これまで40年にもわたりライアーを弾き続けて来られ、卓越した技術と別世界の響きを生み出される世界的ライアー奏者、
そして偉大な先生でもあるジョン・ビリングさんが、ついに9月28日、アフロディーテの竪琴、トーンウッド工房に足を運んで下さいました!!
前日のコンサートでお会いしてお食事もご一緒させて頂いていたこともあり、やあ昨日はどうも!という感じでお会いすることが出来ました。早速アフロディーテの工房内をとても興味深くご覧になり、林さんが色々と説明したりお話されていましたよ。
教室に展示されている楽器も手に取り試奏され、私の黒柿リーアノンを奏でとても驚かれていました☆
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見学と試奏の後に始まった個人レッスン。
より素敵な演奏に近づくために、とても大切な教えをいただきました。。
見て頂いた曲は、ジョンさんの代表曲でもある「Love Song Without Words」です。
ソロバージョンのレッスンを受けましたが、一緒にデュオを弾こうとお誘いいただき、本当に本当に光栄でした!
この経験は私の宝物です。。(※アフロディーテの竪琴HPで紹介下さっています!)

ジョンさんの奏でるマリーライトから、音が泉のごとく溢れ出て、私は安心して水面をゆらゆら浮かんでいるような感覚で・・・まさに、夢見心地の時間でした。
一緒に弾かせて頂いたときの印象は、「絶大なる安心感」という感じでしょうか。
ここでご報告するのに、少し時間をかけないと文章がまとまらない状態なのですが、ともかく、やはり素晴らしかったです。
ジョンさんの奏でる音楽は、とても真似することが出来ない世界です。。
何でもなく弦を行き来する指は熟練の技、まさに別次元で、輝く音、芳醇な音は空気に漂い溶け込んでゆきました。
たくさん練習して当日を迎えた甲斐あって、たくさん褒めて頂きました!
本当に贅沢な時間でした☆☆☆
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そして、フィンガーアイリスのレッスンとリハーサルのため市民会館へ移動。
メンバーが待つ練習会場に、ジョンさんの楽器を運びました。
(…すっごく重いのです。日本ツアー、本当に大変なことと思います。。)
会場内で色々な準備にもたついている私に気付き、ささっと気配り!メンバー皆凄いんです。
素晴らしい仲間に支えられて今の私があります…そしてここでもありがたく、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
始まったレッスンではアンサンブルもたくさん褒めていただきつつ、ジョンさんのご指導で音楽はみるみる一層素敵に仕上がっていきました。
皆、最初は緊張していたかも知れないのですが、ジョンさんの温かな雰囲気に導かれ気付けば心地よい響きを奏でていました。
時間が少し余ったのでデュオ演奏をご一緒させて頂いたり、ソロを弾いて頂いたり。
サインもらったり、最後は写真撮影したり。とても和やかで幸せなひと時でした。。

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翌日9/29は、教室の発表会を兼ねた形の、ジョンさんをお迎えして開催された交流演奏会でした。
私の門下生と花草さんクラス6名と合わせて24名の参加者が朝早くに会場入りし、午前中はモーツァルト作品1曲と、ジョンさんの楽譜集から3曲をリハーサル。アンサンブルの皆さんが事前にたくさん練習して下さったこともあり、合奏としてはよく揃っていて、ジョンさんはここでも、たくさん沢山褒めて下さいました。
リハーサルが早く終わったことで、残りの時間はとても大切な勉強の場となりました。
ジョンさんが提案された演奏法の数々。楽譜から離れて様々なバリエーションで楽しんでいくことは、とてもワクワクなひと時でした♪
ハーモニクスのご披露もしていただき、皆さんとても心に響いたようでした。
これからの演奏に役立つ示唆を様々に与えて頂き、本当に貴重な時間となりました。
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食事をとってリハーサルを済ませて14時。お客様が入って来られました。
徐々に2階席と1階席のお客様に囲まれて、会場は想像していた以上に沢山の方々が来られた印象となりました。
いよいよ迎えた本番のオープニング演奏。。
出演者の皆さん、本当に素晴らしい演奏をして下さり心震えました。
ジョンさんの作品3曲では、ジョンさんが響きに厚みや彩りを加えて下さり、一層素晴らしい仕上がりとなりました(本番の演奏は本当にあっという間で、もっと演奏したかった~)
(※アフロディーテの竪琴HPのブログで演奏記録の動画を視聴できます♪♪)
そして、続いてfingeriris(フィンガーアイリス)の演奏。
ジョンさんの多彩な音色が加わり、豊かなバリエーションを楽しめる仕上がりになりました。
この時は、メンバーの皆さんが纏まって素敵に演奏してくれたことを、ただただ嬉しく思いました。

そして、私含めて11名のソロ演奏…
思いのこもった演奏に一度は全泣きしてしまった私です。笑
そして大切にしてこられたものや色々な背景を思い、胸がいっぱいになりました。
本当に皆さん、素敵に演奏して下さって感謝です。
そして来場の皆さまの長く長く温かい拍手に、本当に感謝の思いでした、ありがとうございました。
私も一曲演奏しまして、正直言えば練習通りにはいきませんでしたが、、反省としてはもっとたっぷり時間をかけた演奏にしたかったですね。やっぱり呼吸が浅かったのかしらと思います(^^;ご期待に添えずごめんなさい。
とは言え、良いと思えるところもあったかなということで、今回はこれで良しと自分を褒めようと思います。
(11名のソロ演奏もアフロディーテのHPに掲載して頂いています)
そしてジョンさんのソロ演奏の前に、ハープで登場下さったのは夏本道子さん。
今回のジョンさんの来日にあたり、コロナ禍で本当に大変なご苦労もおありの中、ご尽力下さいました。
ジョンさんとのデュオ演奏は各地でされていることもあり、今回は前日にお願いしてジョンさんの名曲を1曲お二人にご披露頂きました。
2台の楽器の響き合いはとても素敵でした。

そしてジョンさんのソロ演奏…初めて聴く人は本当に驚かれたことと思います。
やはりどの演奏も素晴らしかったです…!多彩な表現力と美しい響き、音楽の世界観…やはり別次元というか、別世界ですね。
ライアー界の巨匠の演奏…本当に間近で体験できたことが実り多く、おそらく一生記憶に残る、素晴らしい一日でした!

最後に、私はジョンさんとのデュオ演奏をさせて頂きました。
前日のレッスンで一緒に弾かせていただいた「Love Song Without Words」 のデュオバージョンです。
これは私の一生の宝物です(レッスンもそうなのですが!…アフロディーテのHPに紹介されています!)。

動画を撮って下さったアフロディーテの林さん、本当にありがとうございました。
今回の交流会やレッスンは、アフロディーテの竪琴の多大なるお力添えがあって、実現したものです。
アフロディーテの竪琴HPはこちらです(本公演の詳細と動画も掲載されています♪)
https://bit.ly/3UOxLVw
こんなに素晴らしい感動とともに、当日を終えることが出来て夢のようです。
様々にご協力くださった皆様に感謝申し上げます、ありがとうございました!!

この文面に書き切れない様々なこともありながら、充実した3日間の余韻に浸りつつ。
かけ足のご紹介となってしまいましたが、すみません。。
写真は少しずつこの記事に加えていきますね。
(ただ私ほとんど写真撮影出来ておらず、おそらくアフロディーテHPのお写真とほぼ同じです(^^;)
明日から(来週からかな~)、また新たに進んでいきたいと思います――♪♪♪

