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メルセデス、新聞でディーゼル車特集!

2006年08月25日 | Weblog
■新型ディーゼル乗用車E320CDIを日本市場へ投入!
 ドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツが8月22日・23日の両日、「ニュークリーンディーゼル エコラリー」と題した密着レポートを掲載しました。
 メルセデス・ベンツは今秋、新型ディーゼル乗用車E320CDIを日本市場へ投入する予定ですが、その宣伝を兼ねてのレポートでしょう。それをしても全面広告となれば1回で数千万円はかかるでしょうから、2回続けて広告を打つということは大変です。
 広告では「世界が認めた環境対応ディーゼル社、日本初上陸」と、ディーゼル車の燃費の良さ、力強い走り、優れた環境性能などをレポートしていました。また、ヨーロッパでは乗用車の新車登録台数でディーゼルのシェアは約50%に達している、と報じています。
 ディーゼル車の燃料は軽油で、ガソリンに比べて価格も安く、また燃費が良いため(平均30%良い)、世界的な原油高の時代に向いている、とされています。また、電気的な雑音を出す点火プラグがないので、電子部品にやさしいとも言われています。
■メルセデス・ベンツの狙い!
 今回、メルセデス・ベンツが一大キャンペーンを展開した背景には、①日本でのディーゼル車のイメージが悪い、②それ故、日本でディーゼル乗用車が販売されていない、③世界的な原油高、などがあります。
 一方で新型環境対応ディーゼル車は、前述のような利点を持っており、日本メーカーに先駆けて市場投入を行うことで、その地歩を固めようと判断しているのでしょう。
 それにしても人気のない日本市場にディーゼル車を投入することは、メルセデス・ベンツにとっても大きな賭けでしょう。今後、日本の消費者がどのような反応を示すか、注目されます。
 私個人としては、国内メーカーの価格が適切なディーゼル車ならば、ぜひ乗ってみたいと思っていますが。
                                 以上