にわなずなの徒然日記

アロマ&カラ-セラピスト
色を感じて~香りを感じて~今日もまったりと~

けなげな麗子座像

2020-01-29 21:45:16 | 日記

一月だというのに春日和の日

名古屋市美術館へ

 

 

岸田劉生没後90年記念展に行って来ました。

38歳という若さで亡くなり、没後90年

1910年代の東京日比谷、銀座数寄屋橋、築地の田舎であった頃の風景画

「首狩り」と言われ、彼を訪ねてきた友人たちを次々にモデルにして

リアルに描いた数々の肖像画

虫喰い後やキズがあり あまり美味しさを感じないリンゴを主体にした静物画

150点あまり展示されていました。

 

やはり

岸田劉生と言えば麗子像

いろいろな麗子像が有りましたが、その中でも

目を奪われたのは 「麗子座像」

まだ3~4歳位の娘麗子が正座し、

足の痛みを我慢し、涙もこらえている姿が~~

しかし 写実に描こうと没頭している父劉生

麗子の一点を見つめる顔の表情

床にそっと置いている幼子のふっくらした手が

可愛さとけなげさを じわりと感じさせてくれました。

ちょうど年の頃から 我が家の3歳の孫娘と重なりますが

我が家の孫娘は絶対我慢はできません。

 

出口では販売グッズが

最近話題のチコちゃんかな~と 思わす麗子チャングッズがいろいろ~~並んでいました。

 

久方ぶりの美術館

目と心に栄養をいただきました

因みに3月1日まで開催

ただし「麗子微笑画」は2月16日までの展示のようです。