよならねって言い出したのは 私の方が先だったのに
 動き出す汽車 最後の握手 まだほどけない離せない♪

好きになってはいけない→自ら別れを告げる……そこに何があったのか?
でも“汽車”って……いつの時代?
「木綿のハンカチーフ」ではなく「なごり雪」へのオマージュかい(笑)

♪情熱 情熱 愛が燃えてる♪

わかれても好きな人 byロス・インディオス&シルヴィア


たぶん映画「雪の断章」の内容に合わせた歌詞なんだろうけど……残念ながらこの映画見ていません
当時、「雪の断章」については賛否両論あった気がするのですが……ご覧になった方ご感想を
ちなみに自分の弟は「情熱」&「雪の断章」をセットで絶賛していました。


メロディは筒美京平氏。

大した盛り上がりもなく「サビは何処?」な作品で淡々と流れていく曲ですが何故か頭に残るから不思議。

サビっぽい♪さよならねってって~♪からの低音→高音移行が良い感じなんだよね
情念(?)たっぷりに歌い上げる斉藤さんもさすがです(笑)

でもって♪情熱~♪でクールダウン。
しかし愛は燃え続けています(笑)


そんな(どんなだ!!)「情熱」はオリコンで3位と初のトップ3入り
「卒業」からダウン続きだった売り上げもストップ!
「初戀」の16.2万枚から若干アップの17.8万枚!!
次の「悲しみよこんにちは」でドカ~ンと超ブレイクする布石となりましたね


その後の斉藤さんの大活躍は割愛させていただきます



伊藤つかさ 「少女人形」

2011年12月13日 23時03分44秒 | 音楽【80~85年】
今日、Date fmのキッズソングコーナーで「太陽戦隊サンバルカン」の主題歌が流れてました。

サンバルカン……懐かしい!
小学校時代よくサンバルカンごっこやっていたな(笑)

♪太陽がもしもなかったら
 地球はたちまち凍りつく♪

一緒に口ずさんでいると………『ん? どこかで聴いたメロディだ……』


数分考えて答えを導き出しました。

♪夢を見る人形とみんな私を呼ぶの♪

伊藤つかさの「少女人形」でした

『あ~~スッキリ!!』


ということで今日のハナウタは伊藤つかさの「少女人形」です。



「少女人形」は81年9月に発売された彼女のデビュー曲。

「2年B組金八先生」で注目され人気がし、満を持して歌手デビュー。

オリコンでは最高位5位、売り上げ枚数も36.2万枚という大ヒットを記録!!!

確か当時のブロマイド(←懐かしいな)の売り上げも凄かったはず


81年といえば男性アイドル豊作年で女性アイドルは「泥の83年組」より酷い状態。

そんな状態で登場した彼女は唯一の成功者……でしたが賞レースは辞退……残念


もちろん「ザ・ベストテン」にもランクインしたけど当時の彼女はまだ14才。

15才未満の深夜9時以降のテレビ出演が法律的に禁止されていたので毎回VTRでの出演。


次作の「夕暮れ物語」がベストテン入りせずその後の作品も……なので結局生出演なしで終わった彼女……ちと可哀想かな


曲の方は……作詞が浅野裕子、作曲が南こうせつ。
事務所&レコード会社の期待度がわかる作家陣ですね

歌詞は「私はか弱き夢見る女の子。だからしっかり守ってね」という内容。
元祖ロリタレにピッタリです(笑)

メロディは70~80年代初期に多く見られた“マイナー→メジャー”のパターン。
初期の河合奈保子もこのパターンがやたら多かったな
このパターンは清純派アイドルの王道なのだろうか……?
オーソドックスで冒険心はゼロ。
それでも大ヒットしたんだから当時の彼女の人気が伺えますね



