みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

2019年も あと9日で終わる

2019-12-22 11:27:20 | 日記

あっと言う間に1年が過ぎようとしています。

あと9日で2020年・・

と思うと、何と早い1年であったろうと感慨も深いです。

 

今年は夫と『黒部・立山旅行』へ行き、あとは友人と二人の旅行が3つ、

近くて短いながら、よく旅行をしました。

特に友人との旅行は今まで経験がなく、夫との旅行よりずっと楽しいことが

解ったのです。(笑)

ワイン好きの友人が計画した『新潟ワイナリーのオーベルジュの旅』、

私がアイディアを出した『鳴門うずしおを観る旅』、「富山・氷見ブリを食べる旅』など

良い思い出になりました。

来年も楽しい旅が計画できればいいなぁと思うこの頃です。

 

今年私を勇気づけてくれた出来事は

ゴルフの渋野日向子プロの活躍とフィギア―スケートの紀平梨花選手の活躍です。

二人とも若いながら(特に紀平選手はまだ18歳!)、前向きな言葉ばかりです。

若い人は”守り”に入ったり、”言い訳”をしたらお終いです。

失敗しても”前へ前へ”と向き合う言葉には感心ばかりでした。

メンタルの強いことはお二人に共通するようです。

スポーツをする人はこれがなければならないと思っています。

来年度も頑張りを見せてくれることを期待しています。

 

年々、いろいろなことが面倒くさくなってきます。

年賀状を初めとして年を越す準備や新しい年を迎える準備が苦痛です。

昨日は家中の電球を取り換え、へばりました。

手が届くところはLEDですが、間接照明は蛍光灯で天井にへばり付き、

脚立を登ったり降りたり、掃除もして、汗だくでした。

こんな時、夫は全く、全く使い物になりません。

なんでこんな不器用な使えない人と結婚したのか、我が身を呪うばかりです。

年賀状も自分のPCなのに、私が出張らないと何も進まなくて

思わず「こんなに大変だったら来年から年賀状は止めましょう」と言ってしまいました。

大掃除はまだ全部済んでいません。

私が忙しく動き回ると、猫のKUUも一緒に動いてきますが、”彼女”が手伝ってくれたらと

恨めしく思います。

子供たちはお正月集合しますが、全員、集まることが親孝行と思っている輩(犬2頭も)で、

食べて飲んで散らかして帰るだけで、元旦の夜は疲れ切った私が掃除に忙しいのです。

それでも年1回しか全員集合しませんので、仕方ないデス。

 

というわけで、忙しくて疲れてどうしようもない年末と正月を迎えるので、

今年のブログは、本日で終了いたします。

 

下の写真は、近年 冬に飾る額で京都絞りの『風神雷神ー尾形光琳の絵から』です。

今年は先ほど飾りました。

額のアクリル板に家の中が写ったり曲がった被写体でお見苦しくてスミマセン(やっほさんに叱られる)

 

今年1年ありがとうございました。

皆さま良いお年をお迎えください。

 

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マイナンバーカードは更新しなければならない!

2019-12-20 10:49:40 | 日記

皆さんはマイナンバーカードをお持ちですか?

私たち夫婦は、この制度が出来てすぐに、その効用がどんなものかはさておいて、

国が制度として決めたものには従ってカードを作りました。

誰でも作るものかと思っていたら、最近、ほとんどの国民に無視されていることを

知りました。

写真を撮って、決まった日に提出し、今度は決まった日に出頭していただく、

まったく面倒なことを「国が決めたことだから」と従ったわけです。

あまりに無視されているので、最近 来年3月からこのカードを使って買い物をすると

バックマージン(この言葉が正しいかどうか?)が入るということを発表しました。

作ったはいいけど、デスク中で眠っているカードなので、「あら、そうなの」と

思っていた所、2,3日前に区の『マイナンバーカード担当課』という部署から

「マイナンバーカード・電子証明書 有効期限通知書 在中」という封書が届きました。

中を開いて、もう ビックリですよ。

このマイナンバーカードは有効期限があり、

私は「2020年の誕生月までしか有効ではない」というのです。

それも、作っていない人はカードを作れ、すでに作っている人は「電子証明書の更新」の

手続きをしろ、とのこと。

 

