のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

結婚しちゃったんですよ その5 食事会2

2015年09月26日 13時49分51秒 | 日常生活
2015年9月12日、南小倉バプテスト教会にて、結婚式を挙げました。
今までで一番幸せな一日でした。

色々あって、すっかり間が空いてしまいましたが、それでも当日を振り返り続けます。式の後はお食事会です。
完全に自分用のメモです。

トトロの名曲「さんぽ」のメロディに乗って軽快に一番前のテーブルに到着しました。一礼して着席。
一番前のテーブルは新郎の中学時代の友人と恩師がいらっしゃる席でしたが、私たちが座った途端に
「え?!ここ?!」
と、大いに驚かれました。
ええ、ここです。しばらくしたら旅立ちますが、 とりあえずはここです。

着席したものの、すぐに起立し、新郎が皆さんへのお礼と、食事会開始のご挨拶を行いました。で、そのままの流れで乾杯の音頭をウォーキングチームの大先輩にお願いします。
本日の司会は新郎なので、新郎大忙しなのです。夫さんのお友だちが
「お前が司会なんかい!」
と、小さな声で突っ込んでいて、おかしくてたまりませんでした。

乾杯の準備が進む中、会場では本職の司会者の方が美しい声で、夫さんの職場や二人の友人から届いた電報を読んでくれていました。私の方も遠方に住む幼馴染みや、急遽来れなくなった友人、会社の先輩や地元友達から来ていて、じーんとしました。電報でわざわざ言葉を届けてくれる、という行為には手間隙の分、私たちのために考えられた言葉の分、愛が感じられる気がしてありがたかったです。また贈られた言葉が嬉しい言葉ばかりだったし。

と、聞き耽っているうちに乾杯の準備が整いました。ウォーキングチームの大先輩が緊張しながらも、さすがの貫禄で
「乾杯!」

和やかに食事が始まりました。
座った途端に司会っぷりをいじられる夫さん。しばらくいじられた後は中学の同窓会のような雰囲気になりました。和やかに知り合いの近況を伝えあっていると、会場の係の方から合図が。
どうやら新郎自己紹介DVDの準備ができた模様。私たちも一緒に楽しみました。

要所要所で沸き上がるどよめきやクスクス笑いは、夫さんの意図したタイミング通りで、夫さんが精根詰めて、精力使い果たして作り込んだ甲斐あるものだった気がします。(褒めすぎ?自画自賛し過ぎ?)

DVDが終わると、各テーブルで写真撮影です。新婦の自己紹介DVDはお色直し中に流してもらうようにしているので後程。
・・・でも、夫さんバージョンを一緒に見て、皆の反応を直接確認できるのっていいなあ、と羨ましく思っちゃいました。業者さんに頼んだのではなく、自分で(私の場合は夫さんですが)作ったのであれば、尚更、会場で一緒に見て、反応をダイレクトに味わうことをお薦めします。

1回目のテーブルフォトは歓談少なめ、写真撮影を終えたら、どんどん次へ回ります。
・・・とはいえ、やはりみんなと一言二言は話すわけで。そして、みんなとても良い方ばかりなので、滅茶苦茶誉めてくれるわけで。
1周してすっかり良い気持ちになりました。
親戚からは
「あんた、すごく楽しそうやねぇ。」
と笑われましたが、こんなにちやほやしてもらえるんだもん。楽しくないわけがないのです。

自席に戻ったら、そろそろお色直しの時間です。ひとりで退場は寂しいので、殿方ばかり3名お名前をお呼びしました。
幼馴染みの旦那様にウォーキングチームの仲間2名。みんな喫煙者さんなのです。部屋の外に出たい頃じゃないかなー、と勝手に推測して前に引っ張り出してみました。
それに、私だって人生に一度ぐらい、殿方に囲まれてもみくちゃにされながら歩いてみたいし。その願望を主催者権限で実現させても許されるのが今日という日のはず。

と、いうわけで4人並んで手を繋ぎ、あっちへよろよろ、こっちへよろよろ、出口へ向かいます。もうねー、四人で並んで歩くのって難しいの!しかも、私のドレスの裾を踏まないように両隣はわたわた歩かなきゃいけないわけで。また、新婦が(つまり私が)気を使って、みんなの邪魔にならないように歩けばいいものを、何も考えずに我先に前へ飛び出すものだから、尚更両隣ふたりは恐る恐る歩く必要が生じてしまい、結果として願望通りのもみくちゃっぷりを味わうことができました。大満足。