で、この「少女人形」と「太陽戦隊サンバルカン」の出だしが似ているという話をしましたが……「サンバルカン」の方が早かったです

「サンバルカン」の放送開始は81年2月なので「少女人形」より半年以上早い……って伊藤つかさとサンバルカンは同期だったのか

河合その子 「恋のチャプターAtoZ」

2011年12月09日 22時24分39秒 | 音楽【80~85年】
♪キンコンカンコ~ン キンコンカンコ~~ン♪

本日の出張で訪れた中学校で聞いた授業開始の鐘の音。

♪Dreaming On The Grassでお願いです
 知りたいのHOMME 色を変えてギャルソン♪

マッハで自分の脳がはじき出しました、この歌を

河合その子の「恋のチャプターAtoZ」
デビュー曲「涙の茉莉花LOVE」のB面です



いや~~~~懐かしいな~~~~
「涙の茉莉花LOVE」よりこっちの方が気に入って良く聞いていたな~~~~

バックにおニャン子を従えて歌うその子様、かわいかったな~~~~

さらに♪OH!!神♪の所の振りがこれまたかわいかったな~~~~


河合その子ファンだったのでシングルは即買い。
シングルにファンクラブ「こニャン子クラブ」の申込用紙が同封されていて、多くの人がコレを目当てに購入したと思いますが、自分は河合その子目当てで買ったタイプ。
なのでおニャン子のファンクラブには入っていませんからね


それにしてもこの「恋のチャプターAtoZ」のBメロ、意味不明な歌詞ですよね。

♪森に深くメルヘンして 吐息のリズム乱れる話はOH!!神♪
♪指の先でメルヘンして ある種のカーブ描けば水玉模様♪

歌詞は大人になりたい女の子の話だし、おニャン子出身ってことで“青い性”にも取れるけど、あまりにその子様の声がキャンディボイスなので……。


それから紛らわしいワードもいくつか……。

HOMME……「Ω」だと思ってました。
OH!!神……「狼」だと思っていました。
HALの辺り……「春の辺り」だと思っていました。

これは自分が勝手に勘違いしただけですけど

ちなみに作詞はおニャン子のプロデューサー秋元康……ではなく島武実。
今まで秋元氏だと思っていました

作曲はもちろん旦那です

怒りが沸々してきますが……メロディは文句が付けられないほど自分のツボ
ポップな刹那系……いや~敵ながらあっぱれ
感想のいかにも80代なキーボード音も最高です(笑)


思い出しついでに今度カラオケで歌ってみようかな
ってカラオケに入っているのかな……?????

伊藤麻衣子 「見えない翼」

2011年12月06日 13時56分31秒 | 音楽【80~85年】
♪人はみな誰も夢を見ずに いられない生き物だわ♪

今日、突然舞い降りた曲は伊藤麻衣子の「見えない翼」



ということで今日のハナウタはこの曲で行きま~~す


ご存じだと思いますが「伊藤麻衣子」は現在でも芸能界で活躍中の「いとうまい子」のアイドル時代の名前。

確か「ミスマガジンコンテスト」の初代グランプリだったんだよね!!


で、彼女はアメトーーク風に言うと「泥の83年組」の1人

THE GOOD-BYE、岩井小百合、桑田靖子、大沢逸美、森尾由美、武田久美子、原真祐美、松本明子など前年の「花の82年組」に比べると超小粒なメンバーが揃った83年に「微熱かナ」でデビュー。

超小粒と言っても現在でもテレビで見かけるメンバーがいて意外と収穫のある年だったりして


いかにもアイドル的なビジュアルで「やばい……今年のイチオシ・岩井小百合のライバル登場だ……」と焦ったのですが、「微熱かナ」は50位内にも入らず撃沈。
来生たかおによる曲があまりに地味すぎたかも……
まあ、岩井小百合派からしては一安心でしたけど

