デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

隣国のドラマと現実のドグマ

2018-01-15 01:41:34 | 新聞・TV・映画・舞台・書籍etc.
 今朝、寒風に吹き散らされた葉を拾い集めていて 微かに膨らんだ蝋梅に気づきました。殆どは小さな蕾のままなのに 春が来つつあることを報せたかったのでしょう。蝋梅と並んで きわどく残ったひとひらの葉もまた存在を誇り・・・健気でたまらなく愛しく思いました。

    

 昨年、韓国とほぼ同時に日本でも放映された連ドラ「師任堂(サイムダン)~色の日記」。特に韓ドラ!が好きなわけではありませんが、「チャングムの誓い」以来の主演イ・ヨンエに魅かれ、16世紀と現代が交錯するドラマ仕立てにも興味をそそられました。

    

 サイムダンは16世紀の朝鮮に実在した女流画家で、紙幣に肖像が使われるほど高名な存在です。その画家としての生涯を愛憎と謀略とサクセスストーリーに仕立てただけでも注目され、演じるイ・ヨンエ(吉永小百合風!)はこれでもか!の存在感を醸します。

 サイムダンが描いた「金剛山図」の真贋を巡り大学、美術館、政界を巻き込むスキャンダルは・・・おどろおどろしい韓ドラ現代版として描かれます。真作を手にした女性美術史家(イ・ヨンエ)と贋作を推挙する学長の諍い。16世紀と現代が複雑に交錯します。


    

 このドラマはどう発想されたのか? 左はルーベンスの絵「韓服を着た男」、同右は恋におちた若き日のサイムダンとイ・ギョム(宜城君:国王の弟)。二人は「婚姻し共に金剛山を描く」と誓いあいます。が、運命は二人を引き裂き、巡り会うも再び永遠の別離へ・・・

    

 食べるものにも事欠く貧しい暮しから這いあがり、やがて画家として実業家(紙業)として活躍するサイムダン。このサクセスストーリーにあわせイ・ヨンエが様々な衣装をこらして登場します。色彩あふれる美しい衣装、見事な映像(カメラワーク)に惹かれます。

    

 サイムダンは一人旅立ち、かつてイ・ギョムと将来を誓いあった山に籠ります。イ・ギョムも密かに山に登りサイムダンと共に金剛山の描写に没頭します。描き上げた翌朝、サイムダンは家族のもとへと一人先に山を下り、イ・ギョムは茫然と立ち盡します。

    

 陰に陽にサイムダンを支えたイ・ギョムは謀略により王への謀反の罪で囚われます。流刑地に向かうイ・ギョムをサイムダンはじめ人々が救出、異国への船を用意します。イ・ギョムは「一緒に異国へ」と言いますが、サイムダンは思いを文に託しとどまります。
 
 サイムダンからイ・ギョムに託された文に記されていたのは・・・『私は たとえ何処にいようとも あなたさまが感じるものを 私も感じ あなたさまが見るものを 私も見ることでしょう。 会えなくとも 別れではないことを 私は信じています 永遠に・・・


    

 現代!の美術史家(イ・ヨンエ)がイタリア、トスカーナの聖堂「シェスタ・デ・ルナ(月の昼寝)」を訪れるシーンに、サイムダンが重なります。そこに現れたカメラマンもまたイ・ギョムを演じた俳優(ソン・スンホン)。史実と虚構、16世紀と現代が重なります。

 その地こそ、イ・ギョムが朝鮮を脱出、中国を経て辿りついた安息の地でした。即ちイ・ギョムは、
ルーベンスの描いた「韓服を着た男」と同一人物なのだと・・・

    

 聖堂「シェスタ・デ・ルナ」、トスカーナの眩しい光と大地・・・ストーリーとしてはもう終わっていましたが、最終回のネタバラシ的サービスでしょうか、なかなか力の入ったカメラワークであり、敢えて言うなら「遊びごころ」満載のシーンの連続でした。

    

  いずれも時空を超えてトスカーナの地にて結ばれたサイムダンとイ・ギョムの二人。おどろおどろしい時代ドラマのシーンとの落差に少し戸惑います。これが韓流なのかもしれません。美しく、幻想的なシーンに魅了されつつ、少なからず苦笑いも・・・

    

    

 最終回・・・サイムダンが天国に旅立つシーンがあります その少し前に胸をおさえ苦しむシーンで最期を予期させ、浜辺にてお別れの微笑みをたたえ振り返りつつ遠くへとシャドウアウトしてドラマは終わります。サイムダン(イ・ヨンエ)の微笑みが素晴らしい!

