じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

さみしさの徒然に

2019-12-17 13:39:51 | 2019 12月 台湾とフィリピン
さみしさの徒然に手紙をしたためています、と謳ったのは井上陽水でありましたが、手紙を書く相手もいない私は本田路津子の「秋でも無いのに」ふうに誰かの手紙を待つだけであります。

いや、出す相手がいないのなら書いてくれる人などもっといない訳で、私のさみしさの徒然はどーしようもない迷路に落ち込むのであります。

余談ですが、ただいま斜め前の家がリフォームしてまして、大工がドンガラドンドンと壁など打ち抜く大音響を奏でている訳であります。

いや、私とてもよそ様の狭い庭でエンジンの草刈機やらチェンソーで騒音をまき散らすので事情は察しますが、しかし、正直言えばウルセーであります。

なんと申しましょうか、ブログなど書いていてもここぞというタイミングでドガドガガンガンと響いてきて思考が途切れちまう訳であります。

へっ❓ 気にするな、どーせ脈略など無いのだから、ですか❓

路地が好きです

都会の路地に迷い込むと強い孤独感を感じます。

いや、都会の雑踏の人波はいずれも個なので紛れ込んでも孤独は感じないのであります。
しかし、生活臭が漂う路地は興味本位に紛れ込んだ闖入者を瞬時に識別し見えない線を引くのであります。

その町の匂いを嗅ぎたくて徘徊する自分ですが、生活臭が強い路地ほど疎外感を感じるのであります。

一人客が多いバーが好きです

アンへレスのとあるホテルのテラスであります。
深夜2時頃なのに一人で座っている人が結構います。

白人なので白髪頭か金髪かわかりませんが自分と同年代か、それより上でありましょう。

一人でバーの椅子に座り通りを眺めるのは自分も好きであります。
椅子に座っている自分にはこれといってすることが無いのですが通りを歩く人たちには動く目的があるのでしょう。

一人、手持ち無沙汰に押されてバーの椅子に座って行き交う人を見るとき、深い孤独を感じるのであります。

すると何か動かなくてはならないと思い、さして飲みたくも無いビールを頼んでしまうのであります。

閑散としたリゾートが好きです

閑散としたリゾートののんびりした空気が好きです。
混んだリゾートホテルに一人はなんとなく異質で、ポツンとレストランなどにいると耐え難い孤独を感じるのであります。

5~6人も座れる席に一人で座っているのも気がひけるし、気のせいかも知れませんがオーダーも後回しで居心地が悪いのであります。

だから閑散とした時期にだけ行くのでありますが、誰もいないプールサイドのレストランを独り占めしても寂しいばかりで楽しくは無いのであります。

雲の上が好きです

飛行機の窓から見えるのは「雲平線」でありましょうか。

果てしなく広がる雲の先には行ったことの無い国があり、そして見たことの無い暮らしが広がっていると思うと気持ちが踊ります。

でも、見知らぬ国へ行くのはいつも一人・・・一人で飛行機に乗るのは退屈です。

若い頃には敢えて一人になっていたのに、今は時に一人が苦痛であります。

これが齢というものなのか❓

齢・・・よわい、か❓




コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫とカピバラか❓

2019-12-17 11:16:20 | 2019 12月 台湾とフィリピン
いや、また台湾の話で恐縮なんですが、私には理解不可能な展示があったのでみなさまのご意見を賜りたいと思いまして・・・なぁ~んてのは嘘でして、ネタになりそうなものならなんでも出すという、言って見れば「見上げたもんだぜ 屋根屋の褌」と言う根性で展開するものであります。

クリスマスツリーと猫とカピバラ

いや、ネズミと虎でしょ、と言うご意見もあろうかと思いますが、それなら問いますぜ。

来年の干支は子年で、そこは認めましょう・・・が、猫にしか見えないけれどもそれを虎だとしても、脈絡は無いのであります。

いや、台湾ではクリスマスや新年を迎えるにあたってネズミと虎か猫が必要だったら何も言えませんが、皆様はこの展示をどー思いますか❓





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾を引っ張る

2019-12-17 09:29:41 | 2019 12月 台湾とフィリピン
そー・・・台湾に行ったのは既に先週の話でして、それを話題にするのは、後ろは見ない私としては珍しい事であります。

