千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

源氏物語展

2008-09-18 | 美術館
先日、横浜美術館へ行ってきました。
今年は源氏物語が世に出てから、ちょうど1000年だそうで、
あちらこちらで源氏物語関連の展覧会が開かれていたり、
新聞雑誌などでも特集が見られましたが、
横浜美術館では特別展「源氏物語の1000年 あこがれの王朝ロマン」と言うタイトルでした。
源氏物語を描いた源氏絵や調度品・日記など古いものから近代のものまで、国宝・重文等たくさん展示されていました。




「源氏物語」・・・昔、講座に行き原文を少し読みかじっていたけれど、
あまりの長さに途中で挫折、物語のダイジェストと思い、
田辺聖子の「新源氏物語」で何とか物語を把握したことがありましたっけ・・・
主人公光源氏の恋愛が主流なのだけれど、その複雑な人間関係・政治・暮らし・ならわし・信仰・
王朝時代の美意識・・・いろいろ絡みあって興味が尽きない面白さでした。
原文の源氏物語は日本語が大変美しかったことを覚えています。
もちろん講義を聴きながらでないととても読めませんけど・・・


これは小さなクリアファイルをスキャンしたもの


梶田半古と言う画家が物語の場面をたくさん描いていて、
近代的でユーモラスな場面もあり楽しい絵でした。
本物は屏風で、絵の数もこの倍以上ありました

     

           
      
横浜市みなとみらいにある横浜美術館、なかなか近代的な建物です。
カフェで休憩・・・限定メニューの「紫式部よもぎ抹茶ラテ」を注文する。
抹茶パウダーで描いた紫式部の顔のラテがくる
面白いアイデア・・・
手描きのためカップの中、みんな表情が違うので仲間とワ~ワ~言いながら
一番いいお顔のカップを撮ったつもり・・・

今回はちょっと傾向のちがう絵を見た美術館めぐりだったけど、
久しぶりに源氏を思い出し、これから秋の夜長、あの分厚い源氏物語を引っ張り出してもいいかなあとちょっぴり思いました









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4 コメント

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待っていました源氏物語 (fu-kobb)
2008-09-18 11:00:32
今年は区切りの年で彼方此方で特集を組んでいるんですね
私も原文は読めるはずも無く・・

ダイジェスト版で何となく程度・・

素晴らしい物を見て認識を新たにしたのね
いつものお茶タイムがいいね

紫式部も皆に食べられてしまう・・

秋の夜長読書しようか・・難しいのは・・
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抹茶ラテ (1000win)
2008-09-18 22:26:06
Fu-kobb様

紫式部ラテを飲み干したら、文章が上手くなるならいいけどねぇ
秋の夜長・・・それにしてもやることがたくさんあるわよね
たまにはパソコン閉じて、ゆっくり読書の夜にしましょうか・・・本を開けると目が閉じそう

が遅いのに待っていてくれてありがとうね




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分厚い本 (y.1061)
2008-09-21 13:47:26
瀬戸内寂聴さん訳が出版された頃読みましたが、(登場人物がややこしく)時間がかかったので、途中・2冊で挫折しました。
分厚い本はソファーでは読みにくいこともあって。
次回は登場人物を調べてからと思っています。

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系図 (1000win)
2008-09-21 22:49:21
y.1061様

ホントホント!!
系図片手に読まないと、訳わかんないわよね。
登場人物は多いしね。
絵を見ると物語が想像出来ていいです。
十二単なんか、どんなに綺麗だったでしょうね!
でもお洗濯はどうしたんでしょう?
これは庶民の感覚・・・素朴な疑問・・・ロマンチックではないですね
おいで下さってありがとう
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