春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

珍客

2009-04-30 | 季節
今夜の珍客
夕食を済ませ自室に入ると、壁のクロスに珍しい来客があった。
初夏のころになると、我家の南側の窓には明りに誘われて集ってくる小さな昆虫たちを捕虫しょうとヤモリ君たちが御出ましになる。ガラス越しに観ていると、彼らは狙いをつけた虫にゆっくり近づきながら、あるいは寄ってくる虫を見極め、捕食の機会を窺うのだ。狙った獲物が守備範囲に入ると行動は俊敏だ。あっという間に口には獲物がしっかり入っている。一夜に同じ光景を何回も目にする。今年はまだその光景を見ないのであるが、今夜はなんとわたしの部屋にお客顔で悠然としていた。部屋を見渡しても獲物になる虫がいる気配はないのであるが・・・
しかし、今夜の彼にとっては、何かチャンスの確証があって待ち伏せしていたのだろう。よく見るといい顔をしている。カメラを近づけても逃げようとしない。人の接近は彼にとって大きな脅威なのだろうが、生きることへの本能的執念が危険を乗り越えた行動につながっているのだろう。
フラッシュ撮影二度目に驚いたのか、それとも危険を感じたのか、もの凄いスピードでわたしの目の前から姿を消した。彼の思いは果てたのだろうか。
少し申し訳ない気がした。決して招かざる客なのではない。
これからが彼らのシーズン、夏近し。

彼のカメラ画像を見ながら・・・
彼は、彼だったのか彼女だったのか、知りたくなった。
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波佐見陶器まつり

2009-04-29 | 自転車
波佐見陶器まつり

朝8時スタートで34号線を諌早方面に走り、三浦越えで大村方面に向った。
空は・・・快晴!紫外線もバッチリ、日焼けしそうだ。
自宅を出るとき露出部分の顔、首筋、耳にしっかり日焼け止めクリームを施した。
目指すはまず東彼杵の道の駅である。大村では車の少ない空港方面ルートに左折し、消防学校を右手に進む。道路は広いし、車もさほど多くなく走りやすい。
松原までまっしぐらである。あの刃物の産地として知られる松原である。500年の伝統があるという。良い品を求めてる古い顧客も多いとか。一度ゆっくり訪ねてみたい。

その松原でピンク色に染まったれんげそう畑発見!

さあ、34号線を行け行け。
東彼杵の道の駅に着いたのは10時、昼食をとるには早すぎだし、『ちゃちゃ焼』を一個買って水分補給し休憩にした。
どうする?
今日から始まった『波佐見陶器まつり』まで走ろう!あと20kmくらいか。
川棚で右折し県道4号(?)を走り波佐見を目指す。
途中、波佐見高等学校を右手に見ながらやきもの公園までひた走り。
比較的車も少ない道路である。
さすが会場付近までくると駐車場探しの車がいてちょっと渋滞でした。
その点自転車はいいですね~
用心しながらも、すり抜け走りでストレスなく会場入りできました。

会場の光景をご覧ください。


やきもの公園のシンボル?


多くの波佐見焼の中で異彩を放っていたお店
波佐見焼には、こんな作品のイメージはありませんでした。

こんなオモシロキャラクターがありました。
鬼がとてもユーモラスな表情ですね~


会場をぶらついていましたら、こんなところで知り合いと・・・
長崎から自転車で来たこと・・・
驚かれてしまいました。
自転車に乗らない人にとっては『普通じゃない!』なのでしょうね。

わたしは、買い物目的ではないのでひと通り見物して、ここで折り返し。
昼食は帰路、東彼杵の道の駅の『うどん』を食べることにしました。
初めて食べたのですが、腰の強いなめらかな麺でおいしかったです。
ここで少し休憩。

来た道を長崎へ。大村で三浦越えにするか、鈴田峠越えにするかちょっと躊躇いながら、三浦越えにしました。
途中なぜか大村公園に立ち寄ったのです・・・
・・・池の鯉を見てきました。花しょうぶはもう少し先ですね。
長崎帰着午後4時
走行距離128km
AV.21.2km/h
行き交った自転車乗りさん6人

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明日はどこ行く?

2009-04-28 | 自転車
明日はどこ行く?
4月になって休日の仕事がよく入るようになった。仕事といっても1~2時間程度の会議のようなものなのだが、外出するとなると半日日程になってしまうので、ほぼその日はまとまった計画はたてられない。まして二日日程の遠出など困難極まりない。
明日は仕事なし!自転車に乗れそうだ。
先週は予定のやりくりでどうにか30km程度の練習ができたが、気持ちにゆとりがあっての自転車乗りの時間ではなかったので、すこしフラストレーション気味なのである。
今日は久しぶりにショップを訪ね、この時期用のパンツを買ってきたので、明日はこのパンツでロードに出てみたい。
ショップの練習会も盛んなようで、常連さんの会話もそんな内容になっていた。
わたしはなかなかまとまった時間がとれなので、今のところマイペースにならざるを得ない。
明日のコースはどうしようか・・・
34号線で大村、東彼杵、延びて川棚往復くらいでどうだろう。100km超くらいになりますでしょうか。
天気も良さそうだし、まずは諫早まで走って、そこで気分次第かな。
久しぶりに三浦越えで走ってみようか・・・
カメラ携行の自転車乗りだし、半分ポタしながら楽しもう。
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日本一のラカンマキ

