イケメンっすなぁ。
もう本当に原作エピが無いから『付き合い始めてから主婦友が家出するまで』を全力で引き延ばしていた。年の差カップルは波瑠の見た目が若いのと改変で也映子がかなり乙女なキャラクターになっているからそこまで歳が離れてる感はなかったかな？ 使える場面が限られているからか登場人物によるメタツッコミも度々入っていたがどんだけ同じカラオケBOXに集まるねんっ、となったりもした。そして今回もやはり台詞のボリュームっ！ 心の内の打ち明け合いっぷりが凄い。その内ラップで本音バトルを始めそうな勢い。定期的に原作と同じ立ち回りをしてクールダウンしてきたりもするから気を抜けない。一方の主婦友の件は、一応夫も主婦友の煮詰まり具合に困惑はしている、という反応の描写はあったものの、尖鋭化したまま家出と相成った。状態がより悪い分、也映子達がレスキューに向かうドラマオリジナル展開があるようだ。夫のキャラクターだけでなく、主婦友の鬱積は原作とちょっと質が違う印象がある。ドラマはまさに鬱積（也映子達との関わりのエンジョイぶりは原作を上回る）だが、原作は気持ちの整合性の問題だったような気はする。ずっと家にいたから、いつの間にか老いてる夫にちょっとついてゆけなくなってるというか。その辺りの差を含め、最終回はどう折り合いを付けるのかな？
政治家が自作自演の誘拐事件を起こす、というのはもはやあるあるネタになりつつあるが、学校描写が顧問の性癖がアレだったこともあって何やらヌルっとしたエピソードとなっていた。隠れていた息子の忍者ムーヴだけかなり特異だったが。あれだけやってバッシュは履きっぱなしというね。サザエさんかと。不完全とはいえ助手がある程度事件を解決しつつの意味深END。虹も出ていたし即位のタイミングの事件だった、ということかな？ そのまま依頼人役の刑事が黒幕だと山猫感が凄いが、既に出ている人物で黒幕役ができそうな佐々木と同じくらいの格と世代の俳優はもはや兄のみ。う～む、一応原作はホームズだし、兄がモリアーティ化はちょっとブッパ過ぎる気もしないではないが、何でもアリといえばアリな流れではある。あと一回かぁ。ふ～む。