    

 併行して展開された現代!版にはあまり触れませんでした。韓国でも現代版は不評で視聴率もじり貧になったようです。しかし私は野心的だと思いましたし、かなりの腕力がなければ出来ないことだと思いました。日本のドラマ制作者にこの意欲があるか?と・・・

                            
 
 韓国で日本の映画・音楽などが開放!されたのは僅か20年前です。トンデモナイ!ことですが、開放!されて20年、日本人も韓国人も、そんなトンデモナイことがなぜ罷り通っていたのかを知る、知ろうとすることなくして、開放!の意味はありますまい。

 かつてソウルオリンピックで私が衝撃を受けたのは、日本とブルガリアのバレーボールの試合。観客席にブルガリアのサポーターは殆どいないにもかかわらず、会場はブルガリアの得点に歓呼し、日本の得点にはブーイングの嵐・・・ヘイト!日本で満ちていました。

 前記「師任堂」にも日本!が「倭寇」として登場します。勿論!見るからに極悪人の日本の武士たちが邪悪な所業で朝鮮の民を苦しめます。描かれた倭寇は、史実としてごく!当たり前ではありましょう。しかしドラマの展開に不可欠なシーンではありません。

 間もなくピョンチャン(平昌)オリンピックが開幕します。ソウルオリンピックは30年前、日本文化がまだ公開禁止の時代でした。日本と韓国の国民感情にはなお乖離がありますが、30年を経て悪しき教条(ドグマ)が些かなり進化していることを願います。


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10 コメント

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おはようございます (kao)
2018-01-15 06:03:08
知らなかったです。そんなに日本は
嫌われていたのですか。漫画家の
しょうじさだおさんが普通に韓国に
いっておいしいものをたべてくる
エッセイをよんでから、特に韓国には
敵愾心を抱いてきませんでした。でもそんなに
嫌われていたとは・・ちょっとショックです。・
だから日本も韓国となると身構えてしまうのですね。
人同士、仲良くしてほしいですね・・。
これからもきなくさくなってきていて
不安でたまらないようになりました。
デ某さん教えてくださりありがとうございました!
返信する
まずは知ることから (pukariko)
2018-01-15 13:19:56
こんにちは。
「サイムダン」は観なかったんですよ。面白そうですね。
イ・ヨンエさん、お母さんになってもお美しいです。

私が数年前にソウルに行った時にガイドしてくれた青年は日本語堪能で、
日本のアニメやドラマで日本語を勉強したと言っていました。
日本のことも大好きと。
まぁ仕事柄、そう言っているだけかもしれませんが。
道に迷ったら知らない人が教えてくれたし、目的地まで連れて行ってくれた人も。
今、行ったらどうでしょうかね。
わかりませんが、今の日韓の政治的状況は残念です。

ガイドの青年は、竹島(独島)に関してははっきりとした意見を持っていました。
学校で習ったと。
日本では教えませんね(竹島に限らず日本では教えないことが多いです^^;)
まずはお互いを知ることからと思います。
どう知るかが問題ですが。

韓ドラは日本他アジアへの重要な輸出コンテンツなので
あまり相手国のことを悪く表現しないと思いますが、
そうでしたか^^; ドラマが作成された時期の
政治状況が反映しているのかもですね。
返信する
Unknown (noriko)
2018-01-15 15:58:43
デ某さん、こんにちは^_^

韓国ドラマチャンネル回せば(はっ! 古いですね。笑)かどこかしらで放送してますよね。
私は、あまり興味ないのでみてません。
昔の山口百恵とかが出てたドラマっぽくないですか?ちょこっとみて赤いシリーズみたいだなーと思いました。
懐かしい感じです。

韓国は、ソウル五輪の翌年に高校の修学旅行でいきましたよ。
学校では、日本人は悪いことしたんだぞ。ってめっちゃ教え込まれて行きました。笑
当時も韓国の方は普通に接してくれて楽しく旅行終えましたけど、食べ物がすべて不味かったので、もう2度と韓国に行かないと決め行ってません。
今は、美味しくなったのかなぁ〜笑

