羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ちゃんぽん食べたか

2015-06-28 14:30:32 | 日記
ここ数日、麺づいてる。
原作なのか脚本なのか、話の運びが上手い。あれがこれでこれがそれでと、どんどん繋がってく感じ。詳しくないがこういうのは落語的なのかな? アジチラシ獲得後、仕送りが滞り米屋親父の具合が悪くなってから、例によって樫山が「パンもらえるぞ」と言い出し、ふんわりデモに参加してみるが、他の連中もふんわりはしているが落語の通じない連中で、ふんわりしたまま物理的な闘争をおっぱじめ、逃げた所をリアル高等遊民に拾われ、何やら寓話的な展開に。
遊民達はデモ参加者をこき下ろすが、主人公は恵んで貰ったピザは『正当な報酬』じゃないと一度は断る。これにデモ自体が労働になってると、後のプロ市民の台頭を予見するようにしてさらにこき下ろしだした。主人公が主張した『報酬』はデモ自体が目的になった連中が見失った『公正な対価』のことなんだろな。と言いつつ、結局ピザをモシャモシャ食べてしまう凡な所もそりゃ食べちゃうよねって話。
後の高等遊民の苦痛や、存外本心からサラっと応援してくれる様子も印象的。だが、今回一番良かったのは古田の「どっか行こうぜ」っていう台詞だったな。演者も上手かったがありゃいい台詞だった。ミュージシャン的だ。最近のミュージシャンは自分達だけで楽しむか、いきなり怒りだして政治活動始めるか、なんか歌手兼広告みたいな連中ばかりだが、ミュージシャンってやっぱ『どっか行こうぜ』って言ってくれる人達だったと思うんだよな。思考が古いのかも知れないけどさ。
朝まで待ってた古田の親父、古田との喧嘩、帰ったらキャッチボールしちゃってる酒屋のボンクラ兄弟、消えちまう昔の自分と、最後まで流れが滞らなかった。
今より明け透けだが、ドライな人々の様子が清々しいドラマだ。

ラーメン大好き小泉さん

2015-06-28 14:30:23 | 日記
思った以上にワカコ酒&たべるダケな感じだ。まあ、たべるダケはちとグロくて殆ど見てないから違うのかもしれないが。
主人公が高校生で、お供の女子が喋りまくり、食事以外のドラマパートがほぼ無いのが独自なのか? 最初の麺は上の具が消えたり増えたりと魔法麺になっとったぜ。長回しになると主演が案外もそもそ食べ出すのが微笑ましい感じだったな。早見は美人だが、どこかがちゃがちゃ
してる。経歴から根性ありそうだし、深夜はともかく9時10時台は主演にこだわらず色々やってほしいね。
二郎はホント、餌感がある。何度か、時には行ってみようかと思ったが、腰が引けるなぁ。私はあれは1回で十分だと思うわ。予防接種的な。何を予防しているのか知らんけど。
原作は案外線の細い画で、淡々としとるそうだがフェチ&百合らしい。脚本はてっきり隣のレジの梅木さんの人が担当するのかと思ったら違った。梅木、結構面白かったと思うが、今何書いてんだろ?
いつの間にかだがこの枠、話数少ない習作仕様がデフォになってて、小泉さんもすぐ終わる気配。スーっと終わりそうだが、しかしこれでフジドラマ班のラーメン撮影スキルは向上! めっさピンポイントスキル!!
小泉さんの次何やんだろ? 月間のテレビ誌にもう載ってるかなぁ。さすがにまだか。8月怪談やればいいのに。