羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

SICK'S

2018-08-08 23:10:27 | 日記
 五話、その18の回。野々村正論、だが寿命喰いと話が噛み合ってない気もしたかな。特殊部隊連中の成り済ましや因縁は今さらそんなことして意味あんの? って感じ。

義母と娘のブルース

2018-08-08 23:10:13 | 日記




 あれだけの連続治療、まだ40代とか50代位だからこそできるものだったね。高齢者になると治療法があっても治療できなくなってくるから。良一は一旦回復したがやはり程無く亡くなってしまったようだ。その辺りはあまり細かく描写しないと思うが、安らかに最後の時を迎えてくれていたらと思う。癌は安らかに逝くの難しいからさ。終末医療に関する法を変えるべきと考えたりもする。亜希子がもう一度誰かに好意を持つのは中々のハードルとなったが、そこをフリーター男がどう乗り越えていくのか? ちょっと複雑なことになってる経緯から、娘の気持ちの整理はどうなってゆくのか? その辺りが今後のポイントになるのかもしれない。

芳根京子(わさび)

2018-08-08 23:09:47 | 日記




 題材からするともっとジェンダー全開の檄文調の話かと実は構えていたんだが、そうでもなかった。母の事務所? のフローリングの冷っとするような光沢はお引越しとかそういう邦画の系譜を感じた。さすがに尖ったテーブルは出てこなかったが、代わりに自覚的な簒奪者タイプの母親が出てきてギョっとした。再婚相手の男もずっとスカしていればいいのに主人公みたいな愚直なタイプにイラっときて「見たことある?」とか言ってしまっていて、あのイラだちは容易く異姓としての意識に変換されるタイプのものだから主人公が(ここは違う)と判断するのも無理からぬことだった。進学は今は制度も少し変わってきているようだが、撮影当時の制度でも色々工夫すれば取り敢えず寿司の専門学校に通うくらいは何とかなりそうなもんだが、周囲に現実的なアドバイスをしてくれる大人が見当たらないから、そのまま別の寿司屋に弟子入りしてしまいそうな流れでちょっとハラハラした。寿司で天下取るっ! とかそんな主旨ではなく、5年とか8年とかああいう娘が修業に縛られるのは違う気がする。頑なになってる上にラストは非常に女性的だったり子供としての意識が強かったりしたからどうにも危なっかしいぜ。色々あっても作中で例えられたアンパンマンの愛と勇気で踏ん張るんだろうけど。ただ取り換え可能なシュール設定ながらヤツの本体はあくまで食べられる『顔』だから、全部食べられたらただの『マン』になってしまう。娘を壊さない内に去ることにした父も愛と勇気だけになってああなってしまった。誰か『新しいパンの顔』を補充してくれる人に出逢えたらいいね。と思わされた。そうも言ってられない状況ではあるが、いつか癒されてほしい主人公だった。スポーツ少女にしては華奢ながら率直に好演していたギリギリ十代くらい?の芳根京子、今も美しいが当時の若さも眩しかった。