歴史の勉強って大切だけど、韓国や中国とは国民性なのか友好的になれない感じが残念です。
日本も近代史から教えていけばいいのになぁと思います。
返信する
Re:kaoさん (デ某)
2018-01-15 23:55:18

kaoさん
いつも早速にコメントくださり ありがとうございます

> 知らなかったです。そんなに日本は嫌われていたのですか。

西欧列強各国も日本も、植民地として支配した国々に酷い圧政を行いました。
ですから嫌われても当然ではあります。
ただ、西欧列強がそれほど「歴史的恨み」をかっていないことと較べ
同じアジア人なのに!と 日本に対する恨みは代々引継がれがちなように思います。

> 普通に韓国にいっておいしいものをたべてくるエッセイ・をよんでから、
> 特に韓国には敵愾心を抱いてきませんでした。

日本における「嫌韓」には、歴史的な差別意識と
「ヘイトスピーチ」に象徴される或る種!思想的な意識、組織的な扇動があるように思います。
同様に韓国における「反日」にも、歴史的な恨!と思想的・政治的な意識があると思います。
しかし各々の国に滞在し よく知っている人は、国民一般はそれ程ではない!と仰います。

> そんなに嫌われていたとは...とショックです。
> だから日本も韓国となると身構えてしまうのですね。

各々の国の如何なる階層の人々の感情なのか...を見究めないで一般化してはなりますまい。
好きになるにも 嫌いになるにも それぞれに理由がある と心得ておきたく思います。

> 人同士、仲良くしてほしいですね・・。

今 流行り?風に言えば Me too!
仲良くする!仲良くしたい! その気持ちこそ大切だと思います。

> これからも きなくさくなってきていて 不安でたまらないようになりました。

きな臭いときは鼻をつままないで 
臭い!と当たり前に言える勇気をもちたいと思います。

> デ某さん教えてくださりありがとうございました!

いつも率直にコメントくださり 改めて考えるヒントをいただき有難く思っています。
またそちらにもお訪ねしたいと思いますので、よろしくお願いします
返信する
Re:pukarikoさん (デ某)
2018-01-15 23:58:32

韓ドラ通!の pukarikoさん
コメントありがとうございました

> 「サイムダン」は観なかったんですよ。面白そうですね。

pukarikoさんなら当然!視ていらっしゃると思っていました。
日本版(全30話)と韓国版(同28話)があるそうで、
韓国版が短いのは 視聴率が回を追って下がったため2話分を編集・縮小した由。
pukarikoさんの感想(評価)をお聞きしたいところです。

> イ・ヨンエさん、お母さんになってもお美しいです。
えっ!? 結婚されたのも出産されたことも 存じませんでした
吉永小百合さんと同様 悪役!には絶対になれない女優さんですね

> 私が数年前にソウルに行った時にガイドしてくれた青年は日本語堪能で、
> 日本のアニメやドラマで日本語を勉強したと言っていました。日本のことも大好きと。

韓国通?の方はみなさん同様に仰いますね。
軽々に「相手の立場にたって考えてみよう」とは言えない難しさがありますが・・・。

> まぁ仕事柄、そう言っているだけかもしれませんが。
> 道に迷ったら知らない人が教えてくれたし、目的地まで連れて行ってくれた人も。

中国よりずっと本音に近いのが韓国ですから、
それはそれで率直に受けとめていいと思います。

> 今の日韓の政治的状況は残念です。

たとえば今!問題になっている条約問題。
常識的にも国際(法)的にも 日本が主張していることはごく当たり前の正論です。
しかし「正論だけをふりかざし」て解決できるほど容易な(韓国の)国民感情ではありません。
そこの想像力を抜きに論じては ただただ不毛!でありましょう。

> ガイドの青年は、竹島に関してはっきりとした意見を持っていました。学校で習ったと。
> 日本では教えませんね(竹島に限らず日本では教えないことが多いです

日本の教科書ほど均斉のとれた教科書はないと思います。
どこの国も「わが国ファースト」ですから。
教えない!ことより 学ばない! 安易な風潮こそ国を滅ぼしそうです。

> まずはお互いを知ることからと思います。どう知るかが問題ですが。

Me too!

