三島由紀夫は、自裁の直前、文藝春秋に発表した論考で、陽明学を
この辺の禅とか陽明学の本は、20代の若い頃にみんな読みました。
能動的ニヒリズム
と位置付けたんだ。これは知らなかった。
自裁を助長するから、当時の三島の考えはあまりよく伝えられていないからかな。
積極的ニヒリズムは、ニーチェの考えあたりと私は理解してきた。
このブログ開設当初か、15年くらい前かなぁ、積極的ニヒリズムとか楽観的ペシミズムとかよく書いていました。
言葉はどうあれ、「絶望からスタートして積極的に前向きに生きる」という健康的な無常観のこと。
そうそう、楠木建さんが『絶対悲観主義』って本を出しました。同じことです。
期待するから落胆する。何ものにも期待しない。
本来無一物という禅の境地にも近いですね。
陽明学と禅にも親和性がありますし。
この辺の禅とか陽明学の本は、20代の若い頃にみんな読みました。
禅への憧れと傾倒はまだ私にありまして、以下の6000円くらいする本も最近買っちゃいました、、
山岡鉄舟が建てた全生庵(中曽根さんとか安倍さんも座禅したところ)で座禅をしたこともあります。
足が硬いので結跏趺坐は絶対ムリ!って思ったけど、、、