田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

ディープインパクト引退

2006-10-12 23:54:37 | 競馬
驚きとショック 池江調教師が寂しげに会見(共同通信) - goo ニュース



正直言えば、自分自身ディープインパクトは好きな馬、というほどでもない。
なのになぜ先日フランスまで飛んでしまったのか。
そして何千人もの日本人競馬ファンがロンシャンに集結したのか。
それは日本の馬が凱旋門賞を勝つこと、それが日本の競馬にとって一つの時代の終わりであり、そして新たな時代の幕開けになると感じたからに違いない。

10月1日の夕方、ディープがレイルリンクの3着に敗れたとき。
多くの人が展開、ローテーションなどディープの実力以外の敗戦要因を探し、自らを納得させ、そして来年の仕切り直しを期待していたことだろう。
そしてそれは武豊騎手、池江調教師も同じだったに違いない。

しかし、馬主の思いは違った。
凱旋門賞に出走するのは今年一回だけでいいと考えた金子オーナーはディープインパクトの今年限りでの引退、種牡馬入りを発表した。

金子氏にしてみれば来年も現役で走ることによって得られる賞金と種牡馬入りして得られる種付け料などとを比較して、種牡馬入りの方がメリットが大きいと考えたのだろう。
ディープインパクトが出現したことによって競馬界全体が得られたイメージアップ効果を考えると、凱旋門賞に再挑戦するにせよしないにせよ、現役続行のほうが喜ぶ人は多いとは思うのだが(自分を含めて)。

ただ、ディープインパクトは池江調教師の馬ではなく武豊の馬でもなくましてやファンの馬でもなく金子氏の馬。
今は金子氏の判断が最良なのだと思うしかない。

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