羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仮面ライダードライブ 5

2015-06-16 23:41:59 | 日記
少し片付いた資料室で進ノ介と霧子は情報を集めてきた追田から話をきいていた。三ノ輪もいる。「重田静夫、59歳。科捜研究、物理科の課長だ」追田は資料を進ノ介に渡した。「彼は盗難事件が起こる前日から、姿を消してる」「それではこの人が融合進化体の正体でしょうか?」「課長はそんな人じゃないわ!」霧子の発言に食って掛かる三ノ輪。「超! 真面目な人ですよ!! この間なんて、気になることがあるって言って、過去の事件の証拠品を引っ張り出して!」資料をいじり出した三ノ輪は思い至った。「あーッ!!!」物凄い声で叫ぶ三ノ輪! 進ノ介達は戦々恐々とした。「無くなった物わかった。課長が調べてた証拠品よ!」「そうか」進ノ介はシーフロイミュードが落とした資料を取り出す進ノ介!「ロイミュードが落とした証拠品だ」「弾丸の分析書だなぁ」覗いた追田が言った。「英都銀行南久瑠間支店?!」驚く追田!「それって」霧子も察した。「12年前の親父の事件だ」進ノ介は目の色を変えた!
特状課オフィスに進ノ介、霧子、追田、本願寺、仁良が集まった。霧子は治ったらしい額から勢いよく絆創膏を剥いでいた。「いいか? 誰にも言うな。実は真影が死んで、奴が改竄した人間の記憶がじわじわ溶け始めてるんだ!」仁良は言い出した。「ええ?」驚く進ノ介達。「私と仁良さんで政府関係者と、警視庁職員を徹底的にチェックし、わかる範囲で解毒剤を与えてきたんですが」大量のリストを手に取る仁良。「もう全然追っつかないんだよッ!」リストをバラ撒く仁良はデスクに腰掛けた。「火消しに必死だよ、私は! 真影に取り入ってた責任も追求されてるしさぁ」「そんなのあったり前だろ」毒を吐いた追田。「なんだよ追田、この野郎! オイッ!! やんのか?!」頭にきて追田に突っ掛かろうとする仁良!「二人とも、落ち着いて下さい!!」
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仮面ライダードライブ 6

2015-06-16 23:41:51 | 日記
「つまり、こういうことですか? 重田課長は12年前の事件を担当していた。その時、真影に記憶を改竄された」「それが自然に溶け始め、疑問を思って証拠品を再調査し始めたが、ロイミュードに連れさられた」霧子の推理を達磨に置かれたベルトが続けた。「拳銃だ。親父殺しの真実。その手懸かりが証拠品の銃に隠されてる!」進ノ介はベルトを取って、オフィスから駆け出して行こうとした!「泊ちゃん!!」本願寺が呼び止めた。「せっかく拾った命です。焦りは禁物ですよぉ」「はい、課長」神妙な面持ちの進ノ介に、仁良は資料を渡した。「真影が私物化していた施設のリストだ」後ろの追田も色めき立つ。「犯人が奴の関係者なら、拠点にしている可能性もあるだろう?」「仁良さん」「色々すまなかった。偉大な警察官だったお父さんの為にも、真実を掴め! 私も彼には何度も助けられた」見直したらしい追田が後ろから仁良の肩を叩き、霧子も流れで仁良の肩を叩いた。これに追田に関してはムッとしたらしく、仁良は再び追田に突っ掛かった。「ありがとうございます。よし霧子行こう! 頭からしらみ潰しだ」「はい!」霧子は進ノ介に続いた。
二人はまだ稼働中らしい謎の工場の敷地に潜入を始めた! 鍵は開いてる。「行くぞ」小声で霧子に促す進ノ介。進ノ介がドアを開けると霧子が銃を構える! 異常は無い。二人は中に突入した!! 中は人気はなく、機材もロクに無かった。そこへ「待ってたよ」人間体のハートが微笑んで現れた!「ハート?!」「本当によく生きていてくれた。泊進ノ介」「何?」「フリーズには悪いが、彼を失った悲しみより、お前とまた戦える歓びの方が、上だ!」背中合わせになる進ノ介とハート!! 進ノ介はドライブ、剣持ちのタイプスピードに! ハートはロイミュード体に変身した! 振り返り様のハートの裏拳をハンドル剣で受け、
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仮面ライダードライブ 7

