Cafeサロン ”ムクティ” の雅子ママの 語らいが続きます。
http://oneself.life.coocan.jp/
『続・がんの声を聴いて知る20の生きる方法』より
(投稿記事抜粋)
『機会均等』
研修講師として活動していた時
”成果を出す人は機会均等の立場が採れる人
成果を出さずに自分を正当化する人は 不均等な点を一生懸命探し、それを主張する人”
と 昔受講した リ-ダ-シップ・セミナ-の受け売りを言っていました。
しかし突然の”癌宣告”で入院すると
「あの人は温存手術でいいなぁ~それにひきかえ私は・・・」
「大手企業に勤めていたら定期検診を強制的に受けていただろうから、早期発見ができたはず・・・」
「窓際とそうでない人で、同じ入院料金って、ちょっと不公平じゃない?」
などと ”機会不均等”なつぶやきを~~!!
気づいてみるとなんだか神様に「実践してみせんとなぁ~」とテストされている様な気がしました。
患者会やネットを通じて出会った サバイバ-方々のお話を聞くと
医学を超えた結果を出している方々は
骨に転移してモルヒネを打ちながらも仕事、ボランティアを両立させている人
乳癌で重い物を持てないと言われながらも保母や介護看護師をしている人
業績を伸ばしている人は決して恵まれた環境に有るわけではないのです。
何らかの努力をされている人=機会均等の立場の人
投稿記事の最後に書かれている文章がとても心に染み入ります。
『鳥が地上を俯瞰するように日々を見てみると、私たちは今日というまだ誰も知らない白紙の
1日を歩んで、機会均等の旅をしているのだと実感します。
機会均等の立場に立てた時、時の流れを本当に美しく感じるのだと思います。
誰にとっても まだ未知の今日という日の積み重ねが人生と思えたら、
それこそが成熟した生き方だと思います。』
『ライフイベンツとは 生活上の変化』
「前は生き生きしていたあの人なのに、最近なんだか元気がない・・・」
「○○さんに声をかえても返事がない。」
「××さんに仕事を任せたら 前はすぐ出来たのに、今回期限が過ぎても仕上がっていない・・・」
などという嘆きを 研修のフォロ-や個人コ-チングやカウンセリングで漏らされる方がいます。
その際に 私は「その人のライフイベンツに意識を向けて見たことはありますか?」と訪ねます。
そうすると案外びっくりした顔をされます。
仕事や病院ボランティアで出会った方々に聞くと
「人生って、しょっちゅう大変な事が起きているなぁ~
何もないときのほうが珍しいものかも」と
”癌”はライフイベンツの振り返り表では最高得点に属します。
一生それと共に生きるようになったからこそ、実感できるようになったことが多くあります。
自分や人のライフイベンツに思いを寄せられるようになった時、人生の痛みも輝きも
そのどちらも、それぞれの人に降り注いでいると感じられる様になるのだと思います。
と綴られています。
生活環境の変化は適切な量であれば生き生きとしますが、多すぎるとストレスが
高くなり心身に問題が生じます。
大変な出来事ばかりで無く、嬉しい出来事も時には環境の変化としてストレスになるとも~
確かそうですよね~子供の結婚や孫の誕生なども環境変化ですものね~
私のライフイベンツリストの点数 143点でした。
かろうじてOK。
因みに
150~300点は53%が何らかの健康障害に
300点以上は80%
今回は第7章の項のムクティの学びをいただきました。
雅子さんは ひょっとして女優さん~~
と 思わせる 楽しいお話ぶり~
知る人は知る 密かに~『雅子劇場~』と呼ばれているようです。
皆さんにも 『雅子劇場』是非お勧めします。
有意義な一日に感謝
ありがとうございました。
庭の紫陽花 インディゴブル- = 私にとって馴染み深い色です