みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

年末のご挨拶

2023-12-25 15:13:56 | 日記

今年も残りも少なくなりました。

12月は実に忙しい日々でした。

今年はマンション理事に当たってしまい、不運なことにいろいろなことが起こりました。

まだ、何一つ解決をしていません。

年が明けてからの解決になります。

家の中ではお風呂の改装、リビングとダイニングのカーテンの取り換え工事が

1月に控えています。

12月は私の人間ドックの精検と猫のKUUの体調の悪さが重なり、人間も猫も

病院通いでした。

私は毎年のことに検査センターの過剰診察で精検では「あなたは健康です」と言われ、

KUUは先週末に”まずまず健康です”と出ました。

ただし、年明け3月に8歳になるので、「これからは年1回の健康診断などは

受けてください」と言われています。

私は昔の猫のように、猫は猫らしく自然に生きるのがいいと思っているので、

健康診断など止めてきたのですが、「毎朝4時に吐きます」などと受診に行くとなると

そうは行かないのかもしれません。

昼寝中のKUU

最近は私によく甘えます。

それでも抱っこを嫌い、一緒に寝ようとしないので、私はニコニコと

笑顔を向けるだけです。

私が1日用事があって朝から出かけると玄関にずっとうずくまっているそうです。

夫が「寒いだろ」と抱いてリビングに連れてきても、すぐに走って玄関に行き

私が帰るまでうずくまっていた話を聞くと、胸が熱くなります。

私がいると昼寝もよくします。安心なのでしょうか?

この寝顔を見ると私は健康でいてKUUを看取るまで死ねないと思います。

子供は自立して家から出ていきますが、猫は違います。

と、こんなことを考える年末です。

明ける年はどうぞ良いお年でありますように。

ありがとうございました。

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遅い秋の色

2023-12-15 14:59:53 | 日記

リビングから見る今年の秋です。

秋には程遠くいつまでも暑い日々がやっと行ったと思ったら

気象予報士によると、まだ20度を超える日があるようです。

気が付くと我が家に秋の色が現れました。

ベランダのイチジクの葉が黄色になり、秋がやって来ています。

今年もいっぱいの実を成らせてくれてありがとう!

とは言え、間もなく今年も終わろうとしています。

年の最後までいろいろあるようです。

 

先週、猫のKUUを病院へ連れて行きました。

2週間近く毎朝4時に吐き声が聞こえ、吐いているのです。

前日のフードを形のまま吐いていることもあり、さすがに普通ではないなと思いました。

と、思ったときは大抵ペット病院は休診です。

翌朝開院と同時に電話をして、予約もなしでいつもの主治医に懇願しました。

触診の後、全身のレントゲンとお腹の超音波と血液検査を受けました。

初めての経験でKUUは暴れたようでした。

疲れた顔の看護師さんはそれでも笑顔で「KUUちゃん頑張りましたよ」と仰ってくれました。

結果は「腸の動きが悪いようです」と「胃の調子も悪いですね」でした。

それぞれの薬とこの体調に良いと言われているキャットフードのサンプルをいただいて帰りました。

薬が効いたのか、翌朝から、もう元気いっぱいでビックリです。跳んで走っています。

最近おとなしくなり「この子も大人になって静かになった」と思っていましたが、

実は体調がすぐれなくて静かだったようです。

こちらの言うことは何でも判ると思っていても、人間の言葉で「あたち苦ちいの」と言えず、

解ってやれなくて、申し訳なかったです。

キャットフードは”消化を助けるキャットフード”で、治療のキャットフードではなく、

普通に食べ物として与えても良いと言われましたので、食べ物の変更を考えています。

実は本日、診断から1週間経ったので検診日だったのですが、

獣医さんの事情でお休みしていると電話があり検査は来週に持ち越されました。

この1週間の状態もお話したいし、獣医さんもKUUの腎臓を心配して「おしっこを採りたい」

とお話していらっしゃったとのこと。

猫の採尿は難しいらしいので、またKUUは暴れると思います。

「はい、おしっこしなさい」と言って「はい」とはいきませんから。

年内に決着するといいのですが・・・

 

今日は寒く、明日は暑いとか、こんな気候じゃ人間の体も参ります。

 

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正月の本

2023-12-09 08:53:33 | 日記

今年は嫁の重病が1年間を占め、気が重くなるばかりの1年でした。

というわけで、年末も正月も息子一家や娘夫婦も集まらないことにしました。

それぞれの家で過ごす正月にして、我が家老夫婦もおせち料理を簡略化することにしました。

正月はテレビがつまらないので、こうなると読書しかありません。

 

