春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

ステイホーム ステイ長崎

2020-05-09 | 心境
独り遊び

「密閉、密集、密接」の回避が新型コロナウイルス感染予防の基本行動様式という。
さて、我が身はどうか。
県内他市のサービス付き高齢者向け住宅に住む母への面会は2月からできない。
案内をいただいた博多での3月の結婚式は熟慮の結果、欠席した。
図書館、プールも緊急事態宣言の発出前から利用する気になれない。
月に1度の歯科医院への通院もどうするか迷う始末だ。
一寸の発熱もしていられない。
人に会うことに冷静な判断と勇気が要る難しい時代になってしまった。
テレビつけっぱなしのステイホーム生活は、コロナ番組で情報過多になってしまい、放送される専門家の意見も次第に評論家的発言に聞こえてくる。
気が重たくなる。
とにかく罹らないこと、罹らなければ他人にうつすことはない。

ステイ長崎
ならば独り時間をどう過ごすか、65歳無職の起床から就寝までの時間は長い。
部屋体操にも限界があるし、時には外の空気を思い切り吸いたい。
ロードバイクの趣味はこの時期の独り遊びにぴったりだ。
もちろん、混雑(人目)を避けひたすら山のふもとを行く。
ソーシャルディスタンスもとれるし、この時季の新緑ときれいな草花が心のリフレッシュに役立つ。
毎日、ロードバイクとはいかないが、年金生活の彩りに欠かせないルーチンになっている。
5月の薫風が気持ちいい。
ピナレロは甘く香るみかんの花の匂いを楽しみながら山道をゆく。
65歳には元気印がついている。
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CHANGE

2020-05-03 | 心境
我が家の玄関はこんなことに
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この3月に5年間勤めた職場を退職した。
退職後の年金生活の楽しみをあれこれ考えていたが、春先から新型コロナウイルスの不気味な足音が次第に大きくなり、生活は一変した。
新型コロナウイルスはあっという間に世界を席巻し、日本も緊急事態宣言が発出され、かつてない先の見えない不穏社会になっている。
危機が見通せないことほど不安なことはない。
日本中のイベントが中止、延期、縮小され、私も飛行機、ホテルのキャンセル手続きにやるせなさを感じながらも、この状況下では諦観の境地である。
明日の生活が見えない人たちの声は悲痛だ。
この春、小学校に入学した孫は歓迎遠足で新しい友達ができ、胸弾ませて新生活を始めたばかりだったが、休校がいかにも残念そうだ。
休校の理由は理解できる年齢だが、やっぱり早く学校に行きたい気持ちは抑えきれないようである。
これまでの自由な生活から外出を控える生活にするのは窮屈だが、これを機に我慢力を鍛えなければなるまい。
新型コロナウイルス対策は長丁場になることを覚悟して、生活様式を見直すことが提言されている。
我慢力を鍛え、新しい生活様式を整え、危険・危機を回避する仕組みを社会全体で創るということなのだろう。
仕事のしかたさせかた、教育現場での学び方学ばせ方、生活サービスの入手法、etc
CHANGEが求められているのだ。
生活行動もマスクをつけること、手指消毒、ソーシャルディスタンスが当たり前の世界
改めて気づかされたエッセンシャルワーカーの存在の大きさ
こんなことを意識しながら日々の生活を点検したい。
社会を変えるための行動のとれる人間でいよう。

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