千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

法多山で厄落とし

2011-02-12 | お出かけ
先月、インド赴任中の息子が椎間板ヘルニアになり、痛くて動けないとの電話にびっくり!
どうしましょう~ 心配でおろおろしても遠くでは手助けも出来ず、電話で様子を聞くのみでした・・・・





あれから、インドの病院で、Nucleoplasty と云う治療を受け、痛みが軽減しているとのことで、
ちょっとホッとしています。
海外では行われている治療法だそうですが、日本ではまだ保険の適応外とのことで、
心配しましたが、あちらのお医者様を信頼するしかありませんでした。

その治療法が効いたのか、意外と早く職場復帰出来たようで、少し安心しました。

あんなに健康で元気な子が・・・と思っていましたが、今年は息子が厄年だったことに気がつきました。
しかも本厄の歳です。

あまり信心深くはないけれど、こんな時だけ、困った時の神頼みです!
息子の厄払いをしていただこうと、夫と袋井市の法多山尊永寺へ行ってきました。



休日でもないのに、お祓いを受ける人達が30組以上もいます。
護摩壇の前に正座して、大太鼓が鳴り響くと儀式が始まります。
神聖な気持ちになります。

低い声でお経が始まって、段々クライマックスになり、護摩木に火がつけられ、
いろいろなものが火の中に投げ込まれます。
(後で調べたら、お酒やお米・大豆など、らしいです)
炎が大きくなり、煙が伽藍の天井に吸い込まれていきます。

炎を見ながら “厄が焼き尽くされますように”と 祈りました。

そして、お祓いをお願いした人の住所や名前が読み上げられ、徐々に炎が小さくなっていって、
ちょうど終わった時、積み上げられて燃えていた護摩木が、カク!って崩れ落ちて・・・
偶然でしょうけど、出来過ぎてる~~っと、思ってしまいました。

30分弱の儀式が終わって、帰りにお札を頂きます。





法多山団子を食べて、いっぷくです。 このお団子はいつ食べても本当に美味しい!
買ってきた法多山団子を、翌日サークルの皆さんに食べていただき、
厄を少しずつ、もらっていただきました。



厄年に良くないことが起きると云うのは迷信でしょうが、
大厄を迎える頃は、働き盛りの年齢ですから、
「身体的にも 精神的にも 無理しないように」という警告でしょうね。

“厄落としのお祓いの儀式”は初めての体験でした。
お友達の中で、ご家族の厄年毎にきちんとお祓いを受けていると云う方もいらして、
感心しましたが、人生の節目節目に、神聖な場所で自分を振り返り、
自己管理・体調管理を見直す事は大事なことだなあと思いました。