千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

都をどり

2006-04-29 | 京都
先日、バスツアーで京都の「都をどり」を見に行ってきました。
祇園は初めてなので、もの珍しくてキョロキョロ・・・
情緒あふれる祇園を散策していると、姿のいい舞妓さんが歩いてきたのに、カメラを出していなかったので、シャッターチャンスを逃しましたが、なんとか遠ざかる後姿をパチリ!
よくTV・映画などに出てくるという橋の辺りから白川通りを歩く。川沿いにお茶屋さんが並んでいる。
赤穂浪士「大石内蔵助」ゆかりの一力茶屋の角を曲がり石畳の花見小路に入ると、「都をどり」の提灯だらけ・・・京都の春の風物詩を実感!
会場の祇園甲部歌舞練場へ急ぎ、芸妓さんのお点前でお茶を頂きました。舞妓さんがお運びをしています。この歌舞練場は、舞妓さんや芸妓さんの踊りの練習場として建てられたものだそうですが、今は有形文化財に指定されていて、なかなか見ごたえがある建物でした。




                  







観覧席は中央の前の方でなかなかいい席でした。
舞台の幕が開くと、会場は華やかな雰囲気に染まり、春から秋・雪景色の風情がたっぷりで楽しめたんですが、1時間ほどの踊りなので、あっというまに終わり、ちょっと名残惜しかったです。
明治5年が初演だそうで、明治維新の東京遷都で、京都が廃れないよう京都万博を開催し、そのイベントとして創演されたそうです。100年以上も続いていることにびっくり、歴史を感じさせられました。
「ヨーイヤサァー」の掛け声がかかり、地方さん達の三味線・笛のにぎやかな鳴り物とともに、舞妓さん達が現れ、京舞井上流の踊りを見せてくれます。