馬馬虎虎

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王子動物園・旧ハンター住宅に行ってきました。

2012年10月27日 | 写真
今日はJR灘駅前にある王子動物園内の旧ハンター住宅の撮影に行ってきました。
旧ハンター住宅は無料ですが、動物園の入園料¥600が必要です。
***
旧ハンター住宅は、もと神戸市中央区北野町3丁目にあった建物を昭和38年に現在地に移築したもので、
現存する神戸の異人館の中では最大の規模のものの1つです。
最初に作られたのがいつかは、はっきりとわかっていませんが、明治22年頃ドイツ人のA.グレッピー氏が英国人の技師に依頼して作ったものといわれています。その後、英国人のE.H.ハンター氏が、北野町背後の高台に居宅を作るにあたり、この建物を買い取り、改造して現在にみる建造物に仕上げたもので、棟札に「上棟式範多氏」40年5月吉日 棟梁芝嶋吉建」と墨書きされています。
木骨れんが造2階建一部3階塔屋付、屋根は寄棟造、日本で最初の時期の石綿スレート葺で、天井裏は洋式小屋組になっています。
基礎は石造、外壁はモルタル櫛目引きで、南面と東面にめぐらされた重層のコロネード(列柱式)ベランダ、その張り出し部の上には三角形のペジメント(切妻のこと)があって、棟飾りや唐草模様の装飾がついています。
ベランダは、はじめ開放されていましたが、日本の風土に適さないために、窓がはめこまれました。美しくデザインされた窓枠から、ベランダ一杯に拡がる光は、それ自体が美しい絵画になります。
室内は、1階に玄関ホール、書斎、食堂、応接室などがあり、各出口の上にはブロークン・ペジメントと呼ばれる額縁、大理石のマントル・ピース、チークの床材、ブロンズのシャンデリアなど、当時の豪華な面影をしのばせます。また階段の踊り場には、英国から取り寄せた美しい色模様ののステンドグラスが素晴らしく、古典主義様式を底流とする英国のジョージ王朝時代(1714~1800)の趣きを呈しています。***引用:神戸市ホームページ


全景を撮影できないので神戸市のホームページから


同上

住宅の前はこんな感じ、木が邪魔(ゴメンナサイ)で全景が撮れません。

入り口を入ってすぐの廊下、撮ったとき気がつかなかったが”座敷童”みたいに子供が写っていた。

二階応接間、左のオルガンはヤマハ製

二階ベランダ廊下

ハンター住宅は春と秋に内部公開をしています。週末は動物園に来るファミリーで一杯です。パンダがいますがなかなか前に出てこず奥の方でソッポを向いています。夕方の餌やりの時がチャンスらしいです。

PENTAX K5 + TAMRON AF17-50mm F/2.8


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