恋はつづくよどこまでも

急変したというのもあるけど、担当の看護師からの看護記録の詳しい引き継ぎが済んでなかったからああいう状況になったんだろな。医師はずっと同じ人診てられないから、看護記録、大事。細かく書き過ぎて第三者が見ると『解読困難』になってしまうとそれはそれで事故りそうだが。母親が看護師なら家で気付きそうな気もしたが、息子の事となると冷静に見れなかった、ということかな？ 序盤と最後は恋愛モードだったが主人公ラインに関しては途中はわりとノーマルな看護ドラマ進行だった。まぁ、恋愛が絡んでるからやや話が拗れたりはしていたが。一方で魔王の姉ラインは何やらカオス。そ、そんなに手近な人間関係でごちゃついていたとは・・・。姉もちょっと傷付けてしまって、チキン気味な若手看護師はどう克服するやら。ラストは、元カノそっくりさん登場っ！ おおっ？ そういう感じもいってしまうんだな。恋敵医師が意外とスッと応援団化してしまったから次の弾をブッ込んできたぜ。作風的にこの騒動もそんなに引っ張らないだろうから、さらに次の展開は「フフフッ・・・その女は我らの中でも最弱っ！ 恋敵四天王の力、思い知るがいいっ！！」と、アメリカ帰りの天才外科医である速水もこみち辺りが投入されるのではなかろうか？！

絶対零度

普通に通院させられる井沢にジワりつつ、DV夫はよく殴り倒したあの公安内通刑事を特定できたもんだな。あの件、あの刑事が何のつもりで捜査情報を引き出そうとしたかのかもちょっと謎。邪魔しようとしたはしたんだろうけど、ミハンを出し抜いてせめて自分が被害妻を確保して無理から失点として糾弾するつもりだったのか？ ヤツはもうミスが多過ぎて破れかぶれになってゆくのだろう。未来描写ではなぜか元子役刑事に詰められていたが。結果的に天才根暗純情ボーイの行動が無駄にはならなかった今回の事件は、ミハンシステムの進化に人間がついてゆけなくなりつつある展開でもあった。あと二回くらいシリーズが続いたら、ミハンシステムを搭載した美女型アンドロイド『絶対犯罪阻止ロボ天使・ミハンちゃん』が爆誕しそう。そして未来の小田切、色々忙しい。井沢の暴走を目の当たりにしたり、警察辞めたり、結構ギリギリまで怪しいような気配も含んでいたセラピーカメラマンが刺されたり、ストーカーもいるようだし、確か老ハッカーと因縁がある法務省の若手も小田切を遠目に見ていたような？？ ちょっとぽっちゃりしてきた小田切、最終エピで活躍しそうだ。暴走井沢の落とし所も気になるところ。