にわなずなの徒然日記

アロマ&カラ-セラピスト
色を感じて~香りを感じて~今日もまったりと~

諸行無常

2013-04-21 23:14:55 | インポート

 友人より 「目が痛くなるほど泣きました」と言って

悲しいお知らせのメ-ルが届きました。

一緒に仕事をしていた仲間が

肺がんで亡くなりました。

働き盛りの40代の彼

まだまだ小さなお子さんを残して

無念な想いでいったのでは・・・

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友人の話では

仕事もかなり無理をしてやっており

がん治療はあまりしていなかったのでは・・・と

若いころ 歌手を目指していた彼

飲み会の後のカラオケでは

美声を披露してくれました。

あのころ あまり食べずに タバコとお酒ばかり飲でいましたね~

おしゃれで 優しい人でした。

若い人が先立つのは

 なんとも・・・辛いものです。

 

ホントに人生は 諸行無常なものですね。

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蓮如上人さまの

 

 白骨の御文

 

それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、この世の始中

終、まぼろしのごとくなる一期なり。されば、いまだ万歳の人身をうけたりという事をきか

ず。一生すぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。我やさき、人や

さき、きょうともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は、もとのしずく、すえの露より

もしげしといえり。されば朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり。すでに無常の

風きたりぬれば、すなわちふたつのまなこたちまちにとじ、ひとつのいきながくたえぬれ

ば、紅顔むなしく変じて、桃李のよそおいをうしないぬるときは、六親眷属あつまりてなげ

きかなしめども、更にその甲斐あるべからず。さてしもあるべき事ならねばとて、野外に

おくりて夜半のけぶりとなしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。あわれというも中々

おろかなり。されば、人間のはかなき事は、老少不定のさかいなれば、たれの人もはや
く後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏もうすべきも

のなり。あなかしこ、あなかしこ。
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彼の悔しい姿をこっそり見てしまった事があるだけに

ここ数年本当につらいことばかりだったのでは~と

本当にホントに 安らかにお眠りください。

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草場先生の陶彩画に祈りを込めて