
永久の未完成が完成。
宮沢賢治の有名な言葉。
作花弁護士の本でこれを知った。
その数日後、人から勧められた佐治晴夫さんの本で、また同じこの
永久の未完成が完成である
って賢治の言葉に出会った。
セレンディピティ。
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一世代で終わる野心を持つな。
一世代では終わらぬ壮大な志をもて。
その「大きな円」@日野原重明 の一部になって、前のめりで死ね。
完全に憧れて、未完成のまま死ね @執行草舟。
いろんな人が、賢治と同じことを言っています。
生まれた時よりも、死ぬ時の方が、ちょっと、いい世界になっているように。
そのために努力して、次世代にバトンを継いでいく。
人生は、マラソンでも、短距離走でもなく、リレーなんですね。
どんなバトンを受け取り、どんなバトンを渡すか。
最も多くの、大きなバトンを引き受け、そして大きなバトンを渡す。
それが偉人なのかもしれない。
The greatest genius is the most indebted man.
最も偉大な天才は、最も負債を負っている。最も他者のお陰を被っている。最も過去から多くを受け取っている。
これはエマソンの言葉。
大きなバトンを受け取り、そしてそれをさらに大きくして渡す。
それがいい人生なのかなぁ。