デスクの引き出しから引っ張り出して見てみたら、「2025年2月4日まで有効」と

書いてあるので、またまたビックリです。

これは担当部署にお尋ねしなければなりません。

電話をすると、担当者は面倒くさそうに「その有効期限というのは別の有効期限なんです」

というのです。

私「それは何の有効期限ですか?」

担当者「いや、それは説明するのもややこしいのです。私もよく解りません。

    なにしろ、国が何千億も出して訳わからない無駄なことをやってるわけです。」

この回答には私も驚きました。

私「担当者さんも解からないことを、しろと」

担当者「すみません。期限も3ヵ月前に出しているわけで、わざわざはいいですから、

    ついでの時でいいですから、区役所に来てください。」

私「区役所へ行くのに、ついでなんてありませんよ。わざわざ行くんですよ」

担当者「そうでしょうねぇ。わっはは」

 

「わっはは」ではないでしょうに(怒)と思いましたが、

区役所の担当者が、毎日問い合わせの電話に閉口していると言っていたので

ここで何を言っても仕方ないと思うばかりです。

しかも、この有効期限というのは5年ごととか、10年ごとなどと言っており、

この後もまたやってくるのです。

クレジットカードででもあるまいしと怒りは増しました。

 

そもそも、このマイナンバーは国民に番号を付けて管理していこうという発想から

起こったものだと思います。

アメリカFOXテレビのNCISネイビー捜査班で、事件が起きると、被害者も加害者も

クリックひとつで過去がすべてわかる、というのを観ますが、

それと同じことを日本でも国がやれるということですよね。

財産も把握されてしまう、脱税を防ぐ意味もあるのでしょうが、

私たちはこの制度の前では”丸裸”になるのです。

それだけでも腹立たしいのに、有効期限まで作り、更新せよ、とは何事ぞ!

逆に更新しなかったらどうなるんだろ?試してみようか? と不埒なことまで考え中です。

 


本日 KUUは3歳9ヵ月になりました。

体重は3.805キロ、先月より100g減ったんです。

本日朝のご飯を食べているKUU

最近は写真を撮る時に「KUUちゃん!」と呼ぶと顔を上げてこちらを見るようになりました。

 

1ヵ月前からキャットフードを変えました。

今まで食べていたキャットフードは2キロ入りが最小です。

これだと、底の方になると味が変わるらしく食べなくなるのです。

おそらくエサが酸化するのだと思います。

1ヵ月でカリカリエサは1.5キロ食べます。

500gの小袋があればいいのになぁと思っていたら、他のキャットフードにあったので、

今はそれを食べています。

『避妊猫雌用』というものでないといけないので、かなり探しましたが、

気に入って食べてくれています。

 

朝 アチャごはん=アペタイトコントロールステアライズド 25g

昼 オチルごはん=モンプチ クリスピー キッス 3g×2

夜 よるごはん=アペタイトコントロールステアライズド20g

 

相変わらず抱かれたくない、触られたくない猫ですが、最近は私の頭に顔を寄せて

ニッ、ニッと甘えるのが可愛いです。

それと、猫も自家中毒を起こすものでしょうか。

私が淡路へ旅行する朝、富山へ行く朝にご飯を吐きました。

前の夜から準備をしている鞄に入り込んだり、私の普通じゃない態度に

敏感になっているんでしょうが、吐くまでとは・・・

夫の話によると、私が旅行中は何でもないというのですが・・・

帰宅すると、おずおず近づいて来て、頭をなでてやるとジッと顔を見つめてきました。

普段はこんなことはしないので、やはり、私がいないと寂しかったのかもしれません。

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氷見・ブリしゃぶの旅 2

2019-12-17 15:01:36 | 日記

12月14日は朝からシトシト雨が降っていました。

ホテルの朝食を食べて、新高岡から城端線(じょうはなせん)に乗って氷見へ向かいました。

城端線は線路が1本だけで、3両編成の電車です。

ここは乗る時も降りる時もドアのボタンを押さなければドアは開きません。

自動ではないんです。

 

