竪琴のブログです♪

竪琴(ライアー)は、癒しの音色が魅力の弦楽器。指の腹で弦をなでるように演奏します。

花音さんの「癒しの森の音楽会」♪

2020-07-31 21:04:03 | 日記

コロナウィルスの感染拡大で、今年のプチフェス(竪琴発表会)は中止となりました。

そんな中、楽しい企画を立てて下さったのは、こちらのブログに時々コメントを下さる花音さんです。

花音さんのブログ仲間さんに私も加えて頂き、花草さんや教室に通って下さる生徒さんも参加下さいました。

花音さんが描かれた可愛い絵本の物語とともに、「癒しの森の音楽会」が今夜開催されることと思います。

参加下さった生徒さん、頑張って練習して演奏をご披露下さいました!(私も頑張りました笑)

是非、花音さんのブログへお運びくださいね(^^) (今夜7/31開催予定とのことです♪)

https://ameblo.jp/clover-rabbittail/entry-12614277070.html

 

 

 

 


練習での気付き

2020-07-21 00:11:23 | 日記

最近、一番よく練習しているのが、ベートーヴェンの『エリーゼのために』です。
エリーゼは、実はベートーヴェンが愛した「テレーゼ」という女性のことを指していて、楽譜に記載された名前の読み違いから現在「エリーゼ」として世に知られてしまっているという説が有名です。ただ10年ほど前には本当にエリーゼと呼ばれていた人物(ソプラノ歌手)の為に書かれた作品なのではないかという説も出てきたようです。

…とは言え、その情報により作品の価値が変わることはなく、弾く時にそのようなことはもちろん考えていません(^-^; 
思い違いとか誤解とか、世の中には溢れていて、、今の常識も真実とは違っているということが多々あると思います。

ベートーベンの生誕250周年に何か弾ける曲ないかしら、、と辿り着いた、この曲。

花音さんのブログ内の発表会ではこの曲で参加しようと思っていますが、運指が決まりそうで決まらないのです。…

今日も、昨日と違う運指で試してみました。
色々と試すことで気付いたのですが、弦に指を置く準備と、視線をどこに向けるか、そのタイミングとの兼ね合いがとても重要で、それを改善すると色々と解決することがあります。
ただやみくもに練習するのではなく、一旦リセットしたり、、何を変えると解決するかを考えないといけないですね。
…おかげで今日は一つ解決しました!

解決したら今度は、前後を自然に流れるように繋げていくことも大切で。
そんなこんなで、ただいま地道に修正、改善しているところです(^-^;

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先日、お礼を兼ねてお友達のお母様とお友達に、お花をプレゼントしました。
花を買いアレンジを作るのも、写真を撮るのも好きで、それを受け取ってもらうのはさらに大きな喜びです。
暑い時期なので綺麗なのはつかの間かも知れないですが、、写真には美しいまま残りますね。
…でもやはり、生花の色合いや質感にはかなわない、かな。


暑い毎日、皆様も水分を十分にとり、熱中症に気を付けてお過ごしくださいませm(__)m。


花草さんより、工房便り②

2020-07-12 20:44:39 | 日記

工房便り…新竪琴を作ろ〜!②

こんにちは、花草さとみです。
7月に入り雨による災害が増えています。被災された方々の一日でも早い復興をお祈りします。
まだまだに続く雨にも気が抜けませんがその後の猛暑とマスクを考えると梅雨明けも複雑な気分です。
みなさまも気候と体調の変化にはお気をつけて。

さて以前お話しした工房便りの続きになります。110%大きいハートの設計図までできました。今回は型を作ったお話です。

まずは設計図通りの型を作ります。今回は外形用と穴あけ用の2つをまず作りました。
外形用の型はパルプボードに形を写しパルプボードをカットします。

今回はバンドソーを使ってジャーっと外枠を切り、中の穴はジグソーでカットしました。(写真はバンドソーでハートを切りだした写真です。)よくホラー映画でチェーンソーが出てきますが「ソー(saw)=のこぎり」だったんだとこの時知りました。笑 刃の形の事を言ってたんですね。
時間とパワーがあればノコギリで切れなくもないですが、電動工具は早くて楽です!!
そのかわり怪我には要注意ですね。考えるだけで恐ろしい…