2009-04-27 | わが町
日本一のラカンマキ
5月1日から古賀・植木まつりが始まる。古賀地区は植木の町として知られ、400年歴史を持つといわれている。
時どきポタリングしながら、手入れの行き届いた庭園を楽しませてもらっている。
さすが『植木の里』、見どころの庭園をルートで結び、散策コースが設けられている。散策マップを片手に2kmあまりをのんびり歩くのもいい。
長崎さるくでも楽しめるとか。
『四百年の歴史を誇る植木技術と庭園』というテーマで、さるくガイドの話を聞きながらたっぷり2時間、目に良し、脚に良しの癒し系のコースになっているようだ。
とびきりの見どころは何と言っても、樹齢600年の日本一のラカンマキである。
とにかくご覧あれ!
長崎の見どころのひとつだ。

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長崎帆船まつり Ⅱ 見どころ

2009-04-26 | わが町
長崎帆船まつり:パラダ[ロシア]
長崎帆船まつりの一番の盛り上がりはセイルドリルだろう。
帆船の白い帆を張っていく訓練である。

午前中の仕事を予定通り済ませ、一度帰宅してからカメラと三脚を手に長崎港に出かけた。
午後1時過ぎ出島ワーフに到着。水辺の森公園、常盤埠頭から松が枝埠頭へ。
出島ワーフは久しぶりに賑わいが戻っていた。
出島ワーフを進むと、まず目に入るのが『飛帆』、その先に韓国の『コリアナ』と
いつもはハウステンボスで活躍している『観光丸』である。

コリアナと観光丸


大勢の見物客の中、早足で埠頭を歩くと、今日は白帆を張っていないが、船内公開を待つ人たちの長蛇の列ができていたのは『海王丸』である。
今回揃った7隻の帆船で一番の巨体である。帆は張っていなくとも実に見ごたえがある。

海王丸


今日セイルドリルが行われるのは、ロシアの『パラダ』と『ナジェジュダ』である。
常盤埠頭の海王丸を右手に見ながら松が枝埠頭方面に急いだ。
すでにドリルは始まっていて、パラダの帆は7割方降りていて、そろそろ美しい姿が出来上がる頃だった。まさにグッドタイミングである。
空は少々雲が多かったが、南山手のを背景に帆船2隻、港町長崎らしい光景である。

パラダとナジェジュダ


この長崎帆船まつりは10回目のアニバーサリーである。
まつりの期間中は物産展、体験クルーズ、船内一般公開、夜のライトアップ、などなど多くの関連イベントが準備してある。一日中、否二日も三日も楽しめる素晴らしいまつりになっている。
春の観光は長崎!来年も楽しみだ。
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雲仙市小浜・諏訪の池

2009-04-25 | 自然
雲仙市小浜・諏訪の池
心配していた雨は朝方止んでいた。曇天の空だが降雨がなくてまずは何よりだ。
わたしはと言えば朝の長崎での用件を済ませると、急用で島原半島に向かうことに。
明日は午前中仕事が入っており、大急ぎで島原半島半周する破目になってしまった。
帰路についたのは夕方5時過ぎ、途中雲仙市を通ったので、日暮れ前の『諏訪の池』に立ち寄ってみた。
ルアーフィッシングでも知られている池らしい。道路を挟みふたつの池がある。
付近に駐車している車のナンバープレートを見ると、結構県外からの車も目立つ。
わたしは、ルアーフィッシングの素人であるが、池周りの草の生え具合などを見るとバスがいそうな気がするから不思議である。勿論、わたしはバスなど釣ったことはない。
三人が同じフィールドで並んでいる。最前のルアーマンにヒット!遠目に見てのことだが、いいサイズのようだ。彼はメジャーを取り出し、しゃがみこんだ。
今日は風も強く波立ち、条件は良かった?悪かった?
人気のフィールドなのだろう。
そして、こんな子たちもいました。


大勢のルアーマンが楽しんでいた。キャンパーもいたので明日の日曜日も賑うのだろう。
天気は良さそうだ。

わたしは、バス釣りの基本情報をゲットした気分になって家路を急いだ。
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長崎・雨日和

