取った資格にぬれ落ち葉みたいにへばりついてカスみたいなプライドで生きるのはもったいない

2019年12月05日 | 社労士
育児休業や介護休業に関し法令等について、助成金について、働き方改革について、一応の手順を踏んでご説明する(ほぼ)1回限りの1時間程度の訪問。
訪問企業の業種は多岐にわたる。
自分が今まで一度も担当したことのない業種もある。
これまで30社ほど訪問したが、お客様のおはなしというものはほんとうに興味深い。
担当者でござい、顧問社労士でございといったところで、多少専門知識があったところで、その業界ごとに抱える問題や課題は異なる。なのに、顧問先をあてがわれているときは、その業界を知る努力もせず、経験したことのある業界はその経験の上にあぐらをかいて新たな学びの機会をつかもうとしなかった。
今こうやって未知なる業界のお客様とお会いしてその業界のお話をうかがうと、自分の知らない世界というものは圧倒的に知っている世界を上回り(当たり前なのです)興味深いことこのうえないのです。
私は製造業という業界では一度も働いたことはなく、ただこの国の製造業が衰退しているという学者やお偉いさんの論文だけ聞きかじってなんとなくそうなんだと思い込んでいた。
どのようなものを作り、どのような人たちが従事しているのか、まともに知ろうとしたことなどなかった。
女性活躍という言葉にはどこか女性管理職とか女性幹部とか、高度専門職といった偏見があるように思う。
しかし、製造業のなかには女性の特質ゆえに女性が活躍するものがある。担当者から言われてみてはじめて思い至った。本当は目が見えているのであるからいたるところで製造業に従事する女性労働者を見ているはずなのに、見えてるはずの目にまったく映っていなかったということである。
仕事の面白さというものはどこにあるのか。
なぜつまらない、つらいと感じるのか。
それはやはりやらされ感かなと思う。
雇用されるにしろ、起業するにしろそれは同じではないか。
開業だから、雇われてるから、そんなこと実は全然関係ない。
開業っていったって、実質雇われてるのと変わらない人いっぱいいる。
取った資格にぬれ落ち葉(最近この言葉いわなくなったな)みたいにへばりついてカスみたいなプライドで生きてる人実は多いのではないか。
宝の持ち腐れはもったいない。出し惜しみせず使わないとな。
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