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女房のへそくり額は313万円!

2006年08月29日 | Weblog
■しっかりとため込んでいる奥様族!
 先日、テレビ番組で世の奥様族の平均へそくり額は、313万円と紹介していました。多い人は3000万円にも達するとかで、恐ろしい数字です。
 ただ、奥様のへそくりの多くはパート収入とのことで、昔のように専業主婦が家計費から捻出したへそくりとは違うようです。今の奥様族はしっかりとしている、と言えます。
 ところでへそくる理由は、①自由になる小遣いが欲しい、②万一の時の蓄えなどいろいろですが、問題は「万一の時」の「万一」であり、これは「離婚」をさしています。テレビに登場していたある奥様は、「万一、離婚するとき、お金・生活費がないため離婚を思い止まるのはいやだ」とのことでした。
 常識として離婚を考えている奥様のへそくり額は、平均額を大きく上回ることが推定されます。夫よ、「知らぬは亭主ばかりなり」とならないよう気をつけましょう。
■亭主よ、1000万円を貯めよう!
 では亭主のへそくりはいくら位でしょうか。おそらく平均額で100万円に満たず、少ないようです。そこで私は亭主族に、特に定年を控えた団塊世代に、今からしっかりとへそくるようお勧めします。
 定年後生活を考えてみましょう。サラリーマンの60歳定年退職後の平均厚生年金額は、約23万円。この金額から亭主の小遣いに回る金額は、たかが知れています。このため自分で小遣いを用意しておかなければ、人生をそこそこ楽しむことはできません。女房に頭を下げて僅かな小遣いをもらうより、いまから準備しておきましょう。
 では小遣いはどのくらい必要なのでしょうか。個人差があり一概に言えませんが、一つの目安として約1000万円が必要です(計算略。人生80年として)。
 これから定年を迎える亭主の皆さん、老後の小遣い1000万円をめざし、明日からがんばってください。なお、定年までに1000万円を用意できない人は、奥の手を使いましょう。それは退職金の三分割です。
 日本のサラリーマンの平均退職金は約2400万円ですから、これを家計(生活費)・女房・亭主で三分割するのです。残りの200万円は、自分でへそくってください。
                                 以上