1874年、西周(にし・あまね。「哲学」って言葉を作り出した人)が、「百一新論」ってのを書いて、仏教・儒教・神道・キリスト教とかを一つにしようみたいな「哲学」を立ち上げようとした。
その38年後の1912年、渋沢栄一が、成瀬仁蔵(クリスチャン)とともに「帰一協会」ってのを立ち上げて、仏教・儒教・神道・キリスト教を、みんな統一しようとした。
その42年後の1954年、文鮮明が世界基督教統一神霊協会を立ち上げて、宗教その他政治・経済・学問などを統一しようとした。究極的には、「宗教をなくそうとする」宗教。宗派に別れた分断をなくそうとする宗教。
こうやって、3者は、似たようなことをやろうとしてきた。
この、百一新論→帰一協会→統一教会という流れとか、思想・宗教上、一つの線の上にあると思って研究してみると面白い。
どなたかやっていただけると嬉しい。こうやって統一教会(家庭連合)を客観的に冷静に見ることができる時代が来れば、と思う。