今まで、色々と試行錯誤しながら竪琴を弾いてきて、気になっていたことがありました。
チューナーのことです。
数か月前まで、ピッチは440ヘルツで弾いていましたが、7月に懇親発表会を行うにあたり、合奏する際432ヘルツで弾く方が馴染みある方もいらっしゃるだろうということで432に合わせ、以後そのまま432のピッチで弾いています。
電子チューナーを使いながらも、音を合わせる時は、できれば音叉か、あるいは弦と同じような素材か、楽器同士の方が良いなあと思っていました。Aの音を定めたら、あとは自分の耳で整えることが出来るようになりたいという思いもあります。
どんなものがあるのかと「チューナー」で検索したり調べても、クリップタイプやメトロノームと一体になったような機械のものしかなくて、今度は音叉を調べると440~444あたりの金属のY字のものになり。。432はというと、ヒーリング系のばかりで…これは楽器演奏の為のチューナーではなくて、別の目的で使われるものなのですね。
音叉での調弦に慣れるまでは大変だし混乱するだろうけど、試しにAmazonで一つ買ってみることにしました!
もうすぐ到着する予定です。どんなんだろう…??とワクワク☆ドキドキです。
音叉での調弦は私には難しくてできませんでした。
ギターの老先生は毎回、音叉を膝にコーンと当てて調弦していました。音の違いなどを聞かれていましたが、いつもあやふやにしか答えられませんでした。
音感がないから判断できないんです。
ピアノを専攻していた方は、音叉は必要じゃなかったのでしょうか。少しびっくりしています。
ピアノは調律師によって調整されるから自分ですることはないからでしょうか。
調弦はできないけど、あのポーンという音は優しい音色で大好きです。
そうなのです。。私はピアノ専攻で、楽器の調律は基本的に調律師さん任せでした。ハンマーは持っていてどうしても気になるところは自分で調整していましたが…音叉を使う必要はなかったのですね。
フルートを吹いていたのは中学卒業までで、音合わせはほぼ楽器同士、ラの音を吹いてお互いに合わせていました。
ヴァイオリンなどの弦楽器の人も、コンサートマスターやリーダーの音に皆が合わせたり、あるいはピアノの音を耳で聴いて合わせたりしますね。
弦楽器は弦が4本、ギターは6本。。基音ラを合わせることでチューニングOKの管楽器や、4,6本の弦の弦楽器ならば、訓練で比較的出来るようになると思うのですが、ピアノは88の鍵盤があり、竪琴も40本ほどあります。。黒鍵音があるし、やはり大変です(^^;)調律師さんの技術はすごいものがあると思います。
しかも調律は平均律…この言葉、先日のfuminさんの記事の最後のコメントにどこかで少し書かせていただいたのですが、全12音、均等な幅で音程をとっていく平均律の調弦は、自然にはもる音から微妙に若干ずれているという問題があり、非常に難しいのです。アカペラの声の重なりなら、自然にハモることが出来るのですが、それは響きあう音を聴き、自然に純正律で歌っているのでしょうね。平均律の調律はそこと若干のずれがあります。
なかなか説明も難しく、上手くお伝えできているか分かりませんが。汗
音叉で音を合わせるのは、慣れていなければ正直難しいことと思います。合わせるための説明もまた難しく、これは何度も経験して実感するを繰り返すことが大切なのかな、と個人的には思います。
まずは綺麗にはもるというのがどういう状態かの体験を繰り返し、心地よい響きを味わい楽しめたら良いですね。
そして音叉の音のクリアーで清らかな響き。。何だか心が落ち着きますね(^^)。
2台目の楽器製作、頑張ってくださいね♪
私、絶対ムリ〜((o(^∇^)o))
私が耳に頼るときは残響を聞いてますよ。
調律が合ってない2つの同じ音なら一緒に鳴らした時に『わ〜うわ〜うわ〜…』と音がうねって聞こえて。だんだんとお互いが近い音になってくるとうねりが細かくなって『わうわうわう〜』。そのうち調律が合うとうねりが聞こえなくなりますね。
ギターは隣弦と同じ音が出せるしハーモニクスはうねりが聞きやすいのでまだ合わせる可能性を感じますが…。
竪琴は…手強い!同じことなんだけど同じじゃない!でも、慣れというか訓練しておくべき能力かもしれないですね。
ちなみにクラリネットは5個の管(パーツ)を組み立ててまして。音によってあっちの隙間こっちの隙間を開けたり閉めたり。時に指の押し方を変えてそれぞれの音を調律してました。結構面倒でした!でも…結局は慣れなのですよね。
竪琴も『これ全部調律するの?!』って言われますが…弾いてて気持ち悪いのは結局自分(^_^;)
弦が安定してれば二周ぐらいすれば音も合うしそのまま当分放っておけるし。
案外面倒でもないですよね。耳の良い方はもっと毎日必要かもしれませんが…。
432ヘルツの音叉。ぜひ鉾盾の様にチューナーと対決させてみたいものです!(音叉を正とするより仕方ないですけどね…)チューナー同士の癖も露わになるかしら?とつい実験心が疼きます!