> 韓ドラは日本他アジアへの重要な輸出コンテンツなので
> あまり相手国のことを悪く表現しないと思いますが、

そんな忖度!がなされているとは 存じませんでした(笑)
必然性の問題であり、事実を歪める必要はないと思います。

(再放送など)機会がありましたらご覧いただき、
pukarikoさん流?の切り口をご披露くださいね。
返信する
Re:norikoさん (デ某)
2018-01-16 00:01:54

norikoさん
コメントありがとうございます

> 韓国ドラマ チャンネル回せば(はっ! 古いですね。笑)どこかしらで放送してますよね。

え? チャンネルまわすTVを持っていらっしゃるんですか?(笑)
それって オークションに出せば数十万円はすると思います

> 私は、あまり興味ないのでみてません。
> 昔の山口百恵とかが出てたドラマっぽくないですか? 赤いシリーズみたいだなー

私も韓ドラはそう視ませんが、旧作は1週間に5回放送されますから勝負は速いです(笑)
山口百恵? 赤いシリーズ? リアルな実感がないのがびみょ~~な心境です

> 韓国は、ソウル五輪の翌年に高校の修学旅行でいきましたよ。

私は一度も韓国に行ったことがありませんし、特に行ってみたいところもありません。
敢えて言うなら板門店のあたりでしょうか・・・

> 学校では、日本人は悪いことしたんだぞ。ってめっちゃ教え込まれて行きました。
> 当時も韓国の方は普通に接してくれて楽しく旅行終えました

それだけ悪く教えこまれているのに 普通に接してくれるというのも なかなかすごいです。
もう少し「行間を読まなければならない」ってことでしょうか・・・

> 食べ物がすべて不味かったので、もう2度と韓国に行かないと決め行ってません。
> 今は、美味しくなったのかなぁ〜

やはり noriko さんには「食感!」が大切なんですねぇ(笑)
今度 大阪でお目にかかれば norikoさんの食感!をリアルに触感!できそうで楽しみです。

> 歴史の勉強って大切だけど、韓国や中国とは国民性なのか友好的になれない感じが残念です。

歴史的には 友好的であった時間が悠に長いですから そう悲観されなくていいと思います(笑)
若いひとたちには積極的に新しい歴史(関係)を築いてほしいと願います。

> 日本も近代史から教えていけばいいのになぁと思います。

アジアにおける日本の植民地統治時代、戦後処理(占領政策)と原爆投下 etc.
何についてどう教えるか・・・それが問題ですね(笑)
返信する
懐かしいイ・ヨンエさん☆ (ふじのりんご)
2018-01-16 10:56:15
デ某さんへ
先ずは謝らなくていけない私です ご免なさい(>_<)
うっかりミスで、読者登録を抹消してしまい それにも気付かず、、
どうして新着ブログへ上がらないんだろう?と思いつつ2~3か月経ってました。
以後気を付けます

韓国ドラマは『チャングムの誓い』以来、見ていません
イ・ヨンエ扮するチャングムに夢中になりました
又、デ某さんの紹介してくださった「師任堂(サイムダン)~色の日記」少し興味がわきました
有難うございます。

韓国・中国・日本 一番近くて遠い国
何時になったら、静かに暮らせるのでしょうか?

息子が10数年前、語学留学で上海へ一年間住んだ時
反日の嵐があり心配したことがありました
でも、身近の中国の友達は温かく守ってくれたそうです
朝、自転車通学中に信号で止まったら隣の中国人のオジサンが
あちらの言葉で”おはよう”と声をかけるほど、違和感のなく見られた息子です 笑

これからも、色々教えてくださいネ
返信する
Re: ふじのりんごさん「懐かしい・ヨンエさん」 (デ某)
2018-01-16 21:20:51

ふじのりんごさん
コメントありがとうございました

> 先ずは謝らなくていけない私です ご免なさい
> うっかりミスで、読者登録を抹消してしまい それにも気付かず、、
どういたしまして!
gooから読者登録の通知に あれ? まだ登録されてなかった? って感でした。
私もコメを見逃し リコメしてないことに気づき 慌てる・・・なんてことがしばしば!
お気になさいませんように

> 韓国ドラマは『チャングムの誓い』以来、見ていません
> イ・ヨンエ扮するチャングムに夢中になりました
「チャングム・・・」は、評判をきいて途中から見始めたため 再放送の際に もう一度!
ドラマを楽しみつつ 韓国の歴史と儒教の影響に初めて触れたように思いました。
「冬のソナタ」と「チャングム・・・」、ペ・ヨンジュとイ・ヨンエ、各々韓ドラの双璧ですね。
双璧と言っても そんなに視ていませんので「個人的感想」です(笑)

> 紹介してくださった「師任堂(サイムダン)~色の日記」 少し興味がわきました
随所に制作者の雑な神経!も感じましたが、意欲的かつ刺戟的なドラマではありました
再放送されると思いますのでご覧ください。
勿論!スルーされても構いません(笑)

