田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

競馬が落ちて宝くじ上がる?

2007-12-24 23:19:08 | 競馬
9番人気のマツリダゴッホが他を寄せ付けず、今年の有馬記念の幕が下りた。
9月のオールカマーでは圧勝劇を見せた中山巧者、もしかしたらとの思いもあったが終わってから書いても仕方がない。

今年は秋からずっと体調が思わしくなく、競馬を手控えていた。
久しぶりに馬券を買わずに見る事になった有馬記念。
池袋の某家電販売店の3階で、レースを見ていたが、ディープインパクトで盛り上がり、どう見ても馬券を一度も買ったことがなさそうなオバハン達まで拍手を送っていた昨年とは盛り上がりが違っていた。
日本橋と池袋と言う場所柄を差し引いても。

今年のJRAの売上は前年度比2、3パーセント減の2兆7591億3807万円。
10年連続の前年比割れ。
4兆円企業と言われていたのが遠い昔のようだ。
来年からはGⅠレースを中心に売上の5パーセント相当を払戻金に上乗せ、そして単勝配当の最低を110円とし、いわゆる「100円戻し」を廃止することになったが、いくら大泉洋をCMキャラクターに起用しようとも、競馬全体を取り巻く高齢化、売上減少の流れを止められるとは思えない。

一方、宝くじ売り場には先日まで年末ジャンボを買い求める人の列が出来ていた。
今年の売上は1兆円を超える見通し、競馬とは逆に7年連続の1兆円突破になりそうだ。
廃止の危機に瀕していたtotoもビッグ6の登場で息を吹き返した。

競馬のような「考えないと面白くない」ギャンブルよりも、宝くじやビッグ6のような運任せのギャンブルの方が今の時代に向いているのか?
大事な金を賭けるのに「考える」ことが面倒くさくなったということか?

個人的にはう~んという感じである。
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