一月だというのに春日和の日
名古屋市美術館へ
岸田劉生没後90年記念展に行って来ました。
38歳という若さで亡くなり、没後90年
1910年代の東京日比谷、銀座数寄屋橋、築地の田舎であった頃の風景画
「首狩り」と言われ、彼を訪ねてきた友人たちを次々にモデルにして
リアルに描いた数々の肖像画
虫喰い後やキズがあり あまり美味しさを感じないリンゴを主体にした静物画
150点あまり展示されていました。
やはり
岸田劉生と言えば麗子像
いろいろな麗子像が有りましたが、その中でも
目を奪われたのは 「麗子座像」
まだ3~4歳位の娘麗子が正座し、
足の痛みを我慢し、涙もこらえている姿が~~
しかし 写実に描こうと没頭している父劉生
麗子の一点を見つめる顔の表情
床にそっと置いている幼子のふっくらした手が
可愛さとけなげさを じわりと感じさせてくれました。
ちょうど年の頃から 我が家の3歳の孫娘と重なりますが
我が家の孫娘は絶対我慢はできません。
出口では販売グッズが
最近話題のチコちゃんかな~と 思わす麗子チャングッズがいろいろ~~並んでいました。
久方ぶりの美術館
目と心に栄養をいただきました
因みに3月1日まで開催
ただし「麗子微笑画」は2月16日までの展示のようです。