城端線で高岡へ行き、高岡から氷見線で氷見へ行きました。

途中下車をして雨晴(あめはらし)駅で降りました。

ここには奥州へ逃れる義経一行が雨宿りをして休んだと言われる洞窟があります。

また、この絶景を観て大伴家持が歌を詠んだとも言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激しい雨は、私たちがこの海岸へ着いたときに、ふと止んだのです。

曇り空で観る日本海です。

 

 

氷見に着き、駅前から加越能バスで氷見漁港へ行こうと思いましたが、

雨がひどくて中止にしました。

漁港でブリの競りを見ようと思っていたのですが・・・

というわけで、氷見番屋街へ行きました。

ここは多くの商店があり、魚はもちろん、お酒、お菓子など・・人がいっぱいでした。

ここで富山の日本酒の大吟醸を2本買って東京の自宅へ送りました。

番屋街入り口には今日獲れたブリの数が明示されていました。

 

 

見事なブリ!

 

 

ズワイガニ!

 

 

香箱ガニ=これは絶品の味です

 

 

ランチは『きときと亭 三喜』という小さなお店に入り、ブリしゃぶを食べました。

(お店の看板がピンボケで失礼しました)

 

 

これが夢にまで見たブリしゃぶ

まず、野菜を半分入れて沸騰したら

 

 

寒ブリを”シャブシャブ”します。この写真は一人前のしゃぶしゃぶ用の寒ブリです

 

 

ブリの胃袋、ブリ大根、ブリのお造り、カニ出汁の味噌汁、これらがまた絶品でした。

 

お酒はビールで乾杯!あとは富山のお酒で。

おいしいものにはおいしいお酒です!

二人の感想は「今まで食べていたブリは何だったのでしょう!?」

それくらいおいしかったのです。

ここでは富山名物の蒲鉾や棒鱈の甘ダレ煮などをお土産に買いました。

 

氷見でのホテルは混んでいました。皆さん、氷見へ寒ブリを食べに来ているようでした。

夜のご飯はホテルのフロント嬢から紹介された居酒屋です。

タクシーの運転手さんの話によると、「最近できたいい店」だということでしたが、

ホントにその通りで、案内書などに載せていないので、”知っている人だけが来る”という

いわゆる名店でした。そんなお店で食事が出来て、私たちはラッキーです。

 

A子ちゃんは凍ったお酒、私は”八海山の原酒”を注文

 

 

 

寒ブリのお造り

 

香箱ガニ

食べやすく料理してくれました。

紅ズワイガニより、味が深いのです。

 

ブリのかぶら漬け(半分以上食べてから写真を撮りました)

 

 

A子ちゃん大好きな『タラの白子のから揚げ』

 

〆はホタルイカの塩からとモズク酢

 

いやぁ、2日間よく食べて飲みました。

ホテルへ帰って大浴場で、ああぁぁ気持ち良かった!

 

朝のホテルの窓から日本海を眺めました。

 

 

朝 目覚めて、最後に氷見うどんを食べて帰ろうということになり、氷見駅近くに

朝の6時からやっているうどん屋さんがあるということで、電車に乗る前に行きました。

お年寄りが一人でやっている小さなお店で、ここで氷見うどんと白エビの揚げ物を食べました。

氷見うどんは冷たいつけ麺がおいしいそうです。

このお店で袋に入った氷見うどんを2束買いました。

 

 

氷見駅 瓦の上にブリが乗っています。

 

 

 

15日 最終日の今日は氷見から観光列車に乗りました。

氷見↹高岡で『ベル・モンターニュ・エ・メール』というおしゃれな電車が走っています。

日本語に訳すと『美しい山と海』というらしいです。

景色を見ながらお酒とつまみを楽しむという嗜好です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛想がいいシェフ(※ご本人の了解を得て写真を載せています)

 

お酒とつまみで沿線の景色を、雨晴海岸を眺めます。

 

晴れているときは立山連峰が美しいそうです。

 

 

楽しかった、おいしかった旅は終わりに近づきました。

富山へ到着してからはトラムに乗り、富山市内を観光しました。

 

富山城

 

 

城内の庭

 

 