私は中学時代に川端康成の文章が好きで生家の書斎にこもって読み漁りました。

私の家には亡き父が残した書籍が書斎にいっぱいあり、「勉強します」と言っては

ひとり書斎にこもって陽が落ちるころまでいろいろな本を読みました。

大人になった私はそのころの読書が私の人間を形成したと思っています。

だから私だけ家族のみんなと人間が違うのだと思っているのです。

川端の文はゾクゾクするような色気があり、一人情景を描いては心を揺れさせていました。

そのころの癖が残っているのか、その後好きになった山本周五郎の文では”行間を読む”ようになり、

文に表していないのに行間から溢れる情景を想像して心を熱くしていました。

 

高校生になってからは三島由紀夫の文で多すぎる表現に戸惑いながら読み続けました。

その三島は忘れもしない1970年冬、率いる『楯の会』の青年たちと市ヶ谷の自衛隊駐屯地に突入し、

自衛官を集合させ「立ち上がれ!」と演説をしました。

その様子はテレビ中継され、全国民をテレビの前に釘付けにしました。

立ち上がるどころか三島演説にヤジを飛ばす自衛官たちを見て「そうか、その気にならないのか」と

力なくつぶやいた三島はバルコニーから総監室に戻り、切腹をして楯の会幹部が介錯しました。

テレビでは、そのすべてを見ていた当時の総監の記者会見もありました。

自分の演説が自衛官に受け入れられ、クーデターが起こるとは思っていなかったと思っています。

自宅に運ばれた遺体を訪問する川端康成氏の顔は歪んで見えました。

なぜ、そんな行動をしたのか、知識のない私には創作に行き詰った末に、

死に場所を探した”三島の美学”ではないかと思えるのですが・・・どうでしょうか。

 

あれから50年余が過ぎ、私は三島の本をこの正月はもう1度読もうと購入しました。

3カ月前くらいに北大路欣也さんの映画『八甲田山』を観たくて初めてアマゾンを利用しました。

アマゾン会員になったので、今回も古い三島文学を購入しました。

図書館とか電子図書とか利用するのは苦手なので本を注文しましたが、

届いた本4冊は新品そのもので大満足です。

 

『豊饒の海』4巻

今年のお正月は三島文学一色です。

 

ベンガル猫のKUUです。

珍しく病の中にいます。

ここ2週間ほど毎朝食べたものを吐いているので様子見でしたが、

昨日はとうとう病院へ連れて行きました。

とにかく食べ物には好き嫌いがあり、ちょっと慣れると「もう飽きたわ」と食べないので、

食べ物はいろいろ替えてきましたが、中にはオヤツ感覚で『グルメ』というものも加えていました。

その一種を小さいからか10gほどを丸のみしていて、消化せずに硬いまま吐いていたのです。

さすがに、これでは病院へ行くしかないでしょう。

動物病院でありながら予約せねばならず、「それでは困る」と

予約と予約の間に横滑りさせてもらいました。

みんな主治医持ちです。

ウチのKUUにも主治医がいます。

触診ではわからず、血液を採ったりレントゲンを撮ったりしました。

慣れない初めての”仕打ち”だったせいか、暴れたようです。

検査室から出てきたKUUは、私に向かって恨めし気な顔をして見せました。

結果は「腸の動きが悪い」ということと「胃の動きがよくない」ということで、

薬が出てそれを飲んでから1週間後にまた検査です。

キャットフードも”試し食い”と称して、2種類もらいましたが、

これは新しいモノだからか、喜んで食べています。

 

もうひとつ、明け方の寒さで吐くこともあると言われたんです。

猫は家の中で自分が一番過ごしやすい場所を見つけて過ごすと思います。

家族の布団では絶対寝ないKUUは、毎日リビングのソファのムートンの上で

気持ちよく寝てるはずです。

信じられないのですが、指摘を受けて昨夜は夜通しエアコンをつけてみましたが、

今夜からは明け方つくように、リモコンで入力しようと思っています。

KUUは野生のベンガル猫の子孫で、雄々しいはずなのに・・・

 

昨日は帰っても大きな声でギャーギャー鳴くばかりで、きっと怖かったのでしょう。

夜になってやっと落ち着いて寝ましたが、私たちが移動するとすぐに走ってきて

「どこにも行かないでぇ」と甘えていました。

 

