羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

G線上のあなたと私

2019-12-20 23:26:19 | 日記
改変率80%ッ!! 最終回も猛烈な台詞ラッシュっ。ディベート気味な会話とカウンセリング気味な会話の応酬に、啓蒙系Twitter漫画と拗らせ女子系Twitter漫画のノリのレスも挿入されるカオスユニバースっ!! 色々理屈を捏ねる一方で、問答無用のエレベーター物理アタックや公共の静寂を打ち破る大声名前連呼アタックは全然有り、という両方欲しい女子本能全開っ!! 何だかんだあったが、とにかくおおよそ原作に近い地平には収まった。3人組の関係性がカルチャー教室で知り合って、カルチャー教室マジックで本来の社会属性を飛び越えて友達になったりうっかりカップルまでなっちゃう。という範囲から一歩出て、我々はソウルメイトであるっ。場合によっては責任を取る。あるいは責任を取らせたことの責任を取るっ! ぐらいの勢いの濃い繋がりに変換されていた。ドラマ版は諸トラブルが足されたこともあってより実直な人々の物語だったが、お、重たかったッス・・・。

死役所

2019-12-20 23:25:30 | 日記








解決も真相判明もしない、だと・・・?? マジかよ。まぁ原作未完だしなぁ。というか教祖長生きし過ぎ。現代でもわりと元気そうだし。死者の生涯ファイルを見ていたから犯人は分かっていて、妻を待っているということは妻が殺ったんだとは思われるが・・・。かなり直球のメメントモリ題材の作品だったが、メメントモリへの追加要素は薄くそのまんまメメントモリで終わる傾向が強い。設定や情景が簡素だから映像化しやすい作品でもあったと思う。題材処理がシンプルな分、狂言回しや背景要員の死役所職員達や、あるいは前半を引っ張った黒島結菜が演じた亡くなった女子大生のようなこの作品のルールに積極的に参加せずにプラプラしているような人物が縦軸や肉付けのある反応を担当する間接的な構造もあった。一回芸人回でほぼ逆視点でもやっていたりもした。定番の題材だが、奇跡は起こらず死は死のまま過ぎ行く、というのが今の気風なのだろうか? しかし奇跡が起こらないなりにあの世の奇妙なシステムは強固で、そこに原作の善悪が凝縮されているとも思われる。ちょっと死刑囚に肩入れし過ぎかな? と思わんでもなかったけどね。

シャーロック

2019-12-20 23:24:02 | 日記








いや、誰やねーんっ! ねーんっ、ねーん・・・(エコー)。まぁ、逆に何者でもない感を纏った黒幕というパターンは確かにあるとは思う。が、これも本物じゃないかも? みたいなことになってくるともう本当に「いや、だから誰やねーんっ!」とツッコミたくなる。フェイントし過ぎでは? 黒幕騒動で忘れがちだが、主人公の過去をべらぼうにシチュー何かの支度しながら柔道強い元警察官に語らせるのも少なからず仰け反った。これまでの大半の事件より何か凄いドラマチックな設定ィイイーっ!! 助けに行ったら兄、いないし。あの場にリアリストの兄がいたら、変態なことばっかり言う黒幕と無駄に口論になって話が進まなくなるからか? う~む、灰色決着だ。この流れで特別編に続くワケか。総集編祭りになりそうだが、取り敢えず主人公は帰って来る。まだ養蜂始める所までいかないだろうけどさ。