「よめないよー」とコめントをいただきました。このポスターは、目立たない場所にあるだけでなく、よほど興味を持って子細に見ないと、内容の全体をつかめません。
「アタシ、目立ちたくないの」
「それがポスターの言うセリフか!」
「お目にとまってスミマシェン」。。。
それでも大まかに、京都駅ビル数箇所にトリックアートが置いてあって、、そのスポットで撮った写真を応募すると、抽選でお買い物券があたるらしい、とわかってきました。
それから、サンダーバードに乗車。
富山に着いても気になるのは、あのポスターの中途半端なあつかわれかた。‘天使の羽」の得体のしれなさと、ポスターのもやもや感。。。
ほんじつ。京都駅トリックアート、で、ネット検索しました。
たくさんの情報がありました。
「ア、そういうことだったのね’」このイベントを取り巻くもやもや感がいっきょにふっきれた気がしました。
これが「トリックアート展」という美術館での催しなどではなく、ビジネスのイベントであったことが、すべての答えでした。「情報」は、関心のある人にだけ届けばよく、関心のある人ははネットで検索するし、ポスターもむしろ、ネットでより鮮明に、わかりやすく見ることができます。現実にその場に身を置いていてもなんだかわからない体験を、ネット上の追体験で実感する、というかんじですかね。これってふつうですか。なんかトリックのかんじしますけど。。
「駅」の構造にまぎれこんで知らんふりしているトリックアート。
そこを通るすべての人に開放されているのですが、ほんとうに「みえる」のは、関心を持つ人だけです。ですから情報も、関心をもった人に伝わればよいわけで、不遇なポスターも実は、そのように仕掛けられていたのでありましょうな。。。たぶん。。。
トリックアートをめぐって、何かとずいぶんトリッキーな事態に取り込まれていることに気づかない日常を恐ろしく感じたりして。。。
アート、ビジネス、ターゲット。。確実な、購買層へのアピール.。。我らの年代は??イヤハヤ。..面白い企画であります。たのしいですう。
ンーー。
どっかの三流政府が喜びそうな。。
バレンタインイベントぐらいでちょうどいいかもね。
おいしいチョコたべたーい。
「美しい国」「美しい日本」空恐ろしいトリックに満ちたことばだと感じませんか?
このたび、京都の町を歩いて、ケイザイ的空騒ぎ、ケイザイの暴走、「古都」をクイモノにしているケイザイ、という印象を持ちました。
なんか、むかつくのでありました。。。
この京都駅ビルのイベントには、今や、ネットの世の中、を痛感しました。
明治以来このトリックは使われているような。。
オレオレ詐欺より数段見え透いたトリックだけど、「えらいさん」が言えば「しんじつ」らしく聞こえる。
「天は人の上に人を作らず、、(アメリカ合衆国独立宣言)といへり」といった福沢諭吉がその後文で正反対の事を言っているのを、かの忌まわしき戦前はさておいても戦後の「えらいがくしゃ」さんたちまでもが福沢を民主主義の先駆者として祭り上げ、挙句、現代の最高額紙幣の肖像にまでなっている、このトリック!!
安川寿之輔(名古屋大学名誉教授)さんの半世紀にわたる「福沢諭吉研究」の話を聞き、胸のすく思いをしたと同時に、余りにも根の深さを感じて恐ろしくなっているこの頃です。