ガラスの美術館も観ましたが、ガラスの美術館なのに、建物の館内は木がたくさんぶら下がっていて、

不釣り合いに感じました。 設計者はかの木造建築の大家でした。

この人がどうして人気があるのかわかりません。

というわけで不機嫌になった私は写真を撮りませんでした。

 

「寒ブリを食べよう!」と誘い合った旅は、こうして終わりました。

 

                          完

 

付録:関東では わかさ→いなだ→わらさ→ぶり

   関西では はます→めじろ→ぶり

   氷見では こずくら→ふくらぎ→がんど→ぶり

と呼ぶそうです。右へ行くほど出世した名前です。

 

 

 

 

 

 

 

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氷見・ブリしゃぶの旅 1

2019-12-16 14:38:20 | 日記

12月13日~15日まで富山へ旅行をしていました。

仲良しのジム友A子ちゃんと、今回は富山へ『ブリを食べる旅』と題して行って参りました。

 

私たちは6月初めに鳴門の渦潮を観に出かけ、帰って来てからすぐに「冬は温泉ね」

などと、もう次回を決める話になりました。

必ず出るのは「おいしいものがなきゃダメ!」「お酒がおいしくなきゃダメ!」という話、

温泉どころか、食べ物やお酒のおいしさも重要な旅行の決定事項なのです。

というわけで、今回は時期的に「富山へ行って氷見ブリを堪能しよう~」と富山へ。

 

12月13日 北陸新幹線で東京→富山へ

北陸新幹線は初めてで、富山へ着いてからのバスの予定で『はくたか』という

各駅停車のような新幹線に乗りました。

8:44発車、11:25到着。

富山駅前から『富山ぶりかにバス』というものがあり、それに乗って新湊へ到着。

『新湊きっときと市場』へは新湊大橋を渡ります。

”きときと”というのは富山弁で「生き生きしている」という意味だそうです。

『新湊きっときと市場』には、早朝上がったブリやカニ、他の魚が売りに出されていて

その場で調理してもらって食べたり、遠方に送ったり、いろいろな人がいました。

 

紅ズワイガニはオスのカニですね。  メスは香箱(こうばこ)ガニと呼びます。小形です。

 

私たちは、そこでランチを食べました。

A子ちゃんは白エビとカニがてんこ盛りの『紅白丼』

私は『海の幸お造り御膳』

ブリ、マス、ホタテ、イカ、甘エビ、マグロ、白エビ、ご飯とカニ出汁のお味噌汁  でした。

 

 

きっときと市場内

 

 

満腹後は海王丸という船がある『海王丸パーク』を散策です。

この日の晴天は現地の方のお話では、滅多にないことだそうです。

富山湾を眺める私たちに声をかけてくださったのは、たぶんボランティアのガイドさんでしょう。

 

『海王丸』は帆船で、乗船もできましたが眺めるだけにしました。

 

 

 

富山湾から正面で眺める立山連峰は美しかったです。

 

 

右手には新湊大橋が見え、この風景ををパノラマで見ると、本当に美しかったです。

 

左手にまるでオリンピックの聖火台のような階段があり、そこを登ると何が見えるんだろ?

と登って行ったら、そこにはもっと壮大な景色が見えたのです。

 

 

右手には立山連峰

 

 

目の前には日本海、左手の遥か向こうには能登半島が見えました。

 

望遠レンズが設置してあって、

そこに居たおじさまが「覗いてごらん。ずーっとむこうに奥能登があり、風力発電機が見えるんだよ」

と仰るではないですか。

確かに肉眼では見えないところに、たくさんの白い羽根の発電機が見えました。

ここの方々は親切です。

 

さぁ、この日のホテルに向かって、私たちは歩いて10分ほどの万葉線の駅に向かって歩きます。

小さな駅、線路が1本しかなく、この1本を行ったり来たりの1両編成の電車です。

無人駅

 

 

 

ピンクの1両電車。女性運転士でメッチャクチャ飛ばすので怖かったです。

 

万葉線は高岡駅に着き、そこから加越能バスで新高岡駅まで行きます。

北陸新幹線ができて新しく新高岡駅ができましたが、な~んにもない、駅だけがあるところです。

東海道新幹線に新横浜駅ができた時を思い出しました。

新高岡駅ではホテルのシャトルバスが来ていて、今夜のホテルに泊まりました。

ホテルは山の中に突然作った建物で、夕食はホテル内の居酒屋でいただきました。

ビールで乾杯!あとは北陸のお酒をグイグイ!