お食事中

 

ムートンの上は気持ち良いのだ!と眠りに入ります

 

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今年の人

2023-12-04 14:39:48 | 日記

今年もあと1カ月に満たなくなりました。

そこで私の中で今年特に気になった人を記してみたいと思います。

まずは直木賞作家の伊集院静さん。

その昔、女優・の故夏目雅子さんと結婚したときにはじめて知った名前なのですが

彼の文を読むにつれて惹かれていきました。

特にエッセイには珠玉のものがあります。

毎年成人式に書かれる新成人に向けた文章には心打たれています。

確かサントリーの新成人に向けたお酒の宣伝に使われていると思います。

これは数年前の文章ですが

「成人になった君たちへ。

人間は生まれるときも死ぬ時もたった一人です。

その間にどれだけ有意義な道を歩き

たくさんの知己を生むことが出来たのか

それこそが大事なのです。」(正確ではありません。要約です。)

というものがありました。

この文章はいまだに私の心を残っています。

その後の文章も、何が生きる上で正しいことなのか考えさせられてきました。

つい先だって、伊集院さんが亡くなり、もう新しい文章を読むことができないのです。

伊集院さんの仰るように悲しいことですが、人は誰でもいつか亡くなります。

 

もう一人の方は、まだまだお元気です。

今年御年80歳、傘寿を迎えられました。

俳優の北大路欣也さんです。

今年の文化功労者となられました。

朝起きると、夫が「あなたの好きなナントカちゃんが文化功労者になったよ」

と新聞を読んで言うのです。

いつも『欣也ちゃん』と呼んでいるものですから。

私は国が授ける章のようなものは好きではありませんが、

この夫からの情報にはパジャマ姿で心から喜びました。

夫が言うのは

「今まで事件も起こさず、これからも穏便に過ごしそうな俳優の代表だな」だそうです。

 

私はこの方を小学生のころから存知上げています。

お父様は東映時代劇の市川歌右衛門さん、欣也さんは時代劇のサラブレットとして

中学1年生の時『父子鷹』という映画で若い時の勝海舟としてデビューしました。

私が生まれ育ったところは北海道のまあまあ都会です。

映画館が2つあり、ひとつは洋画専門館、もうひとつは邦画専門館でした。

何も娯楽のない時代に映画だけが娯楽で、祖父に手を引かれて映画三昧の日々でした。

また前にも書いたことがありますが、その当時の東映時代劇重鎮の脇役が

我が街の出身で、ご実家がありました。

東映時代劇に出演されている俳優さんたちは、私たち映画好きにとってはヒーローです。

欣也さんはデビューのときからハンサムでスラーっとして、声がよく通り、

大好きな俳優さんでした。

高校時代でしょうか、家康が人質のときから信長に対するまでの長い時間を演じ、

馬は中学時代に乗馬指導員の資格を持つほど上手でしたし、長セリフを朗々と吟じ、素晴らしかった。

私の生活の中でなくてはならない存在でした。

その人と会うことが出来たのです!

大学生活のために東京に来て、あらゆる新劇の舞台を観ました。

忘れもしない『オンディーヌ』というフランス戯曲の舞台で

前列から3列目にいた私の真ん前に立ち、ジッと私を見つめてくれたのです!

誰かのセリフの間それは続き、私は恥ずかしくてどうかなりそうでした。

新聞劇評には「北大路が圧巻、しかもこんなにタイツが似合う俳優がいるとは!」

というのもはっきりと覚えています。

”ジッと見つめてくれた”とは私の勘違いであることは知っていますよ。

でもファンとは勘違いして喜ぶものなんです!

 

今、時代劇はテレビでやっています。

CSには時代劇専門チャンネルもあります。

欣也さんは昔から実年齢より若く見え、40代でも20代の若殿を十分演じられます。

現在、若い時の時代劇を放映していますが、剣士の欣也ちゃんは素敵です。

柳生十兵衛役で新陰流の立ち回りの素晴らしいこと!

