プリウスのブレーキ問題、豊田社長は「抜ける」と表現！

■トヨタ、プリウスなどをリコール！
　最近、企業の不祥事、不適切な対応が相次いでいるようです。トヨタの自動車リコール、小糸工業の旅客機座席の強度偽装、日本ビクターの不適切会計などがマスコミを賑わしています。
　なかでも世界的企業であるトヨタの場合、リコール問題は多方面に影響を与え、企業業績を悪化させるようで、注目です。アメリカでのトヨタ叩きも加速することでしょう。「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない」と言われますが、出過ぎたトヨタは打たれるようです。
　ところで国内最多販売のハイブリッド車、プリウスのブレーキが一瞬、効かなくなる現象を豊田社長は、「抜ける」と表現していました。「間が抜ける」の意味で使用したのでしょうが、これには「うまく言い訳をする。言いのがれる。注意力が散漫である。知恵が不足している」（スーパー大辞林）との意味もあります。適切な表現だったのか、気になるところです。
　それにしても「抜ける」とは印象的で微妙な言葉、今年の流行語になるかも知れません。
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