酒飲みの私たちは止まりません。

ブリは出世魚で名前が次々と変わります。

この夜はブリのお造りも食べましたが、ガンドも食べました。

ガンドとはブリになる直前の名前です。

ガンドのカマの塩焼きを二人で突っつきました。

食後は大浴場や露天風呂で、ノビノビ、彼女は仕事の疲れを癒し、

私は日頃のストレスを癒しました。

 

翌朝、ホテルの部屋の窓から眺めた景色。

人工の池が作ってありました。美しい景色でした。

 

本日はここまで。

 

明日(14日)は待望の、このために来た『ブリしゃぶ』を食べます!

 

 

 

 

 

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二重織りと夜空の景色コースター

2019-12-06 22:54:00 | 日記

プレゼントとして織ったものが織り上がりました。

 

二重織りといいます。

表と裏と出る織り模様が異なります。

私はこの織りが上品で大好きです。

 

テーブルセンター

 

表模様の拡大

 

裏模様の拡大

色の出方がアップにすると変わったようですが、3枚の写真とも同じ作品です。

 

 

夜空の模様を5枚のコースターとして表現してみました。

素材は藍染めの糸です。

 

今年はこれで織り納めです。

来年は染めも再開したいと思っています。

 

それと、永い雨に泣かされましたが、干し柿が完成しました。

黒っぽいところは腐っているのではありません。光の当たり方です。

甘さも抜群!今年は今までで一番の出来上がりだと自負しています。

 

 

 

 

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藤澤ノリマサ2019年コンサートツアー

2019-12-05 10:59:00 | 日記

昨夜は大好きな藤澤ノリマサさんのコンサートへ行ってまいりました。

 

 

昨年末、突然の事務所からの独立で驚かされ、デビュー10周年を迎えての彼は

10周年記念のコンサートを企画していたでしょうに、すべてご破算になりました。

年末のクリスマス・コンサートではステージ上に白いカーペットを引き

「これは僕が歩いてきた10年です。たくさんのことがありました」と言っていましたが

ファンクラブでは年が明けてから正式発表をしました。

2019年は事務所なしで出発し、平成から令和に移行する4月30日にやっと

デビュー10周年コンサートを開きました。

個人的には苦しみや悩みがあるでしょうが、彼は変わらずいい音楽を奏でてくれます。

カンツォーネのイタリア語での弾き語りやノーマイクでの歌唱など、他の人にできないことで

私を(ファンみんな)楽しませてくれます。

昨夜は5列目センターの私はステージのノリマサさんとは同じ高さで居て、階段式の客席なので

まさに目の前で歌ってくれた感じでした。

ベルカント唱法で高らかに響く歌声に、気づくと私はうっとりとした表情になっていて

恥ずかしい限りでした。

誰にも見せたことがない顔じゃないかしら?

嫌なことも疲れ切るような話題も、この音楽があれば無敵です。

ノリマサさんは「今年は年末まで歌うスケジュールです」と言うことですが、

私は今回が今年の聴き納めです。

 

さぁ、年末は忙しいよ。

家庭の中は誰も手伝ってくれないから一人でやらなきゃいけないです。

年賀状もまだ書いていないのですが、今年で年賀状を廃止にしようと思っていたら、

夫が「生きてる証だから死ぬまでやめない」と言うのです。

それもそうかもしれない、年賀状が届くということは生きてることですから。

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京都絞り展

2019-12-02 10:16:21 | 日記

 

 

昨日(12月1日)は毎年銀座で開かれている『京都絞り展ー京都絞栄会』に行って来ました。

毎年ご案内をいただき、必ず作品を見せていただいています。

京都紋栄会とのご縁は平成20年(2008年)に遡ります。

 

この年、京都西陣織の山口伊太郎氏が37年間に渡って力を注いできた”源氏物語錦織絵巻”が

完成し発表されたのです。

それを観るためだけに私は京都相国寺の美術館へ向かいました。

まるで筆で描いたような錦織りに、ただため息でした。

2巡したでしょうか。

その後、おいしいものでも食べて1泊し、東京へ帰ろうかと思って玄関へ向かったときです。

階段があり、ポスターを見上げた時、そこには「東海道53次を京都絞りで再現!」と

ありました。

恐る恐る室内に入った私を待ち構えていたものは正面にドーンと下がっていた

『風神雷神』(俵屋宗達作)の大きな緞帳でした。それも総絞りだったのです!

