日本では、いやおそらく世界でも、管理職は疲弊している。
上からは、やれ、数字上げろ、とのプレッシャー。
それを下に命ずると「パワハラだ」と言われ、、、
仕方がないから自分でやる。
弁護士のみならず、検事・裁判官もそう。
そう、特捜部の友人弁護士が言っていた。
刑事事件だって、若手の左陪席が働かないから、部長(ボス)が判決書いている、、、
これじゃあ裁判官の教育上良くないですよ、日本の司法のレベルが下がりますよ、とその特捜部の検事。
そんな「管理職の疲弊」は、どの業界でもある。
でも、一番疲弊しているのは、官僚。
なぜか。
代わりがいないから。
退職されると、代わりに転職してくれる人がいない、、、 検事裁判官だと司法試験通っていなければなれない。キャリア官僚だと、国家公務員試験に受かっていないとダメ、、、
だから、官僚組織では、管理職は、部下が辞めないことに「戦々恐々」としている。
代わりがいない。
これがポイント。これを、先日会食した大手の弁護士が「ラテラルがいない」って表現していました。
「ラテラル」(横の、側面の、水平の)をそういう文脈(Alternativeって意味)で使うのね。この用法はググっても出てきません。