滋賀県信楽にあるMIHO MUSEUMで、
大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋という特別展があるので、
桜の満開を狙って行ってきました。
何と言っても大徳寺龍光院が所蔵する国宝曜変天目が、
展示されるとあっては、何が何でも行かなければなりません。
黒田長政が父の黒田官兵衛の菩提を弔う為に建立されたのが、
大徳寺塔頭の龍光院です。
龍光院は滅多に拝観を許さない拝観謝絶であるので、
当然ながら曜変天目を見ることは不可能に近い。
そんな見ることが難しい曜変天目は過去にたった3回だけ、
公開されたことが有ります。
・平成2年(1990) 東京国立博物館「日本国宝展」
・平成12年(2000)東京国立博物館「日本国宝展」
・平成29年(2017)京都国立博物館「特別展覧会 国宝」
<2017年10月21日拝観>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/s/%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%B1%95%E8%A6%A7%E4%BC%9A+%E5%9B%BD%E5%AE%9D
私は京都国立博物館「特別展覧会 国宝」に行って、
曜変天目は既に見ていますが、
まさかこれほど短いスパンで再び見れるとは。
【駐車場】
さすがに超絶目玉の曜変天目の拝観と、
桜の時期が重なったら拝観者の多いこと多いこと。
9時半到着の段階でも結構遠い駐車場まで飛ばされました。
【休憩所】
【アプローチロード】
おー!桜が満開。(^^
【桜】
快晴の空に美しい桜のコラボ。
最高かよ。(^^
はぁ、美しいという他ない。
【トンネル】
わざわざトンネルを掘ってまでMIHO MUSEUMを建設するとは。
入ってすぐの所で振り返ると絶景が。(^^
【ブリッジ】
トンネルを出るとブリッジがありますが、
驚きの光景が。
めっちゃ並んでるやん。(泣)
開館時間の10時になると列はスムーズに進む。
【風景】
美術館棟に入るとガラス越しに景色が見れますが、
奥に何やら建物があります。
あれは何の建物かよく分かりません。
【案内】
【写真パネル】
北館2階の廊下で写真パネルを見ながら、
待つこと15分で特別展の展示室に入れました。
展示室はコの字型になっていまして、
照明を極力落とした室内になっていました。
【曜変天目】
国宝。
拝観者はガラスケースに入った曜変天目を、
グルっと周って見る方式です。
曜変天目がある部屋は暗く、
ガラスケースに入った曜変天目に光が当てられ、
とても美しいものでした。
粘って2分ぐらいしか見れませんでしたが、
感動しました。
当然ながら撮影不可でした。
MIHO MUSEUMにはまだまだ沢山あります。
違う部屋に行ってみましょう。
【仏三尊像】
これは中尊如来立像と左右の脇侍菩薩立像で、
見事なものでしたね。
【仏立像】
2世紀後半パキスタン・ガンダーラで建立されたもので、
2.5メートル程の如来立像は他にペシャワール博物館に、
一体見られるのみの貴重な仏像です。
各フロア毎にエジプトやギリシャ、中国等、
テーマが分かれており、コレクションの数々が見れました。
【耀変天目】
中国・宋時代建窯に造られた耀変天目で重文。
耀変天目といえば静嘉堂文庫美術館蔵、藤田美術館蔵、
大徳寺龍光院蔵の三点と言われているが、
MIHO MUSEUMにも所蔵されていました。
正直、全く知らなかったので調べてみると、
加賀家伝来の由緒ある茶碗。
しかし、これは耀変天目では無く、
油滴天目という指摘もあり、
一般的には耀変天目とは呼ばれていません。
ただ、大変素晴らしい茶碗なのは間違いありません。
これだけでも拝観する価値はあります。
【展示】
【拝観列】
11時半にもなると列も半端ないものに。(^^;
国宝の曜変天目を見るのに1時間以上はかかっていたとのこと。
早めに来ておいて良かった。(^^
【ブリッジ】
約1時間40分の滞在。
もうちょっとゆっくりしていきたかったが、
私を待っている寺社がある。(笑)
【トンネル】
トンネルの壁に反射する綺麗な色がインスタでも色々UPされますが、
実際はそんなに綺麗なものではありません。
めちゃくちゃ綺麗に映っている写真はカメラマジックです。(苦笑)
性能の良いカメラだと色々いじれるので。
【桜】
帰りも桜を撮りまくり。(^^
ふぅ、ここの桜がこれほど美しいとは。
美術館に入らなければ無料で見れますよ。(^^
MIHO MUSEUMで美しいものを沢山見れて眼福でした。