剣士だけに背筋がピンッとしていて、現代の服を着ても姿勢の良さは驚くほどです。

今は80歳ですが、まだまだ立ち回りをこなしています。

一番新しい作品は『三屋清左衛門残日録』の7作目なのですが、まだ放映されていません。

楽しみにしています。

年を重ねて温厚な大人の顔を見せてくれ、それはそれで素晴らしいのです。

良い役者になったと思います。

とかく私のすることにチャチャをいれて揶揄う夫ですが、欣也ちゃんに関しては

「こんな役者はそうはいないよね。」と褒めています。

今年 文化功労者に選ばれていい年になったでしょうが、まだまだお元気でいて
私のようなファンを楽しませてほしいです。

写真を何枚か用意しました。

 

柳生新六郎 (時代劇専門チャンネルテレビからお借りしました)

42歳の欣也ちゃんです。

 

三屋清左衛門(時代劇専門チャンネル・マガジンからお借りしました)
80歳の欣也ちゃんです。

 

素顔の欣也ちゃん 80歳です(カタログハウス・マガジンからお借りしました)

赤字のサインはご自身のサインです。書も上手なんです。

 

これらを見てにんまりしている私は・・・平和だよね

 

 

 

 

 

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12月になりました

2023-12-01 10:11:39 | 日記

遂に2023年最後の月になってしまいました。

1月に「まだ2023年になったばかりだけど、すぐに12月になってしまうのよね」などと

言っていたけど、まさにその通りです。

ついこの間の正月準備が嘘のようで、今また年の終わりです。

2023年はいろいろありすぎて振り返りたくもありません。

新しい年はどんな年なのか、何も解決していません。

 

11月に恒例の人間ドックに行き、その結果が出ました。

もう癖になったかのような眼の精検指示と昨年から言われている糖代謝の指摘ですよ。

左眼は視神経乳頭陥凹の拡大を数年前から言われています。

これは「緑内障の兆候がある」ということらしいです。

近所の眼科医院で精検を受けましたが「何でもない」と医師は首をかしげます。

そして翌年のドックでは”異常なし”と言われ、今年はまた視神経乳頭陥凹拡大の疑いと言われる・・

これって何なんでしょう?

今年は別の眼科医のところへ行き精検を受けました。

まだすべての検査が終わってはいませんが、来週は視角検査をします。

 

糖代謝についてはかかりつけ医にドック検査表をすべて見せて相談しました。

医師はざっと表を見て

「私にはこの検査をしている病院が検査の基礎数値を上げて、外来患者を増やそうとしているとしか

思えませんね」と仰るのです。

「私の所見によると、あなたは健康体ですよ」とも。

医師によると、「腎臓も肝臓も心臓もAランクで肺は結核の跡があるのはどうにもならない、

胃にポリープが多少あっても良性だと言っているし、他は多少数値が高いところもありますが、

そんな人はたくさん居ます。病院へ行くほどのことはない」そうです。

ただ『歳をとっていくに従って、太りがちになり糖代謝も上がるものです。あなたは痩せていて運動もしている。

お菓子などをグダグダ食べて過ごさないように』と言われましたので気をつけたいと思っています。

というわけで今年の健康チェックは終わりました。

歳をとるにつれてお酒の量も減りました。

お菓子は昔から食べないので、この先はお酒の量は心せねばなりません。

 

 KUUです。

写真を撮らせてくれないので、美形なのにお見せできません。

 

ウチに来たときから遊んできたネズミのゴムひもで繋がれ竿に結ばれているおもちゃが

壊れました。

乱暴なので1カ月ともたなく、しょっちゅう買ってきたのですが、最近このおもちゃが

店頭に並ばなくなり、買えなくなりました。

しょんぼりとおもちゃ箱を見ているので、なんとかしなきゃと思っていたら、

近所のダイソーで手ごろな大きさで肌触りの良いネズミを見つけました。

吊り下げるように口のところに紐が輪になって付いていたので、前のゴム紐と竿を結び

フラフラ揺すったら大喜びです。

私が揺すりKUUが飛びついてゴォォとかニャオンとかニャゴーとか唸るのですが、

ソファの影から覗いて目が合うと、ネズミを咥えてきて私の膝に載せて自慢げにするのは

今までのネズミおもちゃと同じです。

つまり猫が獲物のネズミを捉えるのと同じ気持ちなんでしょうね。

私とKUUのこの遊びを夫は「うるさい!」と怒鳴りますが、「野生の性分を理解しなさい!」と

言っています。

この遊びは1日1回はおねだりされますし、あとは家中を走り回ったり、エサを食べたりとか

家猫の1日はつまんないものです。

今一番のお気に入りネズミ。コオーちゃんと名付けました。

 

次は2番目のお気に入りネズミのクロちゃんです。しっぽ長いです。赤耳です。

 

 

 

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