退場後もみんなで記念撮影。
なんかみんなアドレナリンが出たらしく、変なテンションでした。
そのテンションの写真撮影に飛び込み参加する義弟君。飛び込み参加して一瞬で引き上げていく義弟君・・・・どんなときでも、自分を見失わないその姿勢はむしろ賞賛に価すると私は思ってます。絶対、素直には誉めたくないけど。

そんなこんなでお色直しです。

結婚しちゃったんですよ その4 食事会1

2015年09月26日 10時01分56秒 | 日常生活
2015年9月12日、南小倉バプテスト教会にて、結婚式を挙げました。
今までで一番幸せな一日でした。

色々あって、すっかり間が空いてしまいましたが、それでも当日を振り返り続けます!式の後はお食事会です。
需要がなくても、どん引かれようとも、満足するまで振り返ります。
完全に自分用のメモです。

式の後、親族や友人のみで会費制の食事会を開きました。
会費制にした経緯は色々あって、私の友人はほとんど福岡市在住だし、夫さんの仲の良い友達にも、割に遠方の人が多く、来るだけでも労力を使わせてしまうし、特に女性は服やヘアスタイルにも気を使わせてしまうし、呼んでもいいのか、どたらの友人もすごくすごくいい人達ばかりなので、迷惑に思う人はいないし、みんな喜んで来てくれるだろうけれど、私たちのために来てもらっているのに、お祝いまでいただくのは恐縮してしまうし、本当ならもう手ぶらで来て!って、お願いしたいところだけど、それはそれで来る人達に気を使わせてしまう気もするし、ということを夫さんと話し合い、選択した会費制のお食事会でした。

コンセプトは「賑やかに楽しいお食事会」。
披露宴ではなく、お食事会なので、ドレスは着るものの(私にも一応、ドレスへの憧れはあったのです。)ケーキカットとか、キャンドルサービスとかファーストバイトとかはなし。両親への花束贈呈は終了後に裏でこっそりと。
ゲストへの負担になるので友人代表スピーチもなし。
最後の一項目は夫さんの強いこだわりでした。私は多分、あまり人前でスピーチすることに抵抗がないので、幼馴染みの結婚式でスピーチを依頼されても負担どころか、むしろ嬉しかったぐらいなのですが(私以外の誰がやるのさ!とまで、勝手に思ってました。強気!)、夫さんはとにかく人前に出て話すのが嫌らしく、「そんなこと、友達には頼めん!」の一点張りでした。実際にスピーチを頼まれた友人がスピーチ終わるまで一口も食べ物が喉を通らなかったところも見たことがあったみたいです。この辺りはきっと人それぞれなんだろうな。私の神経が図太い、という可能性は否定できません。

とにかく「これ、しません。」「あれもしません。」「司会者も要りません。」と、やりたくないことの多い担当者泣かせの新郎新婦でした。
でも、望んだこともちゃんとあって。
「とにかく各テーブルの友人や親族たちとゆっくりお話したい。」「できれば、そこに席を作ってもらってゆっくり座ってお話したい。」ことを再三強く伝えました。

そんなこんなでお食事会の開始です。(今までのくだりはすべて前置きだったのです。長っ!)

まずは新郎ひとりで会場に入ってもらい、
・お食事会なので、余興の類いは一切ないこと
・今からオープニングムービーが流れること
・ムービーが終わったら新郎新婦が共に入場するので、できれば暖かく迎えてほしいこと
を説明してもらいました。

会場内で始まるムービーの音をじっとドアの側で聞きます。ムービーはウォーキングチームで私が天使だと信じてやまない先輩が「パイレーツ・オブ・カリビアン」の予告ムービーや素材を利用して作ってくださいました。ジョニー・デップ様が私たちの結婚式に参加しようと頑張るも紆余曲折を経て「やはり間に合いそうにはない。残念だが、今日は君たちだけで楽しんでくれ。」と会場にいるみんなにメッセージを投げ掛けるところで終わります。ものすごくかっこいいのに、コミカルで何度見ても飽きないお気に入りのムービーです。
ムービーが終了するとすぐに新郎新婦入場!のための曲が始まり、会場のドアが開かれる、という手順です。流れてくるのは

あーるこー♪あーるこー♪
わたーしはー♪げんきー♪
あっるくの♪だいっすきー♪

お馴染み「となりのトトロ」の名曲「さんぽ」。
この楽しそうな感じが食事会のコンセプトにもぴったり合っているし、なにせ私たちはふたりともウォーカーなのです。
「歩くの大好き」って、めちゃぴったり!と、私が恥ずかしがる夫さんを押しきりました。
最後の最後まで
「ホントにこの曲でおっさんが出て大丈夫?」
と、心配していました。
この曲でおっさんが出てくるからキュートなのに。

とにもかくにも笑顔で入場です。