今、ショパン国際コンクールがポーランドのワルシャワで行われていて、ピアニストたちの演奏をYouTubeで聴くことが出来ます。
日本人の筆頭注目株コンテスタントだった牛田智大さんが早くに予選落ちしたのには大勢のファンたちが愕然。。。
あどけない少年の頃から大人びた抒情性溢れる演奏で、容姿も貴公子という感じで追っかけファンも多かったのではないでしょうか。
ホールの感覚を掴めず思うような演奏が出来なかったとコメントしていましたが、どれほどまでに鍛錬を積み深く研究されてこられたことでしょう。
コンクールの結果がどうであれ、彼の演奏は素晴らしく、多くの聴衆を魅了しました。
https://www.youtube.com/watch?v=o7UCobipGeA&t=1s
反田恭平さんはもうとにかく若くしてすでに巨匠という感じで、サムライ風のいで立ちも相まって強烈な印象を放っています。
演奏が壮大な建築物のようで、しかも音運びの繊細さ…音楽のすみずみまで凄い。
今回の演奏プログラムで知られざるショパンの小品を紹介されました。
これはもしかしてライアーにも合いそう?https://www.youtube.com/watch?v=cUYhuowL3c4(39分あたりからの遺作…間を空けず英雄ポロネーズへ続いています)
反田さんはオーケストラを設立したり、演奏活動においてもすでに幅広くご活躍で、これからの巨匠の歩みに一層期待が高まります。
かてぃんさんこと角野隼斗さんは東大のエリートで、本格的にピアノに向き合い始めたのは大学時代からとのご本人談ですが、確かお母様がピアノの先生で、幼少より名指導者から独特のレッスンを受けていたそうです。
ジャンルの垣根も何のそのという感じで活動の幅が広くて何だかもう別世界、、ユーチューバーとしてもすごい人気なので、3次予選で敗退し涙をのんだファンも多かったことと思います。
かてぃんさんの“炎” コンクールでの演奏も素晴らしいですがこの分野も凄い。。
https://www.youtube.com/watch?v=bhKIDR0wQek
反田恭平さんとともに3次に残った小林愛実さんの演奏はこれまたひときわ美しくて溜息。。ぐぐいと引き込まれます。
前回の同コンクールでの演奏も素晴らしく、ショパン、そしてピアノの神様に愛された方だな~と感じ入ってしまいます。
5年に一度、18回目となるショパン国際コンクール。
最終に残った12名(うち2名日本人)のコンテスタントの演奏が進んでいる模様…最終選考はコンチェルトです!
200年という時を経てもなお世界中で愛され続けるショパンの偉大さを、改めて感じずにはいられません。
演奏もコンテスタントのインタビューもググると沢山出てきますので、良かったらお楽しみくださいね。
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さてさて、ショパン作品の名演をお楽しみいただいたあとに恐縮ですが、シンプルな私たちFinger Iris の演奏を(^-^;
C.ロリンの「素敵な気持ち」です。(ふわ~と別世界で楽しんでます♪)