千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

白内障の手術をしました

2020-05-09 | Weblog


一日でも早くコロナ感染が終息することを祈るばかりです。

緊急事態宣言で、孫たちも来れないので、静かな 5 月を迎えています。

自粛生活も3ヵ月目!

4 月の初め頃は張り切って、衣類や押し入れ、戸棚の整理をしていました。

本棚の整理でたくさんの本を処分していたら、

夫の本棚から「 横山秀夫 」の本を見つけ、

「 ノースライト 」 「 64 」 「 影踏み 」と・・・すっかり嵌まって読みふけってしまいました。

ちょっと硬派ですが、心理描写が深く、細かくって、読みごたえがありました。






4 月中頃、白内障の手術をしました。

コロナ感染の不安な時期なので、キャンセルも考えましたが、

半年前から決まっていた手術予定日だったので、

思い切って、予定通り手術していただきました。

まずは、右目から~

手術は 15 分ほどでしたが、目を見開いたまま、

強烈な光がグルグル動くのを見つめつつ、じっと我慢、

“ 無事 終わりましたよ ” との声にホッとしました!

昔の眼帯を想像していましたら、ピタッと頬まで覆うほどの大きなガーゼでした!

日帰り手術でしたので、その日は家で安静にしていて、

翌日の受診で、ガーゼを べりッと 剥がされて、眼を開けたら、

壁が白い! 蛍光灯が白い! 周りがものすごく明るくって、びっくりしました!

色が鮮やかなこと・・・ こんなに景色ってきれいだっけ!!!






蛍光灯で例えると、手術した方の右目で見ると白い昼光色、

手術前の左目で見ると黄みがかった電球色です。

片目ずつ・・・パチクリやって、そのちがいに感動していました。

感染症防止のための目薬は、日に 4 回、3 種類ずつなので、なかなか忙しい~~~



翌週、左目の手術です。

また、あの見開き状態を思うと、2度目の方が怖かったです。

なぜか、ドキドキして血圧高め!

でも無事に終わって、やれやれ・・・







術後は気を付けなくてはいけないので、眼を使えない。

細かいことは出来ないし、なかなか苦痛でしたが、

YouTubeで、音楽を聴いたり、朗読を楽しんだりしていました。

宮沢賢治の 「 注文の多い料理店 」 「 よだかの星 」 「 セロ弾きのゴーシュ 」 なども楽しい!

「 どんぐりと山猫 」 は、先日亡くなられた久米 明さんが朗読されていて、

素晴らしかったです。

松本清張の短めの小説の朗読も面白かったです。







最近やっと、防護メガネをしなくてもよいとのことで、すっきりしました。

裸眼で、遠くと中間が見えるようになったので、メガネは不要になりましたが、

ちょっと間が抜けた顔になるので、視力が落ち着いたら、素通しのメガネを作ろっかな~

近くを見るには軽い老眼鏡は必要ですが・・・


パソコンもなんとか、違和感なく見ることが出来るようになりました。







手術後は入浴も禁止、もちろん顔も洗えなかったので、ほとんどすっぴん状態!

コロナのため、お稽古がすべて中止だったので、その間に手術出来たことは、

良かったかなあと思いました。

ほぼ一か月、不便な思いをしましたが、今鮮やかな新緑が美しく見えてうれしいことです。