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長唄演奏会に行ってきました、15日!

2009年11月16日 | Weblog
■14日は能「錦木」、狂言「鳴子遣子」を見てきました!
 昨15日、東京証券会館ホールで行われた三代目杵屋彌之介一周忌追善・四代目杵屋彌之介襲名の長唄演奏会に行ってきました。
 私の女房殿が杵屋彌十郎に長唄を習っており、亡くなられた三代目杵屋彌之介は彌十郎の奥様、四代目を襲名した杵屋彌之介はその娘さんとの関係です。
 長唄のことはさっぱり解らない私、ただただ女房殿の動員要員としての参加です。それにしても朝から夜まで38曲も連続して演奏する、関係者のそのエネルギーは凄いですね。伝統がもたらすものでしょうか。
 14日には国立能楽堂で能「錦木」(観世流)、狂言「鳴子遣子」(和泉流)を見てきましたが、こちらも観客の多さ、人気の高さは相変わらずで、中世から脈々として受け継がれてきたその静かなエネルギーは凄まじいものがあります。
 ところで長唄も能楽も正直、この世の中にあって無くて良い存在(失礼)。これらが無くても地球は回るし、お天道様は地上に光を注ぎ、生きとし生けるものを育みます。しかし、「無用の用」にみえるものが、かえって大切な役割を果たしていることを思えば、長唄も能楽も人を人たらしめていると言えます。
 長唄はときどき、能楽は折々に楽しみ(現在、あぜくら会会員)、日本文化に浸りながら晩晴の日々を過ごすことにしましょう。
                            以上