友人より 「目が痛くなるほど泣きました」と言って
悲しいお知らせのメ-ルが届きました。
一緒に仕事をしていた仲間が
肺がんで亡くなりました。
働き盛りの40代の彼
まだまだ小さなお子さんを残して
無念な想いでいったのでは・・・
友人の話では
仕事もかなり無理をしてやっており
がん治療はあまりしていなかったのでは・・・と
若いころ 歌手を目指していた彼
飲み会の後のカラオケでは
美声を披露してくれました。
あのころ あまり食べずに タバコとお酒ばかり飲でいましたね~
おしゃれで 優しい人でした。
若い人が先立つのは
なんとも・・・辛いものです。
ホントに人生は 諸行無常なものですね。
蓮如上人さまの
白骨の御文
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、この世の始中
終、まぼろしのごとくなる一期なり。されば、いまだ万歳の人身をうけたりという事をきか
ず。一生すぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。我やさき、人や
さき、きょうともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は、もとのしずく、すえの露より
もしげしといえり。されば朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり。すでに無常の
風きたりぬれば、すなわちふたつのまなこたちまちにとじ、ひとつのいきながくたえぬれ
ば、紅顔むなしく変じて、桃李のよそおいをうしないぬるときは、六親眷属あつまりてなげ
きかなしめども、更にその甲斐あるべからず。さてしもあるべき事ならねばとて、野外に
おくりて夜半のけぶりとなしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。あわれというも中々
おろかなり。されば、人間のはかなき事は、老少不定のさかいなれば、たれの人もはや
く後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏もうすべきも
のなり。あなかしこ、あなかしこ。
彼の悔しい姿をこっそり見てしまった事があるだけに
ここ数年本当につらいことばかりだったのでは~と
本当にホントに 安らかにお眠りください。