川塵録

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禅の達人 山岡鉄舟 は結跏趺坐のまま死んだ

2024年08月24日 | 人物
山岡鉄舟は、剣と禅の達人として知られる。幕末三舟の一人。三舟でも一番人気だろう。

 

鉄舟は、「浄穢不二(=きれいも汚いもない、という意)」という禅の修行をして、巷に吐かれていた他人のゲロを食べた(ほんとか?)。

それに触発されて、私も浄穢不二の禅の修行をしようと思って、10年前、コロンボ@スリランカに行ったとき、巷に落ちている死んだゴキブリを拾って食べた。ドン引きされるでしょうが、鉄舟にはそんな人を惹きつける?魅力がある。

ピロリ菌が怖いのでもうしません(笑)

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その鉄舟の「死に様」は、伝説的。こんなに見事な死に方をする人は、空前絶後。

胃がんで、死期を悟り、白装束をして、知人に別れを告げ、自ら布団を離れ、皇城に向かって結跏趺坐し、右手に団扇を持ったまま、逝った。

結跏趺坐して、右手に団扇を持ったまま。。

辞世が

 腹張って苦しき中に明烏

よほど胃がんで腹が痛かったんだろう。

それでも結跏趺坐。

 

私も負けん気では誰にも負けないくらいと自負しますが、そんな私も、死ぬときに、「結跏趺坐したまま死ぬ」ことはできそうにないし、やろうとも思わない、、、

偉大なり、鉄舟。
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