いや、昨日もバイトでしたが午後2時半まででして、本日の勤務が2時半からと言うことは、都合24時間の間が空くわけで、うまく時間を活用すればロスアンゼルスだってジャカルタだって行ける感じであります・・・まっ、帰りはどーするの?ってのは大きな問題ですけれども。
が、空いた時間の現実はそーはいかなくて、昨日は帰宅した時に結構バテていまして速攻で座り込んだ次第であります。
で、本日は午後からの勤務なんで午前中に少し遊んで来たんですけれども、気持ち的には仕事に行く気分では無く出来ることなら午後はのんびりしたい、ナンテ思うのであります。
と、いうことで身支度を開始するまであと小一時間・・・ブログなど書いて細やかに楽しもうと思うのであります。
突然ですが、皆様は野っ原や山で熊を見たことはありますか?
私は何度も見ているんですが殆どが後ろ姿であります。
その理由は、野山では熊の方が敏感なんで人間が近づくのを先に察して隠れたり道を避けるんで後ろ姿なんだろうと私は思っております。
で、何度か正面で見あったことがありましたが距離が遠いと熊は慌てもせずに藪の中に去って行きます。
近くと言っても30メートル程度はあったんですが、そん時は熊も自分もほとんど同時に認識したようで互いに驚いた感じで見合ったのでありました。
で、自分は熊を見たまま後ずさりし、熊は自分が下がったと同時に一瞬で藪の中に走り込んで消えたのでありました。
あの場の雰囲気は互いに面食らい困ったな、的な空気感だったと思います。
余談ですが熊が近くにいて自分が風下だと結構な獣臭を感じるし、登山道を外れて藪漕ぎなどしている時にも強烈な獣臭を感じることがあります。
そん時は近くに熊がいるとか寝床があると思って間違いない・・・と、自分は信じております。
と、まぁ、ひとくさり自分の熊体験など書きましたが、ここら辺りの野山に熊は普通にいるものなんであります。
しかし、それでも、20年ほど前から毎年熊が里へ出て騒ぎを起こすことが多くなったし、タケノコ取りの人が里山で熊に襲われることも多くなったと思うんであります。
で、やっぱし20年も前になりますか、山歩きで知り合った鉄砲撃ちの人が語ったんですが、猟銃の所持がとても厳しくなったのを機に猟師を止めるんだ、と語ったわけであります。
その時猟師が言うことには、鉄砲撃ちがいなくなったら熊だのイノシシだの増えるべな、でありました。
あの言葉が忘れられずにいてずっと熊騒動に注意していたんですが、まさに彼の言葉通りになったので熊が増えたり里に降りる原因の1つに猟師がいなくなったのがあると自分は思うのであります。
いや、もう山に行かなくなって三年になるんですが自分の好きな裏山でも熊の気配は濃くなっていまして、晩秋や初冬の雪の頃に行くとまだ冬眠できずにいる熊の足跡を普通に見るようになっていたわけです。
なので早朝や夕暮れ時、また雨や霧で気配が察しできない時はとても緊張するのであります。
で、まぁ、何が言いたいのかと言いますと、熊は少しくらい獲ったって減りはしないと言うことと、野生動物は野放しで愛護は出来ないと言うことであります。
日本全国で鹿の食害が言われてますが保護されているんで勝手に獲れなくて困るのは現場で生活をしている人であります。
たぶん街場に住む人にはその現実は想像できないと思うのであります。
只今我が家地方では10年前にはいなかったイノシシが激増して対策に困っています。
で、結局は電気柵しか具体策は無いようなんでありますが、これも人家のそばに出たら撃たれると学習すれば来なくなると言う人もいるのであります。
しかしこの辺りは鳥獣保護区で撃てませんし、そもそも鉄砲撃ちが減っているので現実的では無いのであります。
大した収穫もない山沿いの畑でイノシシ対策の電気柵なんてのは大変な負担と思うんですが他に手がないからやらざるを得ないのでありましょう。
まっ、貼り付けた記事は麻酔銃でしたけれども似たようなことでして、野生動物と人の共存や保護ってのは古今東西難しいもんであるなと思うのであります。