> 韓国・中国・日本 一番近くて遠い国
> 何時になったら、静かに暮らせるのでしょうか?
関係悪化は、秀吉の「朝鮮征討」以来!ですから400年程になりましょう
ただし 江戸時代には朝鮮からの通信使がしばしば来日し 朝廷も賓客として饗応しています。
幕閣でも新井白石などが丁寧にもてなし学問的交流もしています。
ですから深刻な関係になったのは ここ百年余のことです。
政治レベル、国レベルでは難しくても お互いに民間から交流を積み重ねれば!と思います。

> 息子が10数年前、語学留学で上海へ一年間・・・反日の嵐があり心配したことがありました
> でも中国の友達は温かく守ってくれたそうです

かつて数年一緒に仕事をする機会のあった大学教授(中国文学)は 毎月のように中国を訪れ、
日本では中国からの留学生の支援・指導(大学院)をしています。
彼は、反日について報道されるたびに、「実態を反映した報道ではない」と言っています。
ご子息には、厳しいこともおありだったと思いますが、たくさんのことを学ばれたことでしょう。

> 隣の中国人のオジサンが ”おはよう” と声をかけるほど違和感なく見られた息子です
見かけ!って大事ですね(笑)
そういう意味でも中国、韓国(北朝鮮も!)、モンゴルなどとはしっかり仲良くしたいです。
むやみに喧嘩ごし!になることだけは なくしたいものです。

> これからも、色々教えてくださいネ
こちらこそ色々教えていただきたく宜しくおねがいします
返信する
我が家の蠟梅 (ピン)
2018-01-16 23:51:54
本年も宜しくお願い致します。

我が家の蠟梅(盆栽)も、まだ蕾みの状態です。愛犬(ピン)の散歩をしていて、二週間程前に満開になっている庭木の家がありました。
今、福寿草の芽が出て来ました。毎年、何故か雪が2cm程積もった日に咲きます。
2日前に犬の散歩をしている時、梅の枝を「ご自由にお持ち帰り下さい」と書いて玄関先に置いてある家がありました。5枝を貰って帰り、庭に挿し木しました。根が付くか分かりませんが、蕾は多いので楽しみです。(枝の長さは120〜130cm)

昨年末に「わがまちのガン患者のピアサポート」の呼びかけを行い、地方新聞に2回、大きく載せて貰ったのですが、LINEでイタズラが4件あっただけで、問い合わせもありませんでした。ニーズは無い様です。活動を継続するのか迷っています。
返信する
Re:ピンさん「我が家の蝋梅」 (デ某)
2018-01-17 10:28:44

ピンさん
コメントありがとうございました
腎がん繋がりの方のお訪ね&コメントは少ないので 結構!嬉しいです(笑)

雨の朝、その所為か寒さが少し緩みました。
心も(気も?)すこし緩んでいる朝です(笑)

> 我が家の蠟梅(盆栽)も、まだ蕾みの状態です。
蝋梅の盆栽があるとは・・・存じませんでした
群れて咲く蝋梅も然りながら 盆栽の空間に凝縮された蝋梅もさぞや! と思いました。

> 愛犬(ピン)の散歩をしていて、二週間程前に満開になっている庭木の家がありました。
陽当たりでしょうか、樹質でしょうか、やはり生きものの個性を感じますね

> 今、福寿草の芽が出て来ました。毎年、何故か雪が2cm程積もった日に咲きます。

昨年1月の拙ブログを見ましたら 16日に「初雪に蝋梅」記※
雪を被りながら 蝋梅が今!よりずっと膨らんでいます。
陽当たり以上に 雪!に反応するのでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/51bbc5f819744ac5328d550fec855c3b

> 散歩をしている時、梅の枝を「ご自由にお持ち帰り下さい」と書いて玄関先に置いてある家...
なんとも風流と言いますか粋と言いますか...
ほんとうに根付いてほしいですね。

> 「わがまちのガン患者のピアサポート」の呼びかけを行い...
> ...問い合わせもありませんでした。
こういうときの徒労感...切ないですね
でも二人に一人が がん患者の時代ですから
呼びかけに応えることには躊躇されているとしても
「心強い」と思っている方がきっとたくさんいらっしゃると思います。

> ニーズは無い様です。活動を継続するのか迷っています。
顕在するニーズはないかもしれませんが、潜在するニーズは多いと思います

私、腎がんの方には特に求められていないと感じブログ村「腎がんカテゴリー」から出ました。
ピンさんのコメントに触れ、私の前記リコメを見て
なんか自分自身の矛盾を感じています(笑)
まあ そういうものかもしれませんね

ではでは・・・今年も宜しくお願いします

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