竪琴のブログです♪

竪琴(ライアー)は、癒しの音色が魅力の弦楽器。指の腹で弦をなでるように演奏します。

改めて☆「星めぐりの歌」に伴奏が付き、ジャジーなアレンジができました。

2018-07-04 22:36:14 | 日記

花音さんが、「星めぐりの歌」に素敵なアレンジを添えて下さいました。「こういう伴奏があると、皆で合わせやすいのでは?」との提案下さったのです。
私の練習用動画と拍の数え方がずれますが、当日は皆さんで、花音さんの伴奏を加えて合わせてみたいと思います♪ 私のアレンジ、花音さんのアレンジ、そして2つを合わせたアレンジ。3種類の響きを楽しめたら良いな~と思います。(時間がもっとあったら良いのですけど…)


「星めぐりの歌」旋律&伴奏~花音さんバージョン~
https://www.youtube.com/watch?v=LjStYcsPsXY

「星めぐりの歌」伴奏のみ~花音さんバージョン~
https://www.youtube.com/watch?v=MbMm9w-CRaU

そして、fuminさんが、花音さんの伴奏アレンジを加えた音源と、新しい楽譜を起こして下さいました☆♪☆♪☆
花音さんと私のアレンジとを合わせてみてビックリ!!何ともジャジーな響きです。
当日は、音の強弱を工夫したりしつつ、竪琴での響きを試してみたいなと思います。

「星めぐりの歌」私のアレンジ上下声部+花音さん伴奏アレンジ ~fuminさん作の音源です~
https://www.youtube.com/watch?v=C_ZXWomvBU0


日にちが近づいていますが、ぜひこの音源を参考に、そして新しい楽譜をもとに練習なさってみて下さいね。
※今までの楽譜のフェルマータの箇所が、3拍伸ばすということでほぼ一拍長くなりました。数を数えるだけでも合わせられますが、ぜひ伴奏の音を聴き音を一緒に感じながら演奏しましょう♪

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(以下は、ほぼ前に掲載した内容のままです。)

「フェルマータについて、あれこれ思う」
花音さんのアレンジのおかげで、改めてフェルマータの捉え方を見つめるきっかけになりました。

 この曲のアレンジを最初にご紹介した際は、フェルマータを用いた記譜により楽譜を作りました。
フェルマータは、意味としてはよく「示された音価の倍の長さ伸ばす」といった解釈をされるかと思いますが、それほど杓子定規でもないような気もします。フェルマータが書かれた音(あるいは休符)は、それまで続いていた拍子・拍から解放され、少しイマジネーションが込められるような場面で使われたりすることが多いように思います。

 フェルマータの箇所では、まるで空中に浮かぶみたいに、そして「いつ着地すれば良いだろう?」と不安になったりする感じの時もあります。休符に書かれていると、そこでは時が止まったように感じたりもしますね。

 そんなフェルマータ・・・実は、合奏の際にはない方が安心だったりします。笑

拍がしっかりと刻まれカウントできた方が、皆がきちんと揃いやすく、安心感があります。皆で同じようにフェルマータを感じ、拍から逸脱するのは実は難しいことで、それにはまずその音楽に慣れ、そして皆と自分の呼吸が合うようになる必要がありそうです。

その過程を経た時、勇気を出してフェルマータ・・・!プカリと身体を浮かせて、何にも頼らない、瞬間を作る。。「みんなで感じる、自由空間。」そんなことを思ったりしました。

そして花音さんのアレンジ発表をきっかけに、私の中で改めて瞬きはじめた「星めぐりの歌」。

実は週末、「蜜蜂と遠雷」を読んでいたら、宮澤賢治の新作のことが出てきて「何だかタイムリーだなあ」と思っていました(※宮澤作品がコンクールの課題曲、という設定です)。著者の恩田陸さんの文章を読み進めるにつけ、どうしてこの方はこれほどまでに音楽の内面外面に詳しいのだろうと驚きつつ。こんな音楽を体験してみたい。そう思う表現がたくさん出てきて、早く読み進めたいけど・・・長いです。笑。

 今日のこちらの雑感もまた、長くなってしまいました。最後までありがとうございました♪