
春一番が吹き荒れた昨日、ガタクタ整理の最中、古いアルバムが出て来ました。
1959年(昭和34年)9月26日夜半、東海地方を襲った伊勢湾台風の惨状を記録した写真です。

当時は三重県四日市に住んでいたのでモロに被害を受け、惨状を目の当たりにしました。

我家はたまたま丘陵地にあったので水害は免れましたが、猛烈な風で庭木は殆んど
倒れましたし、瓦もかなり飛んでしまった程の猛烈な台風でした。

海岸線に造られた岸壁、見るも無残な状態でした。

四日市コンビナートを形成していた工場群も壊滅状態でした。
この写真は台風一過の午後、当時乗っていた単車で被害状況を撮影したものです。
後で分かったことですが、近在の方々も随分犠牲になられた激甚なものでした。