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あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

軍艦島

2009-04-22 | わが町
軍艦島
長崎沖の海上に浮かぶ軍艦島をご存知だろうか。
石炭産業華やかりし頃、良質の石炭が採炭されていた6ヘクタールあまりの小さな島である。
最盛期にはこの島に5000人を超える人が住み、当時としては人口密度世界一だったとか。
林立する住居アパート群を始め、学校、病院など生活地域としての十分な機能を持った島であった。地名としては『端島』であるが島の外観から『軍艦島』の呼び名でよく知られている。
炭鉱の閉鎖後無人島となり上陸が制限されていた。
現在はその採炭産業が遺した島の都市機能の遺構が注目され、世界的にも珍しい近代化遺産として、「九州・山口の近代化産業遺産群」のひとつに入り世界遺産暫定リストに登録された。
その軍艦島が今日一般に解禁され、以前この地に住んでいた人たちなど約70人がが35年ぶりに訪れたとのことだ。
これから軍艦島の存在のユニークさを売りに観光資源として多いに活用できそうな気がする。
長崎の新たな見どころとして多くの人に是非案内したい。
長崎学さるくでは、クルーザーでこの軍艦島を巡るコースがあるとか。
人気がでそうである。

コメント (2)
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