東京は薄曇りだ。気分が乗らないが、私の心の政治活性は燃えている。題が革命前線とはものものしい。今の日本で革命なんていう言葉は死語だ。戦後の共産党などの左翼勢力が強い時には、革命という言葉も現実的であり若い大学生、労働者を引き付けた。日本に革命を起こす男だなんていう言葉は、普通に受け入れられた。戦後80年も経つと、日本で政治家が革命を起こすなんて言ったら、完全に浮き上がってしまう。笑いが起きてしまうだろう。その位、日本の政治活性は低い。政治的課題は多いのに、日本では政治が人を引き付けない。頭の中は政治より食い物と芸能人で満たされている。コメの値段が通常の2倍になったら、外国では暴動がおきるぞ。日本ではコメ屋を襲ったり、政府自民党の事務所を破壊するような事は起きない。食料の不足は過激な歴史を変えさせるような事件を起こす。革命を起こす原因だ。フランス革命、中国革命、キューバ革命、日本でも江戸時代には餓えた農民が一揆を起した。これは一種の革命だろう。コメだけでなく日本ではすべての値段が高い。良くも日本人は怒らないものだ。日本では食料暴動から革命に至る事はない。私は期待しているのだが、特に日本の若者は去勢されている。政治に無関心すぎる。将来、年金がもらえないかもしれないとか、低賃金で結婚できないとか不安を抱えている。それなのに政治に不安や怒りをぶつけない。先進国で政治活性が低い国は日本だけだ。韓国を見ろ!ユン大統領の罷免問題で支持派、反対派がデモって暴動寸前だ。日本で人々が熱狂するのはスポーツ観戦とアイドルコンサート位だ。政治には熱狂しない。革命なんてまったく起きない。しかし、日本でも暗殺テロは起きている。安倍総理は若い男に殺された。岸田総理も暗殺未遂だ。殺したいほど政治的不満を抱いてる人間はいるのだ。革命の分子は小さいが、彼等は政治を変えたいと真剣に考えたのだろう。彼等の行動は点だ。小さな点だが、つながれば線になる。線がつながれば面になる。面が重なれば立体になる。革命になる。毛沢東だって最初は小さな点だ。餓えた民衆にたくさんの飯を食べさせたい思いが線になり、面は大きな革命の固まりになり、革命は成功した。日本の長い平和は、日本人から革命的行動を奪ってしまった。現実は、日々の食べ物にも不足している人々が多くいるのだ。日本の貧困率は先進国でも高い。革命を起こす潜在的原因は膨らんでいる。なにかきっかけがあれば爆発するかもしれない。革命家と言われるようなインフルエンサーが出てくれば、日本でも政治が盛り上がるだろう。日本人に自覚を持たせるような人物だ。既成政治家には多くの日本人は納得してない。石破総理には多くの日本人は支持しない。それでも自民党は政権与党だ。自民党が革命を起こしてくれればいい。暴力革命を起こさなくても、税金を安くする、社会保険料を安くする、年金を生活できるレベルにする、コメを安くする、金に意地汚い政治家を排除するとかやってくれればいいのだ。何より国民が暴動を起こすぐらいの政治に関心を持つ事だ。革命を起こさなければ日本は消える。今みたいな腐った政治では世界の激しい流れについていけなくなる。