たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

牛頭天王

2022-10-25 05:44:48 | Weblog
前回、「牛頭天王」と言う人物の名前が出てきました。気になっていたので調べました。

時代はかなり後のようです。どうも、スサノヲに牛頭天王を、かぶせた物語のようですね。

物語については、長くなりますので、ウィキペディアの牛頭天王をご覧ください。

短めの説明がありました。日本大百科全書(ニッポニカ)「蘇民将来」の解説より引用です。
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蘇民将来
そみんしょうらい
説話の主人公の名、転じて護符の一種。『備後国風土記(びんごのくにふどき)』逸文によると、須佐雄神(すさのおのかみ)が一夜の宿を借りようとして、裕福な弟の巨旦(こたん)将来に断られ、貧しい兄の蘇民将来には迎えられて粟飯(あわめし)などを御馳走(ごちそう)になった。そこでそのお礼にと、「蘇民将来之(の)子孫」といって茅(ち)の輪(わ)を腰に着けていれば厄病を免れることができると告げた。はたして、まもなくみんな死んでしまったが、その教えのとおりにした蘇民将来の娘は命を助かったという。民俗ではこの神は祇園牛頭(ぎおんごず)天王とも習合しており、八角柱の木片に「蘇民将来之子孫也(なり)」などと書いた護符の類を蘇民将来といっている。伊勢(いせ)地方などでは家の門口に「蘇民将来之子孫」などと書いた注連(しめ)をかけて災厄除(よ)けとしている
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茅の輪くぐりの習慣は、ここから出来たものらしいです。
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