2009-04-24 | わが町
雨あめアメ
長崎から雨を連想する人は多いだろう。
長崎のご当地ソングでも雨を歌ってヒットした作品は少なくない。
長崎市の花は『あじさい』、この花からも雨をイメージする人は多いはずだ。
昭和57年7月23日の長崎大水害などもあって、『雨の町長崎』が多くの人の脳裏に焼き付いているのだろう。しかし、雨日和の多い町ではない。統計情報によれば雨の日が多いのは、1位富山県、2位石川県、3位秋田県・・・らしい。
過去長崎は、水不足が深刻で慢性的に生活に支障をきたすほどの制限給水が行われていた時代があるのだ。厳しい渇水が故に『長崎砂漠』と言われた。もう40年以上も前のことである。今は水不足も解消されているが、水源確保のために行政は巨費を投じており、長崎の水道料金は全国でもトップクラスの高い水準なのだそうだ。
しかし、水道の蛇口を捻るといつでも水の出る生活が普通にあることを思えば、行政が努力を重ねてきたことに感謝しなければならない。

昨日から始まった長崎帆船まつりだが、クライマックスを迎える人出の見込める土曜、日曜の天気がどうも怪しい。雨の帆船まつりになるのだろうか。
『長崎はやっぱり雨か~』
観光客の皆さんはそう思いつつ、『長崎は今日も雨だった』の一言がつい口にでるのかもしれない。
雨もまたよし、どうぞ長崎をお楽しみください。

しかし、わたしはまた自転車に乗れそうにない。

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長崎帆船まつり

2009-04-23 | わが町
長崎港
長崎の春の観光シーズン到来だ。
毎年ゴールデンウィーウを前に長崎港に世界の帆船がやってくる。
今年も今日から27日まで帆船まつりが水辺の森公園、出島ワーフ付近を中心に催される。
寄港する帆船は長崎港を係留地としている『飛帆』を含め7隻、25日、26日はセイルドリルが予定されており、白帆を広げた帆船の美しい姿が楽しめそうだ。
ここ数年、25万人を超える人出になっていて、人気イベントの地位を着実に築きつつある。屋外のイベントの人出は天候に左右されやすいので、この期間は好天であってほしいものだ。
多くのイベントサポータの皆さんがボランティアでこのまつりを盛り立ているのだとか。観光都市を標榜する長崎市民の実力を感じる。『長崎市民のもてなしのこころがありがたい。』そんな声が聞えてきそうである。
港の歴史が長崎そのものであり、港を舞台に繰り広げられるこの帆船まつりも実に長崎らしい催しだ。
まつりの歴史はそう古くはないが、このまま大きく育ってほしい。

今日から5日間、写真の長崎港岸壁は帆船入港で一変する。

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軍艦島

2009-04-22 | わが町
軍艦島
長崎沖の海上に浮かぶ軍艦島をご存知だろうか。
石炭産業華やかりし頃、良質の石炭が採炭されていた6ヘクタールあまりの小さな島である。
最盛期にはこの島に5000人を超える人が住み、当時としては人口密度世界一だったとか。
林立する住居アパート群を始め、学校、病院など生活地域としての十分な機能を持った島であった。地名としては『端島』であるが島の外観から『軍艦島』の呼び名でよく知られている。
炭鉱の閉鎖後無人島となり上陸が制限されていた。
現在はその採炭産業が遺した島の都市機能の遺構が注目され、世界的にも珍しい近代化遺産として、「九州・山口の近代化産業遺産群」のひとつに入り世界遺産暫定リストに登録された。
その軍艦島が今日一般に解禁され、以前この地に住んでいた人たちなど約70人がが35年ぶりに訪れたとのことだ。
これから軍艦島の存在のユニークさを売りに観光資源として多いに活用できそうな気がする。
長崎の新たな見どころとして多くの人に是非案内したい。
長崎学さるくでは、クルーザーでこの軍艦島を巡るコースがあるとか。
人気がでそうである。

コメント (2)
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おみやげ

2009-04-21 | 家族
おみやげ
専業主婦の二泊三日の出張もスケジュールどおり進み、今日の夕刻、彼女は想像していたとおりのお土産の品々を携えて帰還した。
一番時間をかけた視察は、毎度のことながらTDLだったようで、少女のようなはしゃぎぶりでのお土産話と相成った。
わたしは、この三日間静寂の中で気ままに過ごしたので、妻のエネルギーに圧倒されてしまった。
お土産は上京時の彼女の定番ばかりであるだが・・・
ひとつだけドジを踏んでいる。浅草の『舟和』の『いもようかん』がないのだ!
確かに包装は『舟和』なのだが・・・中身は『久寿もち』なのだ。
どうも指差し注文をお店が入れ間違いしたようだ。
まあ仕方ない!とにかく食してみましょう。意外とファンになるかもしれませんしね。
もともとくずもちは好物で亀戸の『船橋屋』でよく求めたものでした。
味比べしてみます。
それにしても、久しぶりに『舟和』の『いもようかん』食べたかったなあ。

さあ、我家は明日から家事・主婦業改革が始まるか?!
コメント (2)
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