型が切れたので仕上げにカット面をならす作業です。これも手で紙やすりでやってると途方も無いので機械で。
やすり系の機械には名前にサンダーがつきます。「サンダー(sander)=研磨機、やすり」紙やすりは紙に砂(sand)が着いたもの…な感じなのでしょうか。
写真はスピンドルサンダーですね。真ん中のオレンジの棒が回転+上下に動くので押し当てて研磨します。あとベルトサンダーも使いました。
これで外形の型は終わり。
サンダー系の機械は刃物系よりは怖くないですが気をぬくとヤスリがけしている物が飛んでいきます!!
大きい物はよっぽど大丈夫ですが小さい物は指で持つのが大変だし平面を出すのは職人技で案外難しいのですよ。

あとは穴用の型を作ります。こちらは透明な厚めのシートをカッターで外形を切り取り、穴位置を図面から写し取ってボール盤で穴あけします。写真の機械がボール盤ですね。キリの回転を機械がしてくれると思って下さい。

ボール盤で木材に穴あけする時も上手い下手がありまして。上手くいくと穴の周りに蟻の巣のような木屑の山ができます。
真の目的はまっすぐ穴を開けることなのですが穴あけの速度が早すぎると細い針は曲がってしまうのでゆっくりと。
蟻の巣状の木屑は私が勝手に考えている1つの目安ですが上手く出来るととても嬉しく見ていて面白いです。(←多分少数意見でしょうけど…)こだわり過ぎると目的を見失いそうですので蟻塚作りは程ほどに。笑

という事で最初の写真の二枚の型が完成しました。
ほぼ機械のご紹介でしたが今後も出てきますのでお見知りおきを…ではまた!


近況報告、曲など

2020-07-10 07:32:59 | 日記

各地の記録的な大雨により、大きな被害の様子をニュースで見て、やりきれない思いです。大切な人を失い避難生活の中で、心身ともに疲れ…、私だったら、子供に気づかれないように毎晩泣いてしまうのではと思います。
大変な中、どうか前を向いて歩まれるようにと祈るばかりです。

現実を受け入れられないほどの困難な状況に置かれた時、音楽は自分とともにあるだろうか…もし楽器がなかったら、小声で歌ってみたりするだろうか…。だとしたら、どんな歌?

明る過ぎず暗過ぎず、穏やかで。少しずつ自分を励ましてくれるような歌でしょうか…
こんな時、皆さんならどんな音楽を求めるでしょうか。

人に聴いてもらえるようにと意識した時、演奏の仕上がりにはどうしても時間がかかってしまいます。ただ今はレパートリーを広げたくて、日々精進という感じで取り組み、リクエストに応えられる自分に近づきたいなと思っています。

最近取り組んでいる一曲に、「チキリン・デ・バチン」という曲があります。
初めてタイトルを見たのは10年以上前、ノリノリのサンバみたいな曲?かと思ったのですが(ただ曲名の響きの印象で(^-^;))
実はそうではなく「バチンという居酒屋に、花を売りに来るチキリン君」に、「辛い思いを分かってあげられずごめんよ、、」と伝えている曲なのですね。

ピアソラ作品と知って納得。哀愁漂うメロディーで切々と訴えかけてくる感じが強烈に印象に残り、長らく心の中にありました。当初フルート&ピアノのデュオで聴いたのですが、ギターソロなどもあるようです。楽譜を手に入れたので、移調して頑張って取り組んでいます。

そして今年はベートーヴェン生誕250周年。今はコロナの影響で第九などの演奏も難しいのかも知れないですが、私自身は最近、「エリーゼのために」に取り組んでいます。中間部からの速いテンポの部分を竪琴に移し替えてどう弾くか、ようやく自分なりの答えが出てきました。もう少しで完成です。

ショパンのエチュード「エオリアンハープ」。これは竪琴を弾き始めた頃から試してみたい思いがありました。ただとにかく音多く臨時記号多く、長く、、楽譜を見てはため息。。
ゆったりと竪琴で弾かれるショパンのエオリアンハープの調べを想像しながら、いつかは…と夢見ています。かなり長い目で見て、ゆっくりと、、いつかは仕上げたいと思っている曲なのです。


きっと楽器の響きに合うだろう!と思った曲の、音を選んでいく作業は、地道で、山登りと似ていると思います。…途中で放り出すことも多々あります(^-^; そしてまた引っ張り出してみたり。。

竪琴を手にされた方々に、どんな曲を弾きたいかお訊ねして、一緒に弾けるようになるためのお手伝いをするのが私の役目でもあります。
これからも地道に出来ることから、こつこつと皆さんと共に音楽作りをしていきたいと思っています。

楽譜は「埴生の宿」、左手を使わないで弾けるハ長調バージョンです♪
(楽譜写メしただけで見づらくてすみません。)