で、2枚目から徐々にランクもアップしてきましたがブレイクまでいかず微妙な位置のアイドルに

ところが主演女優として「高校聖夫婦」や「不良少女と呼ばれて」に出ると俄然注目され、ついにシングルでもスマッシュヒットを放ちました

その曲が85年2月に発売された8枚目のシングル「見えない翼」。


主演ドラマ「婦警候補生物語」の主題歌だったのですが……このドラマ、全く記憶にないです
てか、ついさっきまで「不良少女と呼ばれて」の挿入歌だと思っていました


「見えない翼」はオリコンで最高位14位、100位内の登場回数も15週というロングヒット。
売り上げ枚数も11.5万枚を記録!!
「ザ・ベストテン」でも3月14日に「スポットライト」として出演。
余談ですが翌週の21日には同じ「ミスマガジン」の斎藤由貴が「卒業」で登場しています

で、スポットライト出演後、30位→26位→20位とランクアップし初のトップ20位入り!!
4月11日のランキングでは17位まで上がってきました。
ちなみに11日の18位に初登場したのは同期のTHE GOOD-BYE「とLOVEるジェネレーション」。
この曲は翌週には20位圏外にダウンしたけど「見えない翼」は20位に踏みとどまったので、苦節2年……ついにGOOD-BYE越えを果たしました(笑)

結局ベストテン入りはなりませんでしたが、代表曲ができてよかったですよね


「見えない翼」のメロディ&歌詞は「スケバン刑事」風の美少女戦闘モノ。
初期のナンノが歌っても違和感がない作りです(笑)

作詞は売野雅勇、作曲は鈴木キサブロー……ですがあまりにもフツーな作品です。

佳作じゃないけど駄作でもない……そんな1曲ですね

けして嫌いな曲じゃないですよ!……好きな曲でもないですけど

歌唱力は「微熱かナ」に比べれば数段に

が、歌手としてのピークはここまで。


その後は女優業にシフトを映し現在に至る……

個人的にはアイドル時代の伊藤麻衣子より、現在のいとうまい子の方が好きなんですがみなさんはどうでしょうか??



薬師丸ひろ子 「あなたを・もっと・知りたくて」

2011年12月03日 22時22分31秒 | 音楽【80~85年】
今日は休日出勤。

で、昼間は客人を迎えに仙台駅へ

客人は初めて会う人なので顔を知りません。

「もし見つけられなかったらどうしよう…」

そう考えていたら脳裏にこの歌詞が……

♪もしもし 私 誰だかわかる?♪

ご存じ薬師丸ひろ子の「あなたを・もっと・知りたくて」の名台詞です(笑)

会ったことのない人に「誰だかわかる?」と聞いてもね


ということで今日のハナウタは薬師丸ひろ子の5枚目のシングル「あなたを・もっと・知りたくて」です!




85年に発売されたこの曲は電電公社から民営化されたばかりだったNTTのイメージソングで、初の非映画主題歌のシングル!

メロディは今までのシックリ系から一転して超アイドルソングへ

いや~~このイメチェンに最初はしたけど、こっちの路線の方が自分好みなのででしたね。


歌詞も遠距離?の彼に会いたいけど会えない……せめて声だけでも……っといったいかにもアイドル的な内容。

♪ベルが鳴るあなたの部屋で 8つまで数えて切った♪

出だしからNTT色全開です


でも、この歌の聴き所はやはり台詞でしょう(笑)

先出の♪もしもし 私 誰だかわかる?♪はよくものまねされていたよね

2番の♪もしもし うん まだ切らないで♪もいい感じ


それまでの彼女のシングルがイマイチツボに入らなかったのでその反動からか超好印象。
さらにこれまで出演を控えていた「ザ・ベストテン」にも出演していたし

確かこの時期、角川から独立したんだよね?

高値の“映画女優”的なイメージを払拭し、親近感をアピールしようとしてたんだろうね


売り上げも前作の「Woman "Wの悲劇"より」よりしたし、このイメージチェンジは成功だったのではないでしょうか?





………で、仙台駅で待つ客人とはすんなり会えました。

もちろん「もしもし 私 誰だかわかる?」と声をかけませんでしたよ