NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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円高、デフレを歓迎する高齢者?!

2009年11月27日 | Weblog
■高齢者は内需拡大に貢献を!
 昨26日の東京外国為替市場で、円相場が1995年7月以来の円高水準になる1ドル=86円台まで急伸しました。輸出企業は大変で、日本経済の再生は益々厳しいものになるようです。
 円高、そして悪名高いデフレも本当に悪いことばかりなのでしょうか。たしかに輸出立国の日本ですから、円高はきびしいでしょう。また、デフレは企業業績を悪化させ、働く人たちの賃金引き下げに働く傾向がありますので、好ましいとは言えません。
 しかし、賃金収入がなく、年金と金融資産で生活している高齢者は、円高・デフレによる物価下落を歓迎しており、そこそこ豊かな生活をおくることができます。
 もちろん中長期的にみれば円高・デフレの影響は国家財政を直撃し、年金にも波及してくるでしょうから、高齢者にとっても憂慮すべきこと。しかし、高齢者にとって中長期的な憂慮より、現在の豊かさを享受できることの方が大切です。
 高齢者の皆さん、円高・デフレで豊かな生活をおくってください。その代わり、金融資産をしっかりと使い切って日本の内需拡大に貢献してください。私は高齢者予備軍で年金受給はまだですし(現在、部分年金)、金融資産もありませんので、節約生活を継続します。
                             以上