春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

「わがまちを語る男の会」スタート

2013-03-16 | わが町

「わがまちを語る男の会」スタート

住みやすい地地域づくりには、自治会の果たす役割は大きい。
核家族化が進み、頼れる家族や親族、知人が近くにいない人の数はますます増え、急速に進む少子高齢化社会のなかで、独居高齢者の問題は深刻だ。
わたしの住む町は、昭和50年代に区画整理事業により造成、開発された約410世帯、1,120人が住む第1種住居専用地域で、現在の高齢化率は16.4%である。長崎全体の高齢化率が25.9%と比較すると低位だが、生産年齢人口が71.4%と長崎市全体の61.8%と比較すると10ポイントほど高くなっている。この年齢分布をみると、50歳から64歳までの人口が特に多く、至って偏りの強い年齢構成になっている。つまり、10年後の高齢化率は倍増することになり、このままでは、高齢者の町になることは必至なのだ。

わがまちでは、いち早くこうした将来の地域像に気づき、有志による支え合いネットワークが活動し始めた。
『助っ人隊』という取り組みで、長崎県下でもパイオニア的取り組みとして評価が高く、テレビ、新聞でも取り上げられ、市内、県内はもとより、県外からも自治会、行政、議会関係者などが、視察研修に来るほどだ。
現在の活動メンバーはOB世代、現役世代、男女合わせて、約30人ほどだが、活動の中心はOB世代になっている。

助っ人隊」の活動を紹介しています
↓ クリック

助っ人隊

また、長崎大学医学部保健学科の学生が、卒業研究のなかでこの助っ人隊を取り上げておりますので、その報告書の一部を紹介します。


以上、長崎大学医学部保健学科看護学専攻、今屋さん、平山さん、前田さん、本松さんの研究報告書より

 

こうした中、さらに男性同士の連帯を深め、地域の将来像などについて語り合い、地域でできることを増やそうと昨夜「わがまちを語る男の会」が発足した。わたしも仕事を終え次第かけつけたものの、1時間半の遅参となってしまったが、予定を超えて午後10時過ぎまで大いに盛り上がった。参加者約30人、各々が般若湯とつまみを持ち寄り、本音トークが楽しくもあった。
この会の発足は、自治会の幾人もの会員から、「住民としてお互いをもっと知り、わがまちについて語り合える場がほしい。」という熱い提案が原点となっている。
こうしてみると、わがまちは、自助、共助のできる支え合う人たちが広くつながっていこうとするエネルギーにあふれている。ちょっとした感動だ。
そして、自治会の将来の幹部役員もここでしっかり育っていくに違いないことを確信した。

例会を奇数月の第三金曜日、午後七時から開催することに相成りました。もちろん般若湯持参です。

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樹齢100年の緋寒桜を映す水鏡

2013-03-10 | 訪れた町
樹齢100年の緋寒桜を映す水鏡

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国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている雲仙市国見町の神代小路(こうじろくうじ)地区を訪ねてみた。当地は佐賀藩鍋島氏の所領地としての歴史があり、その陣屋跡に造られた鍋島邸は、国の重要文化財にも指定されている。二年半前から修復工事に入っていたのだが、2月20日に正面の長屋門が完成し、お披露目となった。鍋島邸は、樹齢約100年と言われる緋寒桜が美しいことで知られ、丁度見ごろとなったこの時期に緋寒桜の郷まつりが催されている。
昨日の長崎は朝から黄砂の影響からか視界やや不良状態だったが、気温20度を超える陽気に誘われて、雲仙市まで足を延してみた。
途中、久しぶりに唐比の「さくらや」に立ち寄り、「板そば」と「まぜごはん」でお昼を済ませることに。
汗ばむほどの陽気で、そばが一層おいしく感じるのでありました。
・・・少しばかり食べ過ぎました。


美しいまち並みの神代小路のあちこちで緋寒桜を楽しむことができる。
そして、武家屋敷の歴史を感じさせる生垣や石垣は、このまち並みを一層格調高いものにしている。













メジロが近づく人影を警戒することもなく、緋寒桜の木で複雑に囀り、「蜜」を楽しみながら遊ぶ姿があった。 



そしてすみれ草の紫の花がこの落ち着いたまち並みによく似合っていた。

この地区は、「オカリナのまち」と言われ始めているのだとか。
現在は、諫早市高来町在住のこの地区のご出身の「I」さんは、オカリナ作りから演奏までこなすアーティストだ。今日はチームメンバー3プラスエキストラパーカッション1の4人での演奏を聴かせてもらった。


神代小路の桜並木も美しい。今度はペダルを踏んで、また来たい。
 


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『第2回長崎市障害者アート作品展』

2013-03-07 | 心境
障害のある人の社会参加と障害のある方への理解を深めようと長崎市主催のアート作品展が開かれた。
長崎市が主催する『第2回長崎市障害者アート作品展』だ。
出展された400点あまりの作品の一部を紹介しましょう。




























障害のある人の活動を紹介するこのような機会がもっと増えてほしいものだ

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