2015-06-16 23:41:41 | 日記
そのまま格闘戦になり、窓を突き破って屋外に飛び出す進ノ介とハート! 霧子は見ているより他に無いが、逃げる訳にま行かず付いて回っていた。今回はやる気ということもあり、拳打の強力なハート! 斬撃は受けても意に介さない。「行くぞ!」力を溜めて、地を打つハート!! 周囲を紅い光とも霞ともつかないモノが覆った! 動けなくなる進ノ介と霧子!「お前も、超重加速を身に付けたのか?!」「ハハッ、中々面白い力だなぁ」ハートは進ノ介を掴み上げた! その時、シフトフオーミュラとシフトデッドヒートが飛来し、シフトフオーミュラはハートに一撃加え、進ノ介から離し、自らシフトブレスに入ってタイプフォーミュラに進ノ介を変身させた! デッドヒートは霧子の腰のホルスター自ら入って、動ける用にした。「霧子、上に上がれ!」「はい!」霧子に指示してハートにハンドル剣で撃ち掛かる進ノ介! 霧子は超重加速の範囲外へ逃れるべく、上階へ駆けて行った。「やっと二人切りだなぁ、泊進ノ介ッ!!」激しく交戦するハートと進ノ介。霧子は階段を登り切り、屋上から事態を見守っていた。
近くの屋上ではロイミュード体のメディックとブレンが戦いの様子を見ていた。「チェイサーを実験台にした甲斐がありましたわぁ。あの力、私がハート様に差し上げましたの」カチンと来たブレン。「自分のミスの尻拭いくらい、自分でします!」ブレンは突然霧子に襲い掛かった!「ブレン?!」「お前の弟はどこにいる?!」いきり立っていると、後ろこら銃撃されるブレン! チェイスだ。すでにチェイサーに変身している。ブレンに飛び掛かったチェイスは軽く格闘した後、シンゴウアックスを装備した!「フンッ! デァッ!!」2発だけ切って階下のハートの超重加速の領域へブレンを落とすチェイス!「でぇぇッ?!」中に入るとそのまま中空で
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仮面ライダードライブ 8

2015-06-16 23:41:32 | 日記
固まってしまうブレン。「動けないッ!」「そのまま引け! ハートとやり合う為に来た訳ではないはずだ!!」階下でハートと戦う進ノ介を一喝したチェイスは霧子と共に撤収した。「それもそうだな!」進ノ介は加速してハートを吹っ飛ばし、超重加速を解除させると再び加速して逃げ去った。超重加速解除に伴い落下してきたブレンは「マッハは現れないのかぁ」と這いつくばっていた。「呆れましたわぁ、ブレン」屋上のメディックは首を振った。
工場から逃げおおせた進ノ介、チェイス、霧子。変身は解いていた。「助かったぜ、チェイス。お前はいつも冷静だな」「いちいち礼などいらん。泊進ノ介。剛はどうした?」「いや、最近姿を見せないな」「特状課にもピットにも顔を出さないの」「心配するな霧子。剛には剛の信念がある」「ええ」霧子も信じていた。
「今更仲間面もできない」剛はどことも知れない集合住宅の駐輪場の側にいた。「まずはこの蛮野博士の頭脳の生かし方を探さないとな」タブレットに触れ、起動させる剛。画面に顔が浮かぶ。「詩島剛、知ってて助けたのか? 私のことを」「勿論、全部知ってるさ父さん」剛は呟いた。チェイスと別れた進ノ介と霧子は思案しながら道を歩いていた。「にしてもハートの奴、どうして俺達が行く場所が掴めた?」「それは、ブレンから聞いたのでは? 彼は元々真影と結託していたのですし」「いや、だとしてもだ」進ノ介は仁良にもらったリストを手に取った。「こんだけある施設の中から、俺達が真っ先に選ぶ場所がなぜわかった? まさか」思い至った進ノ介!
特状課オフィスでケースを開け、中の液体の入った小瓶を見せる本願寺。仁良、霧子、進ノ介もいた。「強力てすよぉ」「これを真影の被害者達にもう一度使ってみれば!」手に取る霧子。「皆の記憶を取り戻せる訳だな」仁良も手に取った。
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仮面ライダードライブ 9

2015-06-16 23:41:22 | 日記
ある施設の広間にシーフロイミュードは重田を連れて来た。人間体のブレンもいる。盗んだ捜査資料の入った箱もあった。「さぁ、重田静夫。思い出せ、12年前の事件を」胸のNo.106が促す。資料を見る重田。「そうだ。この証拠品の弾丸は泊刑事を撃った銃とは別の銃の物なのだ。なのに私は、ずっとそれを黙っていた」頭を押さえる重田。「その銃はどこだ?!」「早く思い出しなさいッ!」ブレンもしゃしゃり出てきた。「あなたは隠せと命じられたはずだ。真影壮一に」「真影長官にぃッ!」怯え出す重田!「早く在処を思い出せ! その拳銃にはなぁ!!」「あなたの指紋が付いている」広間を望む上階に本願寺が現れた。
振り仰ぐシーフロイミュード。「そうですね。ロイミュードに融合進化したあなたが、泊栄介を殺した真犯人です。真影が消え、過去の記憶が甦り、あなたは自分が犯した罪が露呈するのを怖れて、ロイミュードと融合、証拠隠滅を計った!」「己、生かしておかん!!」シーフロイミュードはブーメラン弾を本願寺に放ったが、タイプスピードに変身済みの進ノ介がハンドル剣でこれを真っ二つにして防いだ! そのまま落下の勢いでシーフロイミュードを斬り付けつ、もう一太刀浴びせる進ノ介!「がぁッ!」シーフロイミュードはNo.106と、人間に分離した! 人間は新型解毒剤の瓶を持っていた。「親父を殺したのは根岸でもない、真影でもなかった!」進ノ介は変身を解いた。「アンタだ、仁良光秀!!」106から分離した人間、仁良は顔を上げた。うんざりするブレン。106は進ノ介に襲い掛かろうとしたが、いつの間にか来ていた霧子のキックシューズでぶっ飛ばされた!「ぐぁッ?!」霧子は重田に駆け寄った。106は取り敢えずブレンの元へ下がった。
「なぜわかった? 泊巡査」「俺はハートに襲われたからな、俺をリストを
     10に続く