にわなずなの徒然日記

アロマ&カラ-セラピスト
色を感じて~香りを感じて~今日もまったりと~

ムクティの学びパ-ト2

2021-06-02 14:55:28 | 日記

 

 

Cafeサロン ”ムクティ” の雅子ママの 語らいが続きます。

http://oneself.life.coocan.jp/

 

『続・がんの声を聴いて知る20の生きる方法』より

(投稿記事抜粋)

『機会均等』

研修講師として活動していた時

”成果を出す人は機会均等の立場が採れる人

成果を出さずに自分を正当化する人は 不均等な点を一生懸命探し、それを主張する人”

と 昔受講した リ-ダ-シップ・セミナ-の受け売りを言っていました。

 

しかし突然の”癌宣告”で入院すると

「あの人は温存手術でいいなぁ~それにひきかえ私は・・・」

「大手企業に勤めていたら定期検診を強制的に受けていただろうから、早期発見ができたはず・・・」

「窓際とそうでない人で、同じ入院料金って、ちょっと不公平じゃない?」

などと ”機会不均等”なつぶやきを~~!!

気づいてみるとなんだか神様に「実践してみせんとなぁ~」とテストされている様な気がしました。

患者会やネットを通じて出会った サバイバ-方々のお話を聞くと

医学を超えた結果を出している方々は

骨に転移してモルヒネを打ちながらも仕事、ボランティアを両立させている人

乳癌で重い物を持てないと言われながらも保母や介護看護師をしている人

業績を伸ばしている人は決して恵まれた環境に有るわけではないのです。

何らかの努力をされている人=機会均等の立場の人

 

投稿記事の最後に書かれている文章がとても心に染み入ります。

『鳥が地上を俯瞰するように日々を見てみると、私たちは今日というまだ誰も知らない白紙の

1日を歩んで、機会均等の旅をしているのだと実感します。

機会均等の立場に立てた時、時の流れを本当に美しく感じるのだと思います。

誰にとっても まだ未知の今日という日の積み重ねが人生と思えたら、

それこそが成熟した生き方だと思います。』

 

 

『ライフイベンツとは 生活上の変化』

「前は生き生きしていたあの人なのに、最近なんだか元気がない・・・」

「○○さんに声をかえても返事がない。」

「××さんに仕事を任せたら 前はすぐ出来たのに、今回期限が過ぎても仕上がっていない・・・」

などという嘆きを 研修のフォロ-や個人コ-チングやカウンセリングで漏らされる方がいます。

その際に 私は「その人のライフイベンツに意識を向けて見たことはありますか?」と訪ねます。

そうすると案外びっくりした顔をされます。

 

仕事や病院ボランティアで出会った方々に聞くと

「人生って、しょっちゅう大変な事が起きているなぁ~

何もないときのほうが珍しいものかも」と

”癌”はライフイベンツの振り返り表では最高得点に属します。

一生それと共に生きるようになったからこそ、実感できるようになったことが多くあります。

自分や人のライフイベンツに思いを寄せられるようになった時、人生の痛みも輝きも

そのどちらも、それぞれの人に降り注いでいると感じられる様になるのだと思います。

と綴られています。

 

生活環境の変化は適切な量であれば生き生きとしますが、多すぎるとストレスが

高くなり心身に問題が生じます。

大変な出来事ばかりで無く、嬉しい出来事も時には環境の変化としてストレスになるとも~

確かそうですよね~子供の結婚や孫の誕生なども環境変化ですものね~

私のライフイベンツリストの点数 143点でした。

かろうじてOK。

因みに

150~300点は53%が何らかの健康障害に

300点以上は80%

 

今回は第7章の項のムクティの学びをいただきました。

 

雅子さんは ひょっとして女優さん~~

と 思わせる 楽しいお話ぶり~

知る人は知る 密かに~『雅子劇場~』と呼ばれているようです。

皆さんにも 『雅子劇場』是非お勧めします。

有意義な一日に感謝

ありがとうございました。

 

庭の紫陽花 インディゴブル- = 私にとって馴染み深い色です


ムクティの学びパ-ト1

2021-06-01 00:08:17 | 日記

 