床から天井まであるその大きさと緻密な総絞りに、圧倒されて言葉もありませんでした。

そこまで行く両側に”東海道53次”の版画が絞りで表現されて額に入り、

順番に並べてありました。

53枚を1枚1枚しっかりと見せていただき、『風神雷神』も間近で見せていただいている時、

絞りの職人さんが近づいて来て、今の時代に絞りを普及させていく苦労をお話してくれました。

後継者も少ないということでした。

さぁ、帰ろうかと廊下を歩いていると、今度は絞りで作ったバッグがずらりと並んでいて、

そのなかの1品に惹きつけられ、手に取ってみると「いいでしょう?」と件の職人さん。

見たこともない絞りの図柄にマチと底を革でしっかりと縫製していて「いいなぁ」と

思ったのですが、値段を見て「これは無理!」と思って置き、歩き始めたのですが、

どうしても振り返らずにいられず振り返ったら、職人さんが

「後ろ髪が引かれるでしょ?」と笑顔で仰るのです。

そうなんです!「後ろ髪が引かれる」・・これほどの出会いがあるでしょうか。

「これいただきます」と言ってしまった私。

カードを持ってきたので、そのまま別室でお会計をして買ってしまいました。

清算をしながら「世界でたった一つのバッグですから、良いお買い物ですよ」と

皆さんに言われ、なにかとても嬉しかったのを覚えています。

 

その時にご縁が出来て、以後、東京で作品展を開くときはご案内をいただくように

なりました。

そのたびにシルクの京都絞りのストールや、パラソルなどを買い求め、

夫には「カモだから」と言われていますが、気に入ったものを買っているのです。

一昨年は琳派が流行していて、夫と二人で観に行き、額に入った尾形光琳作『風神雷神』の

絞りの絵を買いました。 冬には必ず飾っています。

夫婦二人で”カモ”かもしれません。

 

今年は会の代表者の山岡氏が「東京での展覧会出動は今年限り、後は後継者に任せる」と

お手紙が来ましたので、出かけてご挨拶をしました。

京都へ行ったら会えるのですけど。

今年は2020年東京オリンピックが開かれるのを記念して、鳥獣戯画の”スポーツ編”と題して

かなりお遊び的な絞り展でした。

国宝の鳥獣戯画の絵を絞りにしたものは数年前に見せていただきましたが、これも圧巻でした。

今回は、原画と違うということで写真OKでしたので写してきました。

 

表彰式のカエルとウサギです。 授与者はサルです。

金・銀・銅のすべてを独占で国旗も日本が3つ。こうなればいいなぁということですね。

このすべてが絞りなのです。笑ってくださいということでしょうか。

 

笑ったところで、他の作品も見せていただきました。

着物を買おうとしている人がいたり、バッグやお財布、ストール、パラソルなど

相変わらずでしたが、私はまたもやバッグを買ってしまいました。

他に並んでいたものと段違いの絞りの技術が出ていて、今日買わなければいつ買うの?!

と心の声が叫ぶのです。

 

私は以前京都で買った例の”後ろ髪が引かれて買ったバッグ”を持っていたのですが、

山崎氏や職人さんたちから「あぁ、これぇ」と感嘆の声をあげられ、

皆さん「なつかしいなぁ」と触っていました。

大切に使っているので、今でもきちんとしていて「これ棚に並べましょうか?売れちゃうかも」と

私が言う冗談にみんなで大笑いしました。

 

すっかり冬の気候になった東京・銀座の街は、風も気持ちよく、買ったバッグを手にして

ご機嫌で帰りました。

 

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