恐らくクラスでも地味メンな『手芸倶楽部トリオ』の中でも最弱の子に対する悦子様のオーバーキルっ！ 女の無駄な抗争は書き手の得意もするところだがこの件はノリノリだったね。NHKドラマでイジメというとシリアスなやつか単なる妨害行為のどちらかだが、このベクトルのイジメをコント以外に落とし込むには特殊なスキルが必要なんだろう。どちらかというとダメスキルの類いだが・・・。いいね悦子様、日の丸弁当以外不可→普通におかずを持ってくる。もんぺ以外不可→凄い柄を穿く。すみれ達同様仲間が二人いる→二人とも手下。時世で英語不可→反戦でもなく悦子的に迷惑だから愚痴る。自分が煩い→自分以外を黙らせる。強い、強いぞ悦子様っ！ 戦争末期も戦後も、一切反省せずにその調子で活躍してほしいね。悦子様はともかく、すみれは子供の頃、勇気を獲得したものの、いざという時以外は大人しい性格は変わらず。恋ともなればお手上げの様子。今回の最後の引きも独特だ。実際初恋は実らないようだしね。対して遠足の練習をするくらいマメな病弱な子は根っから『勇気』が強い様子。どうも四人の仲間一人一人に役割分担があるようだ。いいね。令状の来た潔が決まりごとも無視してガソリンを吹かしてバイクで走り回り（そりゃそうするだろうよ）、執事が長生きし、明美のコンプレックスが再燃しつつ、次週の怒濤の高速展開に入るようだ。ヤバいな、悦子様はこれからどうなるんだろうか？