中本雅子さん ”ムクティ”セミナ-

”ムクティ”は 雅子さんが将来Cafeを開いたら 店名にしたいと考えていたのです。

http://oneself.life.coocan.jp/

 

『続・がんの声を聴いて知る20の生きる方法』より

(投稿記事抜粋)

 

何気なくやっていることを「もしも これが必要ないとしたら?」 とゼロに戻してみる事を

『ゼロベ-ス思考』という

なかなか眠れない夜 ロウソクを付けてボ~ッとしていたら

子供の頃読んだ「冒険王」の物語が~~30年ぶりに蘇ってきたのです。

内容は

漁師が豊漁でつい夢中に漁をしていたところ夕闇せまり真っ暗に

潮の流れも変わり小さな舟はどんどん流されてしまった。

気が動転した漁師は方角も解らず また運悪く新月で月明かりも望めず

小さなランプの油も切れ、漆黒の闇が大海の上に覆いかぶさり絶望し途方に暮れていた。

しばらく 暗闇の中目を凝らしていると、闇だと思っていた先に浜の灯りが上がり

漁師は無事 浜に帰ることができたとさ~~

 

自分の行く方向を知るためには、時には行く手を照らしているものをすべて消してしまうことが

必要なんだなと思っていたりした。

 ”癌”の宣告は人生の暗闇へ

暗闇の中で目をこらし、闇の中から浮かび上がるのを待つ事は勇気がいることですが、

たまには敢えて灯りを消してゼロになるのも意義有ることと思います。

 

 ゼロ=無 を体験してこそ 次なるステ-ジが待っているのでしょうね

 

「苦手なモ-ド』

『いつ退院になるか主治医に訊いても言ってくれない状況の時に』

入院中のお見舞いに来てくれた人の対応に困ったお話より

「大丈夫よ癌癌なんて今怖い病気じゃないんだから~」という”大丈夫モ-ド

「病院を変えたら~もっと良い医師のいる病院を変えたら?」という”忠告モ-ド”

「入院してすぐ退院日を伝えないのは普通なんじゃない」の”一般化モ-ド”

「前向きでいることこそ免疫力を上げるのよ」の”正論モ-ド”

 

ついついやってしまってますね~

 

それが出来たら苦労はないのだけど・・・

否定的な感情を持つた相手と一緒にいるのは疲れるもの

まずは『黙って聴き、相槌を打つ』事が大切だと!!

そして

『伸ばすべきところに焦点をあて話を進める』ことです!

いつ退院出来るか解らないことへの不安に~

退院日を知りたい 退院したいと言う少し前向きな気持ちに対して

『退院する日を知りたいよね~』

『退院してやりたいことがいろいろあるわよね~』と言ってあげること。

これは

入院患者との会話ばかりで無く

部下、家族のサポ-トの言葉がけに

カウンセリングする人には大切な言葉がけです!

否定的なコミュニケーションも

『伸ばしてあげるべきことが必ず潜んいる』

人のぼやきや嘆きは形を変え 深みのある会話になることもあるのです。

 

”深みのある会話”本当に大切ですね



『ホ-ルディング』

カウンセリングの概念の一つ「収容・包容・維持」
来訪者がカウンセラ-に「言葉で抱えられている」という感覚を持ってもらうために

前回の内容をしっかり覚えていて、丁寧にその後の経過を訊ねる事により

クライアントはホ-ルディング”されている=精神的に抱えられている

これは日常生活でも十分使えるスキルであり人間関係がうまくいっている人は

自然にこれを展開しています。

久しぶり会った友人と前回の話の その後を言うことで 会えなかった時間の空白が埋まったり

ビジネスの場合も自分が発言したことを「○○さんの先程の発言した内容に・・・考えも・・・」

などと司会者が覚えて進行を進めてくれる。

また 家族間でも朝食時の話題を また夕食時に詳しく訊いてみたり

主治医とも医療の話ばかりでなく、診察時に何気ない個人的な話を覚えていて

対話のキャチボ-ルができると

患者としてこれは大変嬉しく安堵するものです。

診療室でのホ-ルディングは僅かなものですが、

「癌の宣告から今まで、いい時間を過ごせたいるのだいるの」という

魔法にふんわりつつまれた様な気がしました。

 

 

 

少しでも こうした関わり方が出来ると コミュニケーションが楽しくなりますね