先日、電子書籍リーダー・キンドルを買ったので、【蜜蜂と遠雷】を買って読んでいます。
楽譜を演奏する、表現する、譜面通りはつまらない、生き生きと自分の景色を表現する、景色が見える、作曲者の意図・・・などなど
難しくて、抽象的過ぎて、この作者は本当に音楽のことをわかっていて物語を書いているのだろうかと疑ってしまいます。
それというのも、私に音楽を感じ取ることができないからだと思うのですが、多分、他の方には、私のような感想はないでしょうね。
音を聴く!この時点で自分だけ違うということを感じています。
安達先生
詳しく音叉のご説明ありがとうございました。
音の世界は難しいです。
純正律と平均律の違い・・ずれ、やはりサッパリです。申し訳ないです。
でも、こういう単語があるということは覚えました。
“花が咲く”先生
クラリネットの調律
初耳です。
なんでも楽器には調律が必要なんですねー。
なんてアホな私。
でも、お陰で、管の隙間を調整したり、指の押し方を変えたりしてやるということを知りました。
チューナーを使っている時に、目的の音の表示が出た後に、違う表示が色々出てどれがホントの音?と判断できなくなる時があります。
音の大きさで音階も変わるものでしょうか?
もうサッパリ謎の世界です。
コンクールという場が音楽界の中でも独特な世界で、「理想の音楽」が何となくそこにある中、個性ある演奏者達が様々な音楽アプローチをしたり、またその描写の文章表現が魅力的に思えたりしました。でも限られた世界の話でもあり、音楽に親しんでいる方たちの中でも、分かりづらい部分もあるかも知れないなとも思います。
そういえば、もしかしたら、聴いた音を自分の中で広げることに視点を持たれたら何か発見があるかも知れないですね。先日の遠き山に陽は落ちてのレッスンを思い出しました。
何かヒントになればと思いますが…。
そして調弦の話です。平均律の調弦をいきなり練習するのは私もちょっと無理なので、純正律で整える練習からですね。。そしてどんな風にずれてしまうのかを体験するところからかなと思います。
fuminさんの仰るように、普通のチューナーは、音を探って色々迷ってしまうようですね(^^;)。
…もしかしたら、私も音叉の前に、高性能なチューナーを買ったら納得できることがあったかも知れないですが笑。でもまずはせっかく購入したので、念願の音合わせ練習をしてみたいと思います♪
花が咲くさん、クラリネットの調整はそんなに難しいのですね。吹きながら微妙に各音を整えていたということですね?フルートも音によって上ずることがあり少し顎を引いてとかそういう指導を受けた記憶がありますが、子供時代で結構いい加減だったと思います…笑。
単音しが出ない楽器ならではの、音作りの難しさというのがありますね。
昨日、お店で録音に挑戦して上手くいかなくて、帰宅して再挑戦しました。次の記事にてアップしてみたいと思います~。(そして実はチューナーも届きました!それはその記事の次に~!…とは言え書くのに時間がかかりそうです(^^;))