で、その理由は、台湾がとても魅力的で是非とも皆さんに伝えたいから、なんて高尚な理由はミジンコも無いのであります。

要するに今日はネタが無い・・・なら台湾でもフィリピンでも、それが如何に賞味期限切れであろうとも食わざるを得ない事情からなのであります。

と、言う前振りから入るのは台湾のコンビニ話しであります。

台湾のコンビニのレジ袋は丈夫で自立できます

なぜかホログラムのナンバー入り

さて、台湾のコンビニは日本のそれより進んでいる麺もあります。

いや、麺は誤字ではなく、麺類が異常に多い事を表現したかったと言うのは真っ赤な嘘ですが、麺類はとても多いであります。

余談ですが、弁当のコーナーに「日式・丸亀製麺」のラベルの張られた弁当がありましたが、台湾に進出して弁当を作っているんでしょうか❓

で、弁当なんですが、店内には椅子席がたくさんありまして、買った弁当や麺類は店内で食べるのも可能なんであります・・・と言うよりも店内で食べるのが主流ですかね❓

いや、夏場と言いますか5月に行った時には店外の歩道に椅子席があったんですが台湾も今は冬という事で店内オンリーなのかと勝手に推測しました。
ちなみに夏場は店外の椅子席でビール飲んでる人が多かったと記憶しております。

で、弁当や冷凍のパック物はレジでお会計を済ませてからチンするのがルールなんですが、電子レンジは自分で操作します。

しかし、自分の買った弁当は何分のチンが妥当なのか、そこが台湾語なのでわかりません。
で、適当に1分やってみたんですが軽く温まった程度で熱々には程遠かった、であります。

あれです・・・自分が入ったセブンは比較的大型店舗と思われ、電子レンジは3台ありました。
して、その他にお湯用のポットが二つくらい有ったと思いますが、定かではありません。

で、レジでお会計をしても商品を袋に入れてはくれないのであります。

いや、台湾初日の夜に弁当とビールとジュースと水を買ってお会計をした訳ですがそこから先に進まないのであります。

私ゃ袋に入れられた商品をもらうばかりと思って突っ立っていたんですが事態は硬直したまま沈黙の時だけが過ぎる訳であります。

で、後ろには並んでいる客がいたんですが状況を見て「こりゃダメだ」と察したのか隣のレジに移る訳であります。

いや、この間わずかに10~20秒と思うんですが私的には悠久の時が過ぎた感じでして、序でに自分と店員さんの間に横たわった沈黙が心に痛かった訳であります。

しかし私とてもそれなりに場数を踏んだ日本男児、臆してはならじと意を決し、アイニード プラスチックバッグ イズ ザット あ チャージ❓と、蚊の鳴くような声で言ったみた訳であります。

する、わりと美形系の女性の店員は「有料で1円です」と日本語で答えた訳であります。

なんだよぉ~日本語できるんなら先に言ってよぉ~と、思わず日本語で漏らしてしまいました。

と、まぁ、その後ゆで卵を電子レンジに入れて爆発させるなどの面倒をかけたんですが彼女がとても親切だけど事務的に、絶対話しかけられたく無い感じで隙を見せずに対応してくれた訳です。

余談ですが、スケベな雰囲気って万国共通なんでありましょうか❓
別にお近づきになりたい気持ちも無く、ただ少し可愛いので短い会話くらいはと思っただけなんですが、完全にブロックされた感じでありました。

と、言う事で話を要約しますと、台湾のレジ袋は有料で1元であります。
そして、弁当はお会計の後に温めるシステムであります。
さらに付け加えると、セブンイレブンにいた少し可愛い娘さんはたぶん、ナンパ不可であります。

と、まぁ、そんなところですかね。





コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嗚呼、比律賓よ比利賓

2019-12-16 19:34:15 | 2019 12月 台湾とフィリピン
比律賓 比利賓はどちらもフィリピンの漢字表記だそうであります。

と、いうことで、また先日の、台湾からフィリピンへ廻ってまた台湾に戻って仙台に帰ったという、ほとんどすごろくのような旅行の最後の顛末記になる訳であります。

二日酔いの朝のbreakfast 250ペソ

この日の朝はほぼ死んでいました。
それほど飲んだ記憶も無いのですが・・・まっ、記憶に無いということはそー言う事なんでありましょう。

ホントに幾つになっても学習しない莫迦ジジイでして、たぶん、死んでも治らないんであります。

そんな訳でいつもなら軽いビールで向かい酒と行くんですがこの朝はとてもそんな気分ではありませんでした。

台湾行きの飛行機は18時頃ですから空港へは15時くらいに着けば良いのであります。
いや、フィリピンのチェックインを舐めてはいけません・・・二時間前ではラウンジで酒など飲む時間は取れなくなってしまう可能性もある訳です。

