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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

『父性的宗教 母性的宗教』 松本滋

2025年06月04日 | 宗教
日本人の「天」「神」感覚は、女性的。
でもキリスト教は男性的。

だから日本にキリスト教が広まらない。

的な意見があって、この本を買ってみた。


 
イエス・キリストは、「神」のことをアラム語で「アッバ」と呼んでいた。それって、語感的にも「パパ」って意味。

男性的ではなく、女性的。イエスがユダヤ教を少し母性的にしたんですよね。それでもまだ特に旧約聖書には父性的なところがある。

以下は取り急ぎ抜粋:

■ 伝統的に日本の宗教意識の中にある神のイメージは母親的なそれであって、父親的なものは稀薄である

■ キリスト教においては(中略)基本的構造において母性的・女性的要素が除外されている

■ 天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい (「マタイによる福音書」第5章)

 …父性的な例

■ 賀茂真淵の「ますらをぶり」  

 本居宣長  「たをやめぶり」

■ フォイエルバッハのキリスト教(宗教)批判 

 神とは理想化された人間以外の何者でもない。神が人間を作ったのではなく、逆に人間が神を作り上げたのであり… (中略)

 神と人との位置を逆転せしめた
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