で、プールで遊ぶ人影も無いので水に入って頭を冷やそうかと思ったんですが濡れた水着を持って歩くのは厄介なのでやめました。

そー・・・常にプールの有るホテルで宿決めしているんですが現実にはほとんど入っていない訳です。

で、プールに拘らなければもっと良い部屋で安く泊まれるのに、どーしても南国のホテルとプールは切り離せない刷り込みが出来上がっている訳です。

若かりし頃の・・・まっ、やめておきましょう。


VIP LOUNGE ですとぉ~

この日はオーストラリアの若者がチェックイン時に荷物の重量で超過料金を請求され揉めてチェックインの列の進みが止まってしまいました。

いや、LCCの荷物代は別料金を知らないのか、どこの列でも似たような感じでして3~4人のグループが通過するのに20~30分も掛かるんであります。


さて、私が使えるラウンジはビジネスクラスの航空券や航空会社のエリートランクで入れるラウンジでは無く、Plaza Premium Loungeであります。

このラウンジはプライオリティーパスと言う年会費を払って買ったカードで入るラウンジであります。

しかし、年会費の約5万円を支払って買っている人は多分少数で、大方の人はクレジットカードに付帯している権利で手に入れている訳であります。

自分はプライオリティーパスを入手する目的で年会費1万円の楽天ゴールドカードに入りました。

楽天ゴールドカードはプライオリティーパスを貰えるカードの中で一番年会費が安いのであります。

結構ショボイVIPの食事であります

いや、食べ物とビールが無料なのは大した事では無いのであります。
搭乗までの時間を静かに過ごせる事が大切なのであります。
そして、繋がりの良いWiHiがあるのも大きな利点なのであります。

クラーク国際空港には二つのラウンジがありまして、一つはクレカのゴールドカードや航空会社のビジネスクラスとエリート会員向けのラウンジで、もう一つがPlaza Premium Loungeであります。

あっちのラウンジも覗いてみましたが50歩100歩でして、空港が小さいのでマニラやセブとは比較にならないラウンジでありました。

台湾の夜飯はコンビニ弁当とビール

最終日の朝食はコンビニのサンドイッチ

台湾最初の夜に泊まった宿に戻ってきた訳です。
いや、道を覚えたので知っている宿の方が良い訳であります。
2度も泊まればほとんど馴染みな訳でして、チェックインもニーハオで顔パスでありました。

まっ、それは嘘ですけど、パスポートの提示も求められず名前だけサインして終わりでありました。

で、向かいのセブンイレブンの店員さんにも顔を覚えられ・・・いや、日本人旅行者だってたくさんいるだろうに何故にそう簡単に覚えられるのか❓

たぶん、電子レンジの中でゆで卵を爆発させて迷惑などかけたので印象深いのでありましょう。

桃園国際空港のPlaza Premium Loungeの食事

桃園国際空港のPlaza Premium Loungeのデザート

飛行機は14時頃発なので桃園国際空港には2時間半前に入りました。

宿を出てすぐ前、Z10入口から台北駅に続く地下道に入り散歩がてら店をひやかしつつMRTで台湾桃園国際空港へ向かいました。

MRTには日本人も多く乗っていて台湾領この人気の高さが伺えました。

あれです・・・台湾の入国時には両方の人さし指の指紋を読み取り機で登録するんですが、出国時には読み取り機に指紋をかざすだけで手続きが終わるんでとても早いのであります。
いずれどこの国もこれになるんでありましょう。

で、ラウンジの食事なんですが、台湾名物の温かい食事を作ってもらえるとても待遇の良いラウンジでありまして、牛肉麺は美味いものでありました。

さようなら台湾 再見

と、いう事で、LCCの狭い座席で我慢する事4時間・・・は嘘でして、前から二番目の少し広い席を予約していたので足元は然程きつくはなかったんであります。

しかも、自分の列は我一人・・・伸び伸びと4時間、寝てきた次第であります。

そして18時20分頃、仙台空港に到着して今度の旅は終わりました、と。

この度を総括すると、毎度の事ながら貧乏が災いする中身の薄い旅であるなとつくづく思う訳であります。

旅の間の食べ物といえば無料のラウンジの飯とコンビニの弁当という貧しさではありますが、その貧乏くささが好きなんであります。

若かりし頃の思い出の欠片を拾うべく、すり減ったビーチサンダルをペタペタ言わせて路地裏を徘徊する。
今回は台北の街でその真似事ができたので満足している訳であります。

さて、と・・・次は桜の咲く頃ですかね。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本はサザエさん一家か

2019-12-16 10:08:45 | 2019 12月 台湾とフィリピン
皆様はサザエさんは好きですか❓

私ゃ娘が子供の頃は一緒になって見ていましたし、もっと遡っては自分が小学生の頃貸本屋から借りたマンガ本で見ていた訳であります。

その頃のサザエさんで記憶にあるのは、設定が終戦後の安定期に入った昭和20年後半か30年代始めで、サザエさん一家が引っ越してくる場面であります。

細かい事は忘れましたが引っ越し荷物が「縄」や「行李」や「籠」で括られていたのを覚えています。

が、話はそんな事では無いのであります。

私としては「サザエさん家には現実が無い」と話を持っていきたい訳であります。

現実が無いとはどーいう事かというと、サザエさん家に起こる不幸と言いますか問題は、せいぜいがカツオのテストの成績が悪くて云々とか、マスオさんが会社の書類を忘れてさー大変、なんてことな訳であります。

で、ここでサザエさん家やマンガの意図を考察する気は無いんですが、磯野波平以外は全員の名前がカタカナでありまして、ここに作者の大きなナニがアレしていると思うのは、如何でありましょうか。

で、さらに言えば、サザエさんのマンガで戦争や葬式の場面は見た記憶が無いのであります。
言ってしまえば、サザエさんのマンガでは人は死なないのであります。

と、いうことで、私は平和ボケ国家の日本を、人は争い死ぬという現実から目を逸らした「サザエさん国家」と呼びたいと思うのであります。

大日本帝国陸軍時代の日の丸

国軍の防空壕の中の司令部 たぶん

裕仁天皇の負け戦宣言詔書

日本軍の南部14年式拳銃

日本軍の爆弾と大砲の弾

と、いう前振りから台湾の博物館で見てきた写真を無理に引っ張りだす訳ですが、台湾では戦争博物館(国軍歴史文物館)で自国が戦ってきた歴史を見ることができる訳であります。

自分が訪れた日には何故かSAMSUNGとロゴの入った揃いのTシャツを着た小学生が先生の説明を熱心に聞いていたのを見ました。

日本国内で自国の戦争の歴史を断片や情緒抜きの説明と展示物で真正面から向き合う場所はありますか❓

私は博物館や資料館は嫌いじゃ無いので各地で見るんですが、大概が大空襲で焼け野原とか、悲惨な焼い弾の絨毯爆撃からどう逃げたか、なんてことな訳であります。

沖縄のそれらは悲惨さを前面に押し出し、悪者は爆弾を落としたアメリカでは無く戦争を遂行した日本国とか天皇とか軍部になっていると私ゃ思う訳です・・・おおっと、批判がましいことはやめておきましょう。

いや、台湾は戦勝国なので(賛否あると思いますが)堂々と誇りを持って大東亜戦争のことは取り上げられましょうけれども、その他の負け戦も歴史として展示し説明している訳であります。

日本には長崎と広島に原爆記念館がありますが、戦争の歴史のほんの一部でして、あれを見ても大日本帝國の戦争の歴史なんてのは殆どわからない訳であります。

さて、この度の台北市内徘徊で撮って余った写真を使って何かをひねり出そうという意図で無理やり始めた「サザエさん国家」ではありましたが、いや、広げた風呂敷はあまりにも奥が深く、当初予定した「台湾は自国の戦争の歴史を正面から教えているのに日本は何で隠してしまうのか」ではオチがつかなくなってしまった訳であります。

いや、中華民国の金門島と中華人民共和国が海を挟んで戦ったのは有名な話ではありますが、その時、台湾を支援していたアメリカが中国に対して核攻撃を計画したんですが、あのアイゼンハワーが許可しなかったという話がある訳です。

どーですか、日本は平和だなんて思っているのは昭和20年以来爆撃されていないからってだけのことでして、実際には何度も巻き添えを食うかも知れない場面はあった訳です。

いや、話を膨らませば憲法9条まで行ってしまう訳ですが、只でさえ畳切れなくなった風呂敷ですので控えますが、最後に、Wikiから拾った台湾の強かさを一つ認めておきたいと思います。

ネットから拾ってきました

この砲撃戦で金門には470,000発の砲弾が撃ち込まれた。砲撃に使用された砲弾の弾殻には非常に硬質な鋼が使用されており、金門住民は不発弾等を再利用して包丁を製造するようになり、これらの包丁は金門包丁(金門菜刀)として金門を代表する名産品となっている。

したたかですね・・・台湾人の強さをしみじみ感じる金門包丁ということで、脈絡